今は大学受験のシーズンである。
私も10ウン年前はあちこち受けまくった。

卒業後の就職に有利な大学とか学部などは全く頭に無く、
自分が好きで勉強できる内容の学部しか受けなかった。

高校時代の成績はそれはそれは悲惨なもので、
クラスの中で科目別上位に入れたのは好きな科目であった
国語(現代文・古典)と日本史だけという有様。
あとは下から数えた方が早かったことは間違いない。

私学で、しかも系列の大学はあったものの
自分に相応しいと思う学科がなく(それでも一応受けたが)、
“国文学科”または“史学科”のある大学を片っ端から受けた。
東京へも受験しに行ったなぁ。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、てなもんや。

結局それがひとつだけ当たって、無事大学時代を謳歌することができた。
こじんまりした地味な大学ではあったが、
自宅から通える範囲だったし、友人知人の幅が大きく広がった。

最近たまにあちこちで母校の名前を目にすることがあるが、
スポーツ方面では相変わらず出てこない。
野球部もちょっと1部にいたかと思えばまた2部落ちしたし。
そんな中で昨年夏、野球部OBではおそらく初めて
(大学OBではすでにおられるが)“監督”として
甲子園の土を踏んだ方がいた。
彼の甲子園初采配は見事勝利。
学科は違うし、面識も無いが学年で言えば“後輩”にあたる
彼が率いるチームの勝利は非常に嬉しかったものだ。
ふだん目立たない母校だからこそ味わえる喜びだったかも知れないが・・・。

鳥取県立八頭高校・藤原監督。応援していますよ。

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