今日は大阪ドームで、都市対抗阪和第二代表決定戦。
2回表途中にドーム入りした。

NTT西日本
002 000 000=2 H10 E2
000 231 00X=6 H12 E0
松下電器

N西:前田克、粟野、山本、齊藤−幸本、大原  松下:久保−岡崎

その2回表に入るや否や、N西の黒塚浩行がライトへ二塁打。
続く前田敦の打球はレフトの頭上を越すような当たりだったが小坂将商が好捕、
黒塚は二塁に帰れずチェンジになった。
その裏、四球の井上大が田原隆三郎の犠打で二塁に進むと、
岡崎太一の強い当たりは三塁の西田朋生のグラブに吸い込まれ井上帰れず。
同じような展開の2回の表裏だった。

3回表は、1アウトから宮崎昌樹が内野安打で出塁。
一色和也が今度は正真正銘のレフトオーバーの三塁打でN西が1点を先制。
さらに西川勝文が投手強襲安打で一色を還し、3連打で1点を追加した。
西田が死球でN西のチャンスがまだ続くかに思われたが、
松下先発の久保康友が踏ん張りを見せて後続を断ち切る。

N西はベテランの前田克也が先発。
4回裏、先頭の甲斐俊治の打球が二塁とライトの間に飛んだ。
野手が3人お見合いをするような形で安打になり、甲斐はその間に二塁へ進む。
井上の適時打で甲斐が還り、松下はまず1点差に。
田原の犠打、岡崎の安打で一・三塁の場面で箕野豪がスクイズを決めて同点。

5回裏、前田克に疲れが出だしたのか、この回先頭の3番堀啓樹に二塁打、
小坂にも連打を浴びて一・三塁。
甲斐の打席の時に暴投で松下が難なく均衡を破ってしまった。
甲斐を四球で出したところで前田克から粟野智雄にスイッチ。
1アウトは取ったが田原に2点適時二塁打を打たれ、松下のリードが広がった。
6回裏にも堀の適時打でダメを押す。

同点に追いついてから落ち着きを取り戻したのか、
中盤以降は久保本来のクレバーな投球がいいところで見られた。
N西が簡単に打って行ったとは言え、
打てそうな球を投げて打ち取っていたようにも見える。
8回表、西田、川崎博孝に連打を許したが、
遊撃手・田原のファインプレーに助けられて4回以降無失点。
久保は最終回も球の勢いがあり、完投勝利で第二代表の切符を勝ち取った。

N西にはツキもなかったが、記録には表れないようなミスが多かった気がする。
2日の日生戦では何度か好機を掴みながらあと1点が取れなかったが、
今日の試合ではどうだったかと言えば・・・まぁこれ以上は言うまい。

明後日7日は第三代表決定戦、NTT西日本vs大阪ガス。
今日の試合を観たうえで極論を言わせてもらえれば・・・。
第三で負けても舞洲の近畿代表決定戦には出られるわけだが、
この試合を逃せば本大会には出られない、という危機感を持たねば、
仮に近畿代表で東京ドームに行ったとしてもまず勝てないだろうと思う。
下手すれば大阪から4チームが東京ドームに行ける、というのは
今の状況ではあまりにも恵まれすぎ。
そんな環境に安住していてはいけないはずなのだが。

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