高校野球は甲子園のみにあらず。
2004年8月8日 野球昨日から“夏の甲子園”全国高校野球選手権が始まり、
早速初日から甲子園に足を踏み入れて来た。
今日の第2日は、2000年夏の決勝と同一カードあり
(岡山理大附vs桐生第一)、
報徳学園vs横浜の強豪対決あり、と話題性充分の対戦が並ぶが
甲子園とはちょっと違う方向を今日は選択した。
甲子園で行われているのは硬式野球。
高校野球には軟式の大会もあり、8月下旬に明石公園を中心に開催。
今年で第49回を迎える。
その軟式大会の予選はなかなか観る機会に恵まれなかったが、
たまたま今年は橿原公苑で近畿予選が行われることを知り、
行ってみることにした。
近畿予選は奈良、京都、滋賀、和歌山の4府県で1つの枠を争う。
以前は北と南に分かれていた。
大阪、兵庫は単独枠で、初芝富田林と神港学園が初出場を決めている。
《第一試合》
東大寺学園(奈良)
000 010 000 1=2 H6 E1
000 000 010 0=1 H2 E4
東 山(京都)
東大寺:三浦−樋口 東山:上田−三宅
5回表の東大寺の先制点は1アウト二塁から、
ピッチャー前バント安打に送球ミスが重なる間に入り、
8回裏の東山の1点は2アウト三塁からの暴投。
東山は9回裏にサヨナラのチャンスを得たが、東大寺の堅守に阻まれた。
10回表、東大寺は2アウト二塁の場面で4番・桝がショートゴロ。
これが内野安打となる間に二塁走者が生還し、決勝点に。
《第二試合》
古 座(和歌山)
000 001 000=1 H5 E5
001 001 02X=4 H5 E0
比叡山(滋賀)
古座:尾屋−森 比叡山:高橋、福田−當
3回裏、比叡山は内野ゴロの間に1点を先制。
古座は6回表に走者を二塁に置き、4番速水がワンバウンドで
レフトフェンスを越えるエンタイトル二塁打で同点に追いついた。
比叡山もすぐにバッテリーミスから再びリード、
8回裏には2四球と3失策、ノーヒットでさらに2点を奪った。
東大寺学園vs比叡山の決勝は明日、橿原公苑で行われる。
比叡山は学校法人で言えば“延暦寺学園”であり、
東大寺と延暦寺の対決ということになる。
日本史の世界では延暦寺に対するのは同じ奈良でも興福寺で、
“南都北嶺”とか言われていたような気がするけど。
硬式とは打球音も球の弾みかたも全然違う。
なにしろ球が遠くへ飛ばないから、外野手も硬式の定位置より
前のほうで守っている。
軟式球を使っているからこそ観られるプレーもあって面白い。
硬式に比べれば観客もずっと少ないが、
純粋な部活動の試合らしい、何とも言えず良い雰囲気がある。
こちらも真剣勝負であることには違いはないのだが。
今日試合をした東大寺、古座には硬式野球部がない。
しかし、軟式野球部はともに全国大会出場の経験がある。
全国には、硬式ではなく軟式だけで活動している高校もかなりあり、
四日市(大分)、河浦(熊本)、昨年優勝の大津(山口)などは
その中の強豪として知られる。
甲子園ではなく明石を目指す、これも高校野球。
硬式の甲子園だけでは見えて来ないものが、
軟式高校野球の世界にはある。
早速初日から甲子園に足を踏み入れて来た。
今日の第2日は、2000年夏の決勝と同一カードあり
(岡山理大附vs桐生第一)、
報徳学園vs横浜の強豪対決あり、と話題性充分の対戦が並ぶが
甲子園とはちょっと違う方向を今日は選択した。
甲子園で行われているのは硬式野球。
高校野球には軟式の大会もあり、8月下旬に明石公園を中心に開催。
今年で第49回を迎える。
その軟式大会の予選はなかなか観る機会に恵まれなかったが、
たまたま今年は橿原公苑で近畿予選が行われることを知り、
行ってみることにした。
近畿予選は奈良、京都、滋賀、和歌山の4府県で1つの枠を争う。
以前は北と南に分かれていた。
大阪、兵庫は単独枠で、初芝富田林と神港学園が初出場を決めている。
《第一試合》
東大寺学園(奈良)
000 010 000 1=2 H6 E1
000 000 010 0=1 H2 E4
東 山(京都)
東大寺:三浦−樋口 東山:上田−三宅
5回表の東大寺の先制点は1アウト二塁から、
ピッチャー前バント安打に送球ミスが重なる間に入り、
8回裏の東山の1点は2アウト三塁からの暴投。
東山は9回裏にサヨナラのチャンスを得たが、東大寺の堅守に阻まれた。
10回表、東大寺は2アウト二塁の場面で4番・桝がショートゴロ。
これが内野安打となる間に二塁走者が生還し、決勝点に。
《第二試合》
古 座(和歌山)
000 001 000=1 H5 E5
001 001 02X=4 H5 E0
比叡山(滋賀)
古座:尾屋−森 比叡山:高橋、福田−當
3回裏、比叡山は内野ゴロの間に1点を先制。
古座は6回表に走者を二塁に置き、4番速水がワンバウンドで
レフトフェンスを越えるエンタイトル二塁打で同点に追いついた。
比叡山もすぐにバッテリーミスから再びリード、
8回裏には2四球と3失策、ノーヒットでさらに2点を奪った。
東大寺学園vs比叡山の決勝は明日、橿原公苑で行われる。
比叡山は学校法人で言えば“延暦寺学園”であり、
東大寺と延暦寺の対決ということになる。
日本史の世界では延暦寺に対するのは同じ奈良でも興福寺で、
“南都北嶺”とか言われていたような気がするけど。
硬式とは打球音も球の弾みかたも全然違う。
なにしろ球が遠くへ飛ばないから、外野手も硬式の定位置より
前のほうで守っている。
軟式球を使っているからこそ観られるプレーもあって面白い。
硬式に比べれば観客もずっと少ないが、
純粋な部活動の試合らしい、何とも言えず良い雰囲気がある。
こちらも真剣勝負であることには違いはないのだが。
今日試合をした東大寺、古座には硬式野球部がない。
しかし、軟式野球部はともに全国大会出場の経験がある。
全国には、硬式ではなく軟式だけで活動している高校もかなりあり、
四日市(大分)、河浦(熊本)、昨年優勝の大津(山口)などは
その中の強豪として知られる。
甲子園ではなく明石を目指す、これも高校野球。
硬式の甲子園だけでは見えて来ないものが、
軟式高校野球の世界にはある。
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