アテネオリンピック・野球日本代表の、キューバ代表との壮行試合が
東京ドームで行われていて、TBSがその中継をしている。
“長嶋ジャパン”というフレーズの乱発、なんとかならんのか。

そりゃ、本当なら長嶋茂雄が日本代表の監督としてベンチに居るわけだが、
試合の指揮を執るのは監督であっても、実際プレーするのは選手。
監督の名前で試合をしているのじゃないだろう。
素直に“日本代表”となぜ言えないのか。
ユニフォームに“NAGASHIMA JAPAN”と書いているわけじゃあるまいし。

現役時代をリアルタイムであまり知らない世代の私でも、
長嶋茂雄の存在の大きさはある程度わかる。
一度だけ実際に間近で見て、オーラを感じたこともあるし。
しかし、ここまで長嶋茂雄への思い入れを放送内に込める必要があるのか。
中継が始まってから試合開始までに、もうお腹いっぱいである。

今回の壮行試合には、社会人から4人の投手が参加している。
2人めの投手として坂本保が登板。
テロップには“本田技研熊本”とあった。
現在のチーム名は“ホンダ熊本”として登録されている。
社会人野球の総元締めの新聞社に関連の深い放送局にしては、
不勉強が過ぎないか。
『ZONE』など良質のドキュメンタリーを放送しているわりには・・・。

言っておくが、私は“アンチ長嶋”ではない(“長嶋信者”でもない)。
必要以上にしつこく“長嶋ジャパン”を強調する放送の構成が厭なだけである。
BSの中継のように、副音声で球場音声のみの放送があればなぁ。

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