今年から再び京都・滋賀・奈良の枠に戻った二次予選。
代表決定戦リーグの第一日を観戦してきた。

《第一試合》

日本新薬
021 030 003=9 H12 E0
010 010 001=3 H11 E3
ニチダイ

新薬:木村、田中−松下
ニチダイ:松本、阿久津、平山、矢野、高尾、高田−松尾、川邊、福田

2回表、新薬は奥隆彰の二塁打と横山誠の犠打野選で無死一・三塁とすると、
ニチダイ松本修の一塁牽制悪送球で難なく先制点。
1アウト後松下和行の適時打でさらに1点を追加した。
3回表は1アウト一塁から藤谷大樹の二塁打で1点、
5回表は奥の2点適時二塁打と相手失策で3点とリードを広げ、
9回表にも2アウト満塁から横山の走者一掃三塁打でダメ押し。
ニチダイも安打数では差はなかったが、
2回、5回の1点は三塁走者が内野ゴロの間に生還、
9回の1点も新薬の中継の隙をついたもので適時打での得点ではない。
走者を置いた場面での生かし方で差が開いたような気がする。

新薬の応援席はお馴染みの同志社大学のメンバー。
チャンスに流れる“チャイナ”では子どもたちも巻き込んで
スタンドを右へ左へと盛り上がっていた。
ニチダイは楽団が6人と少人数だったが、いい音が出ていた。
あの音と曲目とドラムの叩き方からして、龍谷大学のメンバーかも知れない。

《第二試合》

ミキハウス
000 000 002=2 H8 E0
000 000 000=0 H4 E1
大和高田クラブ

ミキ:内山、南−中野滋
高田:寺澤勝−武田

この途中から雨が降り出した。
ミキハウス先発の内山博昭は序盤は特にストライクが先行し、
好調な投球を見せていた。
終わってみれば大和高田に三塁を踏ませなかった。
大和高田の寺澤勝義は毎回のように走者を出しながらも
粘りのピッチングで強打のミキハウスを無得点に抑えていた。
だんだん雨が強くなり、屋根のヒサシから水が滴り落ちるのが見え出した9回表。
先頭の柏野浩二が安打で出塁、代走の林正和を中野宏昭が犠打で進め、
打席にはヘルマン・メサ。
敬遠もありか?と思われたが寺澤は勝負に出た。
メサは寺澤の3球目をレフトへ弾き返し、フェンス直撃の二塁打で均衡を破る。
次打者の濱田政宣もライトへの三塁打で1点を追加。
その裏からミキハウスは南大介がマウンドに立ち、
三者連続空振りの三振で完璧なクローザー役を務めた。

大和高田応援席は走者が二塁に進むと
「ヤーヤドォ〜、ヤーヤドォ〜」
とまるでお祭り騒ぎのようになるのが楽しい。
(あれは元々“弘前ねぷた”の囃子なんだけど)
安打が出たときのファンファーレがかつてのIBM野洲を思い出させた。
ミキハウスは鳴り物が太鼓1ヶだけと少し寂しかったが、
少年野球の子どもたちの声援がよく目立っていた。

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