よどこう。

2004年1月24日 音楽
大阪府立淀川工業高校吹奏楽部のコンサートを観に、
肥後橋のフェスティバルホールへ行ってきた。

高校吹奏楽の世界では全国有数の実力を有する“淀工”の演奏は、
高校ラグビーや高校野球の開会式、昨年は大阪ドームで開催された
『3000人の吹奏楽』で聴いたことはあるが、
演奏会は(チケット入手が難しいらしく)行ったことがなかった。
昨年、ある友人から「家族と淀工のコンサートに行った」という話を聞き、
盛んに羨ましがっていたら友人の親御さんが
今回のチケットを手配してくれた。

3部構成だったが、第1部からすでに圧倒されっぱなし。
コンクールの課題曲から歌謡曲のメドレーまで多彩なラインアップ。
間にゲストの箕面自由学園高校チアリーダー部の演技があり、
これがまたすごいのなんの。
チャイコフスキーの『1812年』では、
2階席からOBが演奏に加わる仕掛けに驚くなど、
最後まで飽きさせなかった。

アンコールでは、指揮者の丸谷先生に声を掛けられた
ABCの道上洋三アナが客席から登場。
淀工バンドの演奏で『阪神タイガースの歌(六甲颪)』を歌ったが、
二番と三番の歌詞がごっちゃになっていた(笑)
しかし、応援団のトランペットとは違う本格的な演奏の『六甲颪』は
実に溜息モノである。

高校野球の大阪大会では、楽器を使った応援が禁止されているので、
近畿大会か甲子園にでも出ない限り、大阪の高校の演奏付き応援を聴くことはできない。
淀工野球部が仮に甲子園に出場できたとしたら、
どのような応援のスタイルになるのだろうか?
と想像したくなる。
できればありきたりなレパートリーはやって欲しくないなぁ。
で、5回終了後のグラウンド整備の間には『バイエルン分裂行進曲』(アンコールのラスト。淀工得意の定番曲らしい)を演奏したりして。

我が母校の吹奏楽部の定番曲は『川辺を下る』というデキシーランドジャズのナンバーで、
高校野球の全国軟式大会に出場した際、グラウンド整備の間にそれをしっかり演奏していた。
母校の場合は音量だけがとりえだったが・・・。

最後に、今日エスコートしてくれた友人と、
私の分も手配していただいたそのご両親(夜の部に行かれたらしい)に感謝。
来年も行きたいなぁ。

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