◇第78回都市対抗野球大会 奈良県一次予選 第1日・1回戦◇
@橿原市運動公園野球場
《第一試合》 奈良産業大学OBクラブ 8−3 奈良フレンドベースボールクラブ
奈産OB 003 011 300=8
奈良FB 100 000 200=3
奈産:安東、前田−二俣 フレンド:北口、元谷−山根
※3回表から観戦
東京ドームへの切符を賭けた都市対抗一次予選が、
奈良でも今日から始まりました。
開幕戦に登場した奈良フレンドベースボールクラブは今年加盟したばかり。
初の公式戦でもあります。
前夜は強い雷雨で大荒れの天気。
晴れていてもグラウンドコンディションが心配されましたが、
予定通り始まったようで。
私が球場に到着した9時30分過ぎには、2回裏が終わっていました。
赤い帽子同士の対戦です。
3回表、奈産大OBクラブは二俣努の安打を皮切りに1アウト満塁の好機を得て、
相原稔が四球を選び押し出しで同点。
続く松前堅悟の2点適時打でリードを奪った。
5回表も松前の適時打で4点目、6回表は中村隆ニの適時打で4点差に。
7回表は相原の二塁打に続き、松前の安打でノーアウト一、三塁。
ちなみに私が到着してからここまで奈産大OBクラブは10安打が出ている。
この場面で代打が告げられ、太田平八郎忠相が打席へ。
奈良フレンドも二塁を守る元谷哲也が北口真也と入れ替わる形でマウンドへ。
元谷は太田を三振に打ち取ったが、その後暴投と内野ゴロ失策で2点を失った。
7回裏2アウト、あと1アウトでコールドゲームとなる局面で、
奈良フレンドが粘りを見せる。
福井俊輔が左中間への三塁打、直後に暴投で生還。
さらに青崎恭平が死球、元谷が安打で一、二塁とすると、
中西良平の打球が二塁とセンターの間に落ちる安打になりもう1点を加えた。
元谷は8回、9回とも三者凡退(奪三振4)に抑え、味方の反撃を待つ。
9回裏、奈産大OBクラブは安東靖展から前田克也にスイッチ。
前田は2安打を許したが無失点のリリーフで奈良フレンドの反撃を封じた。
奈良フレンドの元谷は1991年夏の大阪桐蔭高校の優勝メンバーでした。
三菱自動車水島でも活躍していた選手です。
2004年夏の甲子園で話題になった藤田祐規(天理)、昌平(明豊)の兄弟も在籍。
そして、奈産大OBクラブの前田は、言わずと知れた元NTT西日本のエース。
大商大出身でも奈産大OBクラブとはこれいかに(笑)
コールドの気配が濃厚となったとき、何気なくブルペンを眺めていると
どこか観たことのあるフォームが・・・。
パンフレットを見て「前田が居る!」と気が付いてからは、
「なんとか9回まで試合してくれ〜」と祈りながらの観戦となりました(汗)
第二試合はGSG斑鳩と帝塚山大学OBクラブの対戦。
この試合も観戦する予定でしたが、
GSG斑鳩が4−0とリードして迎えた3回裏に突然の大雨が襲い、
帝塚山大OBクラブの攻撃が1アウトとなったところで中断。
芝生席オンリーで逃げ場の無い球場での観戦を続けるのは辛い状況だったので、
撤収することにしましたが・・・近鉄坊城駅に着いた頃には雨も小降りに。
試合は再開できたのでしょうか。
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以下追記。
JABAのHPによれば、GSG斑鳩が11−1で6回コールド勝ち。
GSG斑鳩は日立みたいなオレンジのユニフォームでした。
以前見たのはファイターズの先代ビジターモデル。
今は袖のワッペンがファイターズっぽいです。
大引崇圭(啓次の兄)が1番レフトでスタメン出場、
2回表には巧い打撃でセンターへの適時打を記録しています。