センバツ高校野球は今日準決勝。
愛知の友人が奥さんと一緒に来ているとのことで、
朝9時30分開門の少し前に甲子園へ。
お天気が心配ではあったが最後まで持ちそうな雲行き。
名電のブラスが、冴えた音を三塁アルプスから早々と響かせている。

試合の詳細は他で見ていただくとして・・・

《第一試合》愛知工業大学名電(愛知)8−6神戸国際大学附属(兵庫)

神戸国際大附属の大西正樹は昨秋の近畿大会で観たことはあるが、
「大西の球ってこれほど外野の頭を越して行くようなものだろうか?」
と思わせるような名電の長打攻勢。
11安打中、三塁打3本に二塁打4本と半分以上である。
結果はともかくとして、絶好のチャンスと言える場面で4番打者を迎えることが
両校ともに多く、その意味では見どころの多い試合だった。

神戸国際大附属の応援。
いかにも「音出したモン勝ち」の演奏は近畿大会で承知済みだが、
甲子園では他校の助っ人も加わってさらにパワーアップ(笑)
演奏が上手でも野球応援の要領をまるで解っていないところに比べれば、
国際のほうがずっと面白い。
個人別テーマがすべてあるような感じなのだが、そうでも無いらしい。
一塁に走者を置けば『エル・クンバンチェロ』、
二塁へ進めば『GOGO一光(仮名)』が基本的なチャンスパターンか?

名電の応援は1回戦でも聴いたが、こちらもパワーアップしたみたい。
齊賀洋平のときに演奏される『バンビーナ』(布袋寅泰)が気に入っている。

《第二試合》神村学園(鹿児島)4−0羽黒(山形)

初回から神村学園が天王寺谷亮の三塁打などで3点をリードしたが、
それ以降はスピーディーに試合が進む。
羽黒・片山マウリシオ、神村・野上亮磨はともにテンポの良い投球。
特に野上は羽黒打線を散発4安打に抑え、
中盤までは外野にほとんど仕事をさせなかった。
敗れはしたが、羽黒の遊撃手・金子友也の守備には魅せられるものがあった。

神村の応援だが、ファンファーレの曲が非常に気になる。
聴いたことはあるとは思うのだが、野球の応援では記憶にない。
『アフリカンシンフォニー』や『ジンギスカン』のほかはお馴染みの曲も多いが、
曲の合間をパーカッションでつなぐのが聴いていて心地良く、
普門館に出ただけのことはある。
生徒の声援もまとまりがあり、応援コンクールで賞を取れそうな気がする。

羽黒は・・・
横浜(神奈川)の第一応援歌からの流れをそのままコピーしているのは
ちょっとなぁ・・・。

明日はいよいよファイナル。
名電は2年連続の決勝進出。
第60回・61回の東邦(愛知)以来ということになる。
東邦の場合は第60回(昭和63年)が0−6宇和島東(愛媛)、
第61回(平成元年)が3x−2上宮(大阪)だったが・・・。
神村は昨年の済美(愛媛)に続いて、創部3年目での初出場初優勝がかかる。
明日は休めないので、録画して楽しむことにしよう。

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