岡山県倉敷市にあるマスカットスタジアムは、
日本で最高レベルにある野球場だと私は思っている。
外野に天然芝を敷いた広くて美しいグラウンド。
(内野にも芝があれば言うこと無し!)
どの位置からでも観やすい観客席。
大きな屋根に覆われた眺めの良い上段席。
ここ数年ばかりは必ず一度はここで何らかの試合を観ている。
今年はJABA岡山大会も都市対抗中国予選も行ってなかったが、
高校野球岡山県大会の最終日にやっと行くことができた。

《第一試合》*三位決定戦*  倉敷工業高校3−2岡山城東高校

倉工 010 000 200=3 H9 E2
城東 000 200 000=2 H6 E2

倉工:田村−大庭   城東:中谷、奥橋−山本

4回表に到着。
下段席、上段席のそれぞれから球場の写真を撮ったりしているうちに
4回裏に城東が中谷のスクイズなどで2点を取って逆転していた。
7回表の倉工は1アウト二、三塁。
ここで投手の中谷と二塁手の奥橋が入れ替わる。
その替わり端、田中がその二塁を強襲する安打で3−2と再びリードした。
最終回、城東は一打同点サヨナラの場面もあったが及ばず。
倉工は岡山3位として中国大会への進出が決まった。

《第二試合》*決勝戦*  関西高校6−1倉敷商業高校

倉商 000 100 000=1 H5 E0
関西 001 002 21X=6 H10 E0

倉商:西山、藤井、田野−小野   関西:ダース、西所−平井

関西の先発がダースとアナウンスされ、
下を向いてスコアメモを取っていた私は思わずスコアボードを見た。
「どこの子なんやろ?」
名前は“ダース”でも背番号は11(惜しいっ!・・・って何が?)。
右投げの本格派投手で、上背があり腕が非常に長く見える。
安定感はいまひとつのようだが、今度観たときにどれだけ成長しているか。
ちょっと覚えておこう。
5回から登板したエースの西所(にしどころ)はスリークオーターの右投手。
どちらかといえばややサイドスロー気味で、制球が非常に良い。
5イニングで被安打2、無四球無失点だった。
倉商は4番・捕手の小野が3安打とよく当たっていた。

帰宅してから『報知高校野球』2004年7月号を引っ張り出してみたら、
ダースの名前があった。
フルネームはダース・ローマッシュ・匡(たすく)。
父がインド人、母が日本人。奈良県生駒市出身でまだ1年生らしい。
7月に瑞穂球場で中部大一の朱大ヱを観たときに続いての偶然。

帰りはちょっと時間がかかるかな、と思っていたのだが、
結局はプレーオフのTV中継を2回裏から観ることができた。

------------------------------------------------------------

昨日TVを気にしながら上の文をまとめていたわけですが、
書いたのを忘れないうちに出しておこうと思ったもので。
今、これだけの文を書けるような気力は、正直言ってありません。

週末まで何も書けないかも・・・。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索