入院日記(抄)。

2004年6月15日
私の入院中の基本的な生活リズムパターン。

*05:45 起床 散歩
病院の前に公園があって、その遊歩道を歩くだけでも良い気分転換になる。
雨でも降らない限り1〜2時間に1回のペースで歩いていた。
端まで歩くと大阪ドームが見える。

*06:45 ABCテレビ『おはよう朝日です』を見る
自宅ではまだ寝ている時間。
朝っぱらからほんまにテンション高いなぁ、宮根誠司は。

*07:30 病棟に出入りしている新聞屋さんからスポニチを買う
オッちゃんが「おはようございまーす」と低い声でこっそり入ってくる。
私の顔を見るだけで否応無しにスポニチを出してくれるようになっていた。

*08:00 MBSラジオ『ありがとう浜村淳です』を聴きながら朝食
私の朝食はパンである。
ついつい聞きこんでしまうので、歯磨きに行くタイミングが難しい。

*09:00 検温、脈拍、血圧測定など
日勤の看護婦さんがやって来る。
若くて気さくな看護婦さんが多いので話をするのも楽しい。
前回からの顔なじみの人にはついタメグチで会話してしまう。

*10:00 抗生剤の点滴
手術後4日間は2回点滴があった。
私は血管が見つけにくい性質なので、看護婦泣かせの患者だったに違いない。

*12:00 昼食
病院食というカテゴリーの中では、ここの病院の食事はかなりレベルが高いと思う。
毎日あったかいご飯が食べられる。それだけで幸せ。

*16:00 抗生剤の点滴
これも手術後4日間。そろそろ夜勤の看護婦さんがやって来る。
ここまでの間にも、散歩したり、モノ書きをしたり、携帯のメールをチェックしたり。
2日に1回はシャワーを浴びたり。
あまり昼寝はしなかった。夜眠れないのが厭だから。

*17:00 MBSテレビ『ちちんぷいぷい』を見る
番組は15:00から始まっていて、
「私は角淳一です。あなたはどなたですか」
というオープニングを見ることもあるが、お目当ては『血液型ぷいぷい占い』。
あのアニメーションがなんとなく好き。

*18:00 夕食
だいたいラジオのナイトゲーム中継を聴きながら。
パ・リーグの中継が少ないなぁ。

*19:00 NHKテレビ『ニュース7』を見る
あなたは半井小絵と荒嶋恵里子のどちらが好みですか?(笑)
気が向けば夕暮れの公園を散歩。

*21:00 消灯
様子を見に来るのがお気に入りの看護婦さんだとちょっと嬉しい。
ベッドの灯りは点けたままで、ラジオを聞きながらレポート用紙に向かう。
日記を書くのは夜に限るな。うん。

*22:00 就寝
早寝早起き。
入院中だからこそ送れる健康的な生活(笑)

こうして書くと結構楽しそうに思うかも知れないが、
昨年の入院中は、家へ帰れない寂しさ、野球を観に行けないことの辛さの余り
消灯後誰にもわからないように何度か泣いたこともある。
気持ちが沈んでばかりだと、治るはずの病も癒えることはない。
でも、それを救ってくれたのは親しい友人だけでなく、
看護婦さんなど病院で出会った人々との何気ない会話などであったりする。
或る看護婦さんにはおもちゃにされてるな、とわかっていても悪い気はしなかったし、
それだけ親しみを持って接してくれていると思えばむしろ嬉しかった。
(その看護婦さんがもう居なかったのはちょっと残念だったが)

できる限り楽しみを見つけることでもしないと、入院生活などやっていけない。

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