今日はラグビー日本選手権2回戦(花園)。
寒くて凍えるほどでもなく2月にしては暖かいほうだったが、
かなり強い風が吹いていた。
スタンドに居ながら近鉄電車の走行音が聞こえるのは、あまり記憶にない。
選手もキックにかなり苦労していたのではないだろうか。

今年の選手権はクラブ大会や大学の地区対抗大会の優勝チームも含む22チームによるトーナメント。
大会の最初のうちは今回しか観ることができないかも知れない対戦があったりして、
先週のタマリバクラブは観たかったのだが・・・。
今日の目玉?は『釜石シーウェイブス』。

かつて赤のジャージを身にまとい、ラグビー界にひとつの時代を作った
“北の鉄人”こと新日鐵釜石が生まれ変わったチームである。
野球の『かずさマジック』(新日鐵君津)、男子バレーの『堺ブレイザーズ』(新日鐵堺)と同様、
企業の枠にとらわれることなく地域密着型のスポーツクラブとして
活動を続けている。
シーウェイブスとしては花園初見参、だったと思う。

大阪から遠く離れているにもかかわらず、地元から多くのファンがつめかけていたことは、
今日バックスタンドに居て一瞬でわかった。
大漁旗をデザインした小旗(私も購入したが)を持つ人が多いだけでなく、
本物の大漁旗を振っている人も居る。
加えて、それと無く聞こえてくる観客の会話が明らかに関西弁でも関東弁でもないのである。
地元から愛されているチームなんだ、と肌で感じることができた気がする。

対戦相手の東海大学は健闘を見せたが、後半疲れが出たのか
釜石が怒涛の5トライ。
一度組んでから20mは進んで行く釜石のモールに場内からどよめきが起きる。
進むうちに何かペナルティーが発生したりするものだが、
(こう言っては何だが)いいモノを見せてもらった。
41−29で釜石が3回戦進出。

第二試合は豊田自動織機vs同志社大学。
前後半ともに織機が圧倒、後半は織機がトライを決める度に
お客さんが次々と席を立って行く光景が見られた。
大差がついて選手を一度に5人を入れ替えたり、
終了間際に負傷退場が出て14人で戦うなど余裕の勝利。
71−24と完膚なきまでに敗れた同志社だが、
ウィング・正面健司選手の走りに“華”を感じたのがせめてもの救いだった。

明日はマイクロソフトカップの準決勝が花園で行われるが、
私は休日出勤である・・・(--;

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