時々、無性に博多へ行きたくなる。
誰かに会いに行くわけでもなく。
ただ足のおもむくまま街を徘徊したい。
玄海灘の潮風に吹かれたり。
ラーメンのスープの香りにまとわりつかれたり。

亡き父の故郷だった熊本はともかくとして、
ホークスが福岡へ行くまでその街のことは全然知らなかった。
1990年の夏、初めて平和台球場へ行って以来毎年1度は訪れている。
移動というのはだいたい体力を消耗するものだが、
特に博多へは元気をもらいに行っているような気がする。

大阪、そして関西の中にドップリ浸かっていると、
そこを離れてみるだけで新鮮な気分になれたりする。
まもなく3月になろうとしているが、まだ一度も関西を出ていない。
私の中にある“旅人の魂”がうずきはじめているようだ。
今月中は無理なので、来月は日帰り程度でちょっと遠出をしてみよう、と考える。

『博多学』は昨年夏に買ったのだが、私のカバンの中にまだ入っている。
時折引っ張り出しては、博多の気分を味わっている。
ちゃんとした感想は、いずれ書くことにしよう・・・と思う。
嗚呼、博多へ行きたい。

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