昨日(19日)の日記の続き。

津から近鉄特急に乗れば名古屋まで1時間以内、としたら。
愛知大会を観に行けるかも知れない。
津駅の売店でスポーツ紙を買って今日の試合予定をチェック。
名古屋駅から最も近そうなのは熱田球場だが、
一度行ったことがあるのでパス。
同じ名古屋市内の瑞穂球場では9時30分から3試合行われ、
第三試合は14時30分の予定。
「よっしゃ、これや!」
で、近鉄特急で一路名古屋を目指すことになった。

名古屋駅から地下鉄桜通線で瑞穂運動場駅へ。
駅にあった周辺の地図をアタマに叩き込み、
クソ暑い中を10分ほど歩くと瑞穂球場が見えてきた。
「やったー!屋根があるぞー!」
愛知大会のパンフレットは500円。
大阪も同額だが、その充実度は愛知のほうが勝っている。
第二試合終了直後で、勝った名東高校が校歌を歌っていた。

瑞穂は屋根もでかいが、グラウンドも中堅122m、両翼99.1mと広い。
人工芝なのはちょっと残念。
三塁後方には陸上競技場、外野席の向こうにはラグビー場が見える。

第三試合は、中部大学第一高校と名南工業高校の対戦。

名南工 000 000 000=0 H8
中部一 000 000 03X=3 H6

名南:吉岡−林(大)  中部:冨田−久島

名南・吉岡朋也、中部大一・冨田逸生がともに丁寧な投球で、
三塁まで走者を進めてもあと1本を許さなかった。
8回裏、中部大一は1アウトから連続四球、さらに暴投で二、三塁。
3番・小川将良のライトへの適時打でようやく2点をあげた。
小川は安打と内野ゴロで三塁に進むと、6番久島健太の打席で
吉岡が牽制球を投げようとして止まり、これがボークに。
三塁から小川が生還。マウンド上でボールを叩きつけて悔しがる吉岡。
この3点で勝負が決まった。
冨田は背番号9で、少し変則気味のスリークオーター右腕。
球速よりも制球で勝負するタイプのような気がした。
9イニングで与えた四死球は2(1つは死球)である。

中部大一で気になったのが、ライトを守っていた背番号7の朱大ヱ。
1年生に見られがちなひ弱さは全く感じられない。
パンフには「140km/hのストレートを武器に打者を打ち取る」とあり、
おまけに長打力もあるらしい。
今日の打席では余計な力が入っているように見え、
無安打に終わったが盗塁をひとつ決めている。
自宅に戻って調べてみると、中国・上海出身。
小学6年で来日してから少年野球で野球を知ったとのことで、
いわゆる“野球留学”ではない。
予備知識無しに、偶然観に行った試合でこんな選手を見つけるとは、
我ながら運が良かった、と思う。
将来が楽しみだ。

ネット裏のやや一塁側に座っていたからか、
中部大一の父兄の方から飲み物の配布を受けたりと
少しだけオイシイ思いもさせていただいた。
瑞穂まで行った甲斐があった、というものだ。

おまけに、この日は名古屋のみなと祭の日でもあったらしく、
帰りの地下鉄では浴衣の女の子たちを多く見かけた。
それもまた良し(^^;

あ、来週また名古屋へ行くことになるんだった・・・。

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