予行演習?

2004年10月10日 野球
南港中央球場へ関西学生野球第7節を観に行った。
(これで3週間続けて住之江公園を通過していることになる)
昨日は雨で流れて、今日が1回戦。
とにかく暑かった。

《第一試合》 同志社大学2−1関西大学

関大 000 010 000 000 0=1 H2 E2
同大 000 100 000 000 1=2 H8 E1
(延長13回)

関大:岩田−乙須  同大:染田−桑原

関大の岩田稔(3・大阪桐蔭)、同志社の染田賢作(4・郡山)。
両投手の持ち味が充分に発揮された熱戦は延長13回までもつれた。

同志社は4回裏、1アウト満塁で尾上幸也(2・玉野光南)が二ゴロ。
二塁手が処理に手間取り、その間に三塁走者が生還して先制。
染田は5回表先頭の山田裕貴(2・明徳義塾)に初安打を許した。
その山田が犠打で二塁に進み、そして三盗を試みる。
捕手・桑原宏弥(4・倉敷商業)の三塁への送球が大きく逸れ、
山田が同点のホームに。

そこから試合は膠着状態になり、
6回以降はともに三塁を踏めないまま延長戦へと突入。
どちらかと言えば岩田のほうに疲れが見え出してきたような…。
連盟の規定によって、13時(試合時間3時間)を過ぎると
新しいイニングには入らないというアナウンスが13回に。
13回裏、先頭打者は4番の阿部文哉(4・杵築)。
岩田の3球目を高々とレフト方向へ打ち上げ、その球はフェンスを越えた。
岩田にとってはこの試合初めて打たれた長打が、
サヨナラ本塁打になってしまった。
染田被安打2、奪三振11に対し、岩田は被安打8、奪三振12。

同志社、関大ともこの試合は応援団の男子リーダーが来ていて、
メンバーは同志社のほうが多かった(吹奏、チアは無し)。
関大のアカペラ応援はわりと見慣れているのだが、
同志社は全部揃うか全部来ないかのどちらかしか見ていないだけに
今日の応援は妙に新鮮だった。
おまけに同立戦と違い全部のリーダーの動きが見えるので
『同志社アトム』の振り付けなど、楽しませてもらった。

第一試合の途中から、三塁側のスタンドでなにやら設営をし始めた集団が。
どうやら立命館大学の放送局らしい(ジャンパーに“RBC”の文字)。
第二試合を実況していたのかも知れないが、再来週の予行演習か?

《第二試合》 関西学院大学9−0京都大学

京大 000 000 000=0 H6 E0
関学 010 201 32X=9 H13 E0

京大:土屋、江藤、熊本、天満、尾藤−岡田、吉村甲
関学:加藤学、橋本、金子−清水誉

関学の主将・4番の相原一紀(4・今治西)が4打数4安打。
2回、4回(三塁打)、6回とそれぞれの回に先頭打者として安打を放ち、
さらに本塁を踏んでいる。
4本目は7回裏ノーアウト満塁からセンターへの2点適時打と大活躍。
7番の渡邊祥一郎(3・報徳学園)も二塁打2本を含む3安打で
関学の今季初勝利に貢献した。

京大は6回に河原林哲(3.膳所)、伊藤慎哉(4・松山東)の連続安打で
好機を作るも得点にはつながらず。
エース土屋真司(3・西城陽)が5回3失点で降板したのも痛かった。

この試合、何が驚いたかと言えば、
一塁側関学応援席に総勢100人近い応援団が陣取ったこと。
チアも30人ぐらい居るし、吹奏も楽器を持つメンバーだけで60人ぐらい。
南港では打楽器の制限があるらしく、パーカッションは控えめ。
♪風に思う空の翼、輝く自由、Mastery for Service〜(『空の翼』)
の部分で入るはずのシンバルが無いのには拍子抜け。
でも、南港でここまでやってええん?と思うぐらい賑やかに応援していた。
『サンバKG』を聴くと「Defense!(×4を2セット)」とコールしたくなる(笑)
(京大なら『テキーラ』で「♪Defense!♪Defense!♪Defense!♪OK!」)
アメリカンフットボール京大戦応援の予行演習でもあるまいが。
京大も人数は少ないが男子リーダー、チア、吹奏の3部構成応援。
草?剛のBOSSのCMを見ると京大の野球応援を思い出すのだが、
あの『狼少年ケン』もかなり前からレパートリーにあるよなぁ。

プレーオフ第4戦はホークスが4−1で逃げ切り。さぁ明日だ明日!
その瞬間までには帰ってこようっと。

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