【8月28日の日記】

羽田空港に9時前に到着して、その足で直行すれば東京ドームの
第一試合開始には間に合うはずだが。
帰りに急がなければならず、お土産を選ぶ暇が無いときのことを考え
先に買うものを買ってゆうパックで自宅へ送っておく。
なにぶん病み上がりの身ゆえ(笑)、重い荷物を肩から下げて
移動するのが大変なもので、できるだけ乗り換えが少ないよう
京急羽田から都営地下鉄三田経由で水道橋へ。
必要最小限?以外の荷物はコインロッカーに預けて、
そんなこんなで東京ドームのネット裏に着いたのは第一試合の3回裏。

《第一試合》京都市・日本新薬9−0広島市・リースキン

新薬は橋本健太郎〜南大介〜田中大介の完封リレー。
橋本の球は打者の手元でスッと伸びるように見えた。
打者の内側の厳しいところもドンドン突いてくる。
スピードガンの数字だけではわからない投手だと思う。

西京極でお馴染みの新薬の応援を東京で聴くのはこれが初めて。
マスコットガールが青いクマの縫いぐるみを持ちながら、
『チャイナ』に合わせてリズムを取っていたのが可愛かった。

リースキンの試合は初めて観たのだが、ユニフォームの上半身は
後姿がいにしえの近鉄バファローズそっくり。
横で観ていた東京の師匠と背番号を見ながら、
当時のバファローズの背番号談義を時々。
しかし、胸のマークは“LEASEKIN”なのに、
スコアボードのアルファベットが

R

になっていたのはどういうことなんだろう。

《第二試合》豊田市・トヨタ自動車5−3長野市・NTT信越硬式野球クラブ

信越がリードすればトヨタが追いつく、という展開の好ゲームだった。
信越の先発は伏木海陸運送から補強の橋本渉。
Bu→Gの阿波野秀幸を彷彿とさせるフォームで、
昨年の選手権、松下電器戦での好投が記憶に新しい。
別のエリアで観ていた友人に言わせると
「調子はあまり良くなさそう」
だったが、そうとは思えない巧いピッチングだった。

トヨタは吉見一起がまずまずの好投を見せ、
7回からは長野商業出身の金子千尋。
かつて母校で聴いた応援曲をマウンドで聴く心境は如何に(笑)

トヨタのキビキビした応援は結構好きで楽しんでいたのだが、
その一方で何気なく信越のこれまたアツイ応援席を眺めていると
「あれ?今ステージに上がってるの、Mさんとちゃう?」
と知人の姿を発見。隣に居た友人に双眼鏡を貸して確認してもらう。
「なんでそこに居るんやぁ〜!?・・・ちょっとぉ、カッコええがな!」
おまけに楽団の中には顔見知りも居るし。
この試合はスコアを付けながら観ていたが、居ても立ってもおられず
9回表だけはそれを放り出して三塁側の総立ちの中へ加わった。
ちなみに『信濃の国』の歌詞はまだ覚えきれていない。

《第三試合》狭山市・ホンダ3−0横須賀市・日産自動車

試合途中でホテルにチェックインしに行ったため、中抜け状態。
確か3回表が終わって一旦出て、5回裏に戻って来たんだっけ。
宿がドームに近いのは良いことだ。

戻ってきていきなり日産の宮田仁が金子洋平、平間靖教に
連続ソロホームランを浴びた。あちゃー。
昨年選手権優勝の日産がわずか3安打で完封負け。
打てなかった、と言うよりもホンダの橋本義隆があまりにも良すぎた。

ホンダと言えばお馴染み『全開ホンダ』。
私は1996年の大会(大阪ガス戦)で初めてそれに触れたわけだが、
その時よりもちょっとテンポがスローになったような気が。
でも熊本よりは速い。鈴鹿の『全開』はもう神ワザの速さだが。
日産は相変わらずの『突撃のテーマ』。でも微妙に変わってしまった。
最終回の重低音響きまくりの『突撃』はただただ凄かったけど。

今日の日程が全部終了、外に出ると色んな方々との再会が待っていた。
まるで田舎の同窓会状態(笑)
時間の都合でロクに挨拶もできなかった方も居たのは残念だが、
なんだかとても嬉しいひとときだった。
うち数人と師匠行きつけのお店で宴会。
上機嫌な午前様で宿に戻った。

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