センバツ高校野球の出場校が今日決まった。

“21世紀枠”“希望枠”も含めて32校。
選考に対しては毎年のようにどこかで批判が続出し、
「自分の町の高校が選ばれないのはおかしい、訴えてやる」かのように意気込むお偉い方まで出てきたりするほど。
センバツはあくまでも招待の大会であって、各地方大会は甲子園への予選ではない、
という位置づけはされているようだが、秋に行われる地方大会の成績が重要な“参考資料”と
なっている点では、地方大会が実質上センバツの予選と思われても仕方がない。
しかし、選考委員会とやらの御眼鏡に適わない限りは、
昨年の福井商業のように例え地方大会の決勝に進出しても選ばれないのである。

その選考の是非はともかくとして、
夏の大会ではまずお目にかかれないかも知れない高校が
甲子園に出場するのは個人的には楽しみである。
県によっては近年或る高校で夏の甲子園を独占しているところもあるし、
(そんな高校が今回も選ばれているのは何となく・・・)
言い方は悪いが、観客の立場で言えば珍しいモノ見たさに近い感覚がある。
でも、選手たちにとっては甲子園のグラウンドに立つことは、
この上ない経験になるはずだと思う。
春は招待で出ることができた甲子園に、
夏は実力で勝ち抜いてまた帰って来ようと思う、
その気持ちがきっと成長の糧になるだろうから。

今回の出場校で私が気になる高校のひとつが、
“21世紀枠”の一関一高(岩手)。
ユニフォームには“KANKO”とある。
エースの木村投手は、旧チームから評判の高かった速球派右腕らしい。
それに加えて、岩手の伝統校に今でも数々見られるバンカラ応援の高校であること。
一関一高そのものには全く縁もゆかりもない私だが、
校歌のメロディーだけはなぜか知っている(^^;
日程の都合が良ければ観に行きたいものだ。

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