勝利の日まで。

2004年7月16日 野球
母校自慢で申し訳ないが。

私が卒業した高校には硬式野球部があり、発祥は詳らかではないが
創部から100年が経っているらしい。
現在の全国高校野球選手権の前身である全国中等学校優勝野球大会には
第2回大会から参加、夏に関しては準皆勤である。
全国大会は豊中、鳴尾、甲子園(西宮)と開催球場が移ったが、
それぞれの会場まであとひとつまで迫ったこともある。
つまりは地方大会で準優勝3回の実績を持つ。

ただし、最も新しい準優勝は45年以上前のこと。
1968年のベスト8を最後に4回戦より上に進めなくなったどころか、
最近は初戦突破も難しくなってきた。
大阪府で高野連に加盟している高校の硬式野球部の中には、
部員不足で他の部からも助っ人を得て試合に臨むようなところもあるが、
母校についてはそんな話とは無縁である。
そこそこの人数はいつも居て、今年は50人も居るらしい。
でも、負け続けている。

1993年の夏には4回戦まで進んだ。
それ以来、夏はずーっと負け続けていて昨年まで10連敗。
春・秋の府大会も含めれば、1997年春から2001年秋まで勝てなかった時期がある。
そして今年の夏を迎え、今日(16日)が初戦。
私は仕事で見に行けず、携帯の速報で今年も負けたことを知った。

私の母校は卒業生のほとんどが大学へ進むのだが、
そこで硬式野球を続ける者は非常に少ないと思われる。
それだけに、大学野球のリーグ戦パンフに母校の名を見つけると
なおのこと嬉しく思うのだが。
ただ、私の記憶にある夏の勝利を経験した投手はすべて
大学でも硬式野球を続け、公式戦にも登板している。
それぐらいの実力を持つ投手が居たから勝てたのかも知れないが。
今のところ、夏に勝った最後の投手は後に地方の国立大学に進み、
野球部ではリーグ戦でも表彰される投手になった。
そして卒業後は母校に帰り、現在硬式野球部の監督をしている。

今は雌伏の時。いつか報われる日が来ると信じている。
来年はひとつでも勝てますように。

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