エースで主将@西京極。
2007年6月1日 野球◇京滋大学野球 春季1部・2部入替戦 3回戦◇
@西京極野球場
花園大学(1部6位) 2−0 滋賀大学(2部1位)
滋賀大 000 000 000=0 H6 E1
花園大 000 110 00X=2 H7 E2
滋賀:西山−松本 花園:山本駿−渡邊
※3回表途中から観戦
(写真は滋賀大・西山投手)
試合途中からではありますが、京滋の入替戦を観に行くことができました。
4回裏、花園大は1アウトから山本勇太(4・平安)と坂本隼平(2・平安)の
連続安打の後、深江公一(3・福岡工業)の内野ゴロが失策となる間に
1点を先制。
続く5回裏も1アウト満塁から山本勇の犠飛で1点を追加した。
滋賀大は5回表に2アウト満塁の好機を生かせなかったほか、
走者を得点圏に出しながら花園大の山本駿介(4・東稜)の
テンポの良い投球に要所を締められ、得点ならず。
マウンドで雄叫びを上げながら力投していた西山貴之(4・釜石南)を
援護することができなかった。
滋賀大・西山は2回生の春に太陽が丘で初めて観て以来、
ずっと気になっていた投手です(2005年4月2日の日記参照)。
彼もとうとう最終学年、キャプテンナンバー“1”を付けての活躍で、
2部リーグを制して入替戦へやって来ました。
最後のシーズンを1部で、という思いが個人的にありまして、
今日は滋賀大にちょっとだけ肩入れしながら観ていました。
残念ながら1部昇格はなりませんでしたが、
今月22日から行われる5リーグ対抗戦のメンバーに選ばれることを
密かに期待しています。
打者二巡@西京極(+余話)。
2007年6月2日 野球◇第78回都市対抗野球大会 京都府1次予選(クラブ戦) 第1日・1回戦◇
@西京極野球場
《第一試合》 東宇治クラブ 8−3 京都フルカウンツ
東宇治 006 000 020=8 H9 E4
京都FC 100 000 200=3 H4 E3
※8回表途中から観戦
《第二試合》 京都ファイアーバーズ 20−0 京都グランドスラム
(7回コールド)
京都FB 2 2 12 1 0 0 3=20 H15 E0
京都GS 0 0 0 0 0 0 0= 0 H2 E2
FB:山本、山上、木成−佐藤、川上
GS:谷村純、樫根、麻田、上畠−有山
(写真は京都ファイアーバーズ・山中選手)
ファイアーバーズが初回から山中憲彦の適時二塁打と失策で2点を先制、
2回表も諸木康真の犠飛に送球ミスも重なってさらに2点を追加。
ファイアーバーズの追加点はこれにとどまらず、
3回表は6安打+9四死球の18人攻撃で一挙12点。
5連続押し出しでは試合になりません。
投げては先発の山本大輔が3イニングを被安打2の無失点。
山上直輝、木成雄三とつなぐリレーで三塁を踏ませなかった。
第三試合は観ずに、四条烏丸から三条京阪までしばし散策。
以前に何度か通った河原町通りの或る古書店が、
しばらく行かないうちにすっかり模様替えしてしまっていて、
小物屋さんの2階に納まっているのを見たときには軽い衝撃を覚えました。
かつての四条通り〜河原町通りはもっと書店が多かったものですが、
大型書店が幅を利かせている今の状況が少々寂しい気もします。
曇り空に4アーチ@橿原(追記済)。
2007年6月3日 野球◇平成19年度春季近畿地区高等学校野球大会 第4日(最終日)・決勝戦◇
@橿原公苑野球場
智辯学園高校(奈良2位) 13−5 県立和歌山商業高校(和歌山)
県和商 113 000 000= 5 H6 E1
智 辯 530 000 23X=13 H14 E0
※智辯学園は35年ぶり2回目の春季大会優勝
県和商:吉本、坂口−辻 智辯:内之倉、中井−土井
【HR】岸田(智辯・1回2ラン)、茂山(智辯・1回2ラン)、古久保(県和商・2回ソロ)、西本(智辯・7回2ラン)
どんよりとした曇り空の橿原公苑。
先週のようなカンカン照りを想定して、
屋根の下の席を確保すべく少し早めに出ようと思っていたのですが、
心配するまでもなく。
それでも、球場には開始の50分ほど前(11時10分頃)に到着。
今度は雨が心配になってきました。
1回表、県和商は三塁打の龍田洋平が暴投で先制の本塁を踏んだが、
智辯はその裏1アウトから三國龍大の左中間二塁打に続いて、
生多良介が同じく左中間を破る三塁打でまたたく間に同点。
そして4番の岸田浩紋が右中間の外野席へ2ラン本塁打を叩き込んだ。
2アウトになってからも智辯の攻撃はさらに続き、
西本大介の二塁打の後に今度は茂山周平の右中間2ラン。
初回から5本の長打を集めるビッグイニングとなった。
2回表に県和商は古久保敦記の本塁打で1点を返すも、
智辯はその裏に失策と生多の適時打で2点を追加、
県和商先発の吉本研吾を早々とKOした。
投手が坂口慶行に替わってからも、関本知矢の犠飛でもう1点。
しかし県和商はなおも食い下がり、
3回表は押し出しの四球と上勇馬の2点適時打で差を3点に詰めた。
坂口は3回裏を3人で打ち取り、ようやくスコアボードに0が入る。
智辯の先発は内之倉敦士だったが、3回裏の攻撃で代打を出されて
4回表からは中井太祐が登板。
それまでの乱打戦が幻だったかのように、落ち着いた展開になってきた。
小休止していた智辯の攻撃が再び目覚めたのは7回裏。
1アウト一塁から西本がライトへの2ランで2ケタ得点に達し、
8回裏はこの回先頭の中井の二塁打から始まる3連続安打と、
岸田の犠飛、そして関本の適時二塁打でダメ押しとも言える3点を奪った。
中井は4回から8回まで県和商打線を無安打に抑えていて、
9回表2アウトから辻和幸に安打を許したがロングリリーフを無失点で終え、
智辯に35年ぶりの春季大会優勝をもたらした。
1回裏の智辯の連続長打はまるで花火を見ているかのようで、
無得点に終わっていた中盤も安打性の当たりがかなりありました。
打球が正面をついてアウトになっていたものの、
思い切りの良いスイングと鋭い金属音が橿原公苑を席捲していました。
中盤以降は音なし状態で終わってしまった県和商も、
失策は捕手の悪送球のみであとは堅い守りを見せていたように思います。
昨年(紀三井寺)に続いて、大量点が入った春の近畿大会決勝戦。
県和商は控え部員中心で応援席から声援を送っていたその一方、
智辯側の応援席は本当に静かなもの。
他地区の春季大会はどのような感じなのかはわかりませんが、
決勝戦なんだからもうちょっと賑やかでも・・・と思ったりするのですが。
===============================
以下追記。
智辯学園の春季大会優勝が、最初発表されていた34年ぶり3回目から、
35年ぶり2回目に訂正されました。
近畿大会パンフには歴代決勝戦の結果が載っているのですが、
それが間違っていたことに端を発したと思われます。
おまけに何年も間違ったまま掲載されていたようで、
智辯が優勝しなければそのままになっていた可能性があります。
阪和二次予選リーグ戦@舞洲。
2007年6月6日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第二次予選
リーグ戦第2日◇
@舞洲ベースボールスタジアム
《第一試合》 大阪ガス 11−1 NOMO BASEBALL CLUB
(7回コールド)
NBC 010 000 0= 1 H7 E2
大ガス 110 114 3=11x H13 E0
※6回裏途中から観戦
《第二試合》 日本生命 5−1 和歌山箕島球友会
日 生 200 100 110=5 H8 E1
箕 島 100 000 000=1 H4 E1
日生:下野輝、渡辺−藤田 箕島:竹中、田中、中塚、竹本−岡橋
昨日から始まった都市対抗阪和二次予選のリーグ戦。
第2日を途中からですが観ることができました。
第一試合は、大ガスが7回裏に田中洋平の適時二塁打と
失策絡みの得点で2ケタに乗せたあと、
小倉飛鳥の適時打で10点差となりコールドゲームに。
大ガスは山田幸二郎が投げていましたが、完投だったようです。
大ガスの応援は、今日の鳴り物は太鼓ひとつのみ。
男子リーダーがテープ伴奏に合わせて応援していました。
NBCは横断幕を貼っていたのみ。
*第二試合*
日生は初回から佐々木正詞が安打で出塁した直後に盗塁を決めて、
阿部浩二の安打で三塁に進むと、高橋英嗣の犠飛で早々と先制点。
そして2アウト二塁から岩下知永の適時打で1点を追加した。
その裏の箕島は2アウト一、三塁の場面で岡橋司が適時打。
1回表裏から試合が動き出していた。
2回、3回と走者を出しながら盗塁死で攻撃を終わっていた日生だが、
4回表にはニ塁に澄川昌也を置いて及川徹が右前安打。
澄川の好走塁で3点目を挙げた。
日生先発・下野輝章は初回こそ3安打で1点を失ったが、
その後は立ち直って安打を許さず、尻上がりの好投を見せる。
一方、箕島の先発・竹中慎吾も点は取られながら大崩れすることなく、
岡橋司が何度も日生の盗塁を阻止するなど健闘を見せていたが、
竹中は7回表に連打を浴びるなど満塁となったところで降板。
直後に日生が四球を選んで押し出しで1点。
8回表は1アウト一塁から途中出場の山本真也のレフト線二塁打で
試合をほぼ決定付けた。
好投の下野に替わって、8回からは渡辺翔太が登板。
8回こそ安打と四球の走者を背負ったが、9回は三人で無難に締めくくった。
日生、箕島とも組織立った応援はなし。
一塁側ベンチから日生ナインの賑やかな声がよく聞こえてきたものです。
今日の舞洲、確かに暑かったとは思いますが、
風がちょうど良いぐらいでむしろ爽やかな暑さでした。
本当は雨の心配が要らない程度の曇り空のほうが良いんですがね。
終盤一気に@久宝寺。
2007年6月8日 野球 コメント (2)◇春季近畿地区高等学校軟式野球大会 第1日・1回戦◇
@久宝寺緑地野球場
《第一試合》 桃山学院高校(大阪) 5−0 新宮高校(和歌山)
桃山学 000 000 023=5
新 宮 000 000 000=0
桃山:中村、春日、小林−国定 新宮:向井地、畑中−松村
《第二試合》 南部高校(和歌山) 5−0 興國高校(大阪)
《第三試合(2回戦)》 大商学園高校(大阪) 4−0 東山高校(京都)
高校野球の近畿大会、硬式は6月3日に終わりましたが軟式は今日から。
例年よりも2校多い10校が参加しています。
(大阪4、和歌山2、滋賀、京都、奈良、兵庫は1)
その開幕戦だけですが3回表途中から観てきました。
こういうとき地元球場での開催はありがたいです(笑)
4回表、桃山はノーアウト一、二塁で桜井陽がセンター前への安打。
二塁走者の櫻井利は長躯生還を狙ったがタッチアウト、
一塁走者の木村もニ、三塁間に挟まれてアウトになり、先制機を逃した。
桃山の8回表の攻撃、2アウト一塁から櫻井利が遊ゴロ。
しかし遊撃手がこれを弾く間に一塁走者の中村が三塁へ。
飛び出したところで遊撃手から三塁手への送球が逸れて1点を拾った。
ここで新宮は先発の向井地から畑中へスイッチ。
続く木村の打席、二塁に居た櫻井利がボークで三塁へ進むと、
木村は中前適時打で2点目を挙げた。
9回表は1アウト二、三塁からの暴投で2人が一度に還るなど、
終盤で一気に勝負を決める形に。
3投手の完封リレーもあって桃山が初戦を飾った。
おかげさまで、校歌を歌わせていただきました(^-^)v
応援では、桃山の控え部員が皆でメガホンを叩いて歌っていましたが、
『紅』の一節を「♪おおーさーかーあーべーのー、しょーわちょーおー」と
歌っていたのには大ウケしました(学校は阿倍野区昭和町にあります)。
新宮は太鼓を叩いての応援。
あの程度なら硬式の大阪大会でも許可して良さそうに思うのですが。
5月30日の朝日新聞(大阪本社版・大阪地方面)には、
出場校の増加は「軟式野球の活性化のため」と紹介されていました。
そのわりには、一般向けのメンバー表が作られていないのが残念です。
おかしなお天気の中で。
2007年6月9日しっかし、昨夜から今日にかけての大阪はおかしなお天気でした。
今日は、神戸市王子スタジアムで神戸ボウルがあったのですが、
麻疹の影響で関西学院大学ファイターズが出場辞退したその代わりに、
SRC神戸ファイニーズが出場するとのことを3日前に知りまして。
先月末のグリーンボウル対抗戦に(福岡遠征中のため)行けなかった分も
応援しに行こうと思っていたのですが、残念ながら所用で行けなくなり…。
9月の開幕まで待つことにします。
ということで舞洲の都市対抗阪和二次予選リーグも当然行けず。
雷雨による中断まであったみたいで、
それを思えば今日は遠出をしないで正解だったかも知れません。
そんな中、広島市民球場では、ホークス・大隣憲司が初先発初勝利。
ようやく一軍で投げられるようになったのかと思えば、
松中信彦の逆転3ランの援護もあってよもやの初勝利でした。
川?宗則もとりあえずは帰ってきたし。
広島へも行きたかったなぁ・・・。
今日は、神戸市王子スタジアムで神戸ボウルがあったのですが、
麻疹の影響で関西学院大学ファイターズが出場辞退したその代わりに、
SRC神戸ファイニーズが出場するとのことを3日前に知りまして。
先月末のグリーンボウル対抗戦に(福岡遠征中のため)行けなかった分も
応援しに行こうと思っていたのですが、残念ながら所用で行けなくなり…。
9月の開幕まで待つことにします。
ということで舞洲の都市対抗阪和二次予選リーグも当然行けず。
雷雨による中断まであったみたいで、
それを思えば今日は遠出をしないで正解だったかも知れません。
そんな中、広島市民球場では、ホークス・大隣憲司が初先発初勝利。
ようやく一軍で投げられるようになったのかと思えば、
松中信彦の逆転3ランの援護もあってよもやの初勝利でした。
川?宗則もとりあえずは帰ってきたし。
広島へも行きたかったなぁ・・・。
嵐の前の・・・?@舞洲。
2007年6月10日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第二次予選 リーグ戦第6日(Bブロック)◇
@舞洲ベースボールスタジアム
《第一試合》 日本生命 4x−3 大阪ガス
大ガス 001 001 010=3 H5 E1
日 生 010 001 002=4x H9 E1
大ガス:松尾、宮川、坂本−小野 日生:土井−藤田
《第二試合》 和歌山箕島球友会 5−3 NOMO BASEBALL CLUB
箕 島 110 010 110=5 H11 E0
NBC 100 200 000=3 H11 E1
箕島:森田、竹中−岡橋 NBC:杉原、宇高−有澤
【HR】白滝(NBC・4回ソロ)、中川(箕島・7回ソロ)
昨日は2試合とも行われたものの、
雷雨で中断のあった都市対抗阪和予選。
今日も不安定なお天気ということを聞いてはいましたが、
舞洲に着いたときの爽やかな晴天の様子では、まぁ大丈夫だろうと。
それでも試合中は時折雨がぱらつきました。
折り畳みの傘を何度開け閉めしたことか。
念のため大きめのビニル袋も持って来て正解でした。
*第一試合*
2回裏、2アウト一、二塁から藤田和男の一塁へのゴロが失策となる間に
日生がまず1点を先制。
大ガスもすかさず3回表に溝下進崇の適時打で同点にした。
日生・土井善和、大ガス・松尾洋和の亮先発投手が
粘り強い投球を三瀬ながら試合は中盤へさしかかる。
大ガスは6回表、1アウトから失策と野選と四球で満塁として、
5番の牧野光将が一塁ゴロ。
球は本塁へ送られたが三塁走者の田中洋平はセーフとなり、
今度は大ガスがリードした。
なおも満塁の場面だったが、土井が踏ん張って追加点を許さず。
その裏に今度は日生が多井清人の適時打でまたもや同点。
1点を争う好ゲームとなった。
8回表の大ガスは、1アウト一塁で牧野に右越二塁打が出て
再び1点をリード。
その裏に日生は2安打を放ちながらその好機を潰し、
試合の流れが大ガスへやや傾きかけたかに思えた。
7回から3番手で登板していた坂本健二が、9回のマウンドへ。
先頭で安打出塁した及川徹を多井が犠打で送ると、
途中出場のルーキー・山本真也がレフトの頭を越える同点二塁打。
試合が4度振り出しに戻った。
2アウト後に打順は1番、今日これまで無安打の佐々木正詞に回ってきた。
佐々木は追い込まれながらも粘りを見せ、左中間へのサヨナラ適時打。
日生が最後の最後で底力を発揮した。
一塁側・大ガスの応援は、6日とは違って吹奏もチアも来ていた。
あの演奏を聞かなければ都市対抗予選を観に来た気がしません(笑)
一方、日生はどうしたことかいわゆる“口ラッパ”での応援。
まるでかつての藤井寺か高校野球大阪大会のようで。
それでも『NKマーチ』などのレパートリーをしっかりと。
リーダーやチアが私服で応援していたようにも見えたのですが…。
*第二試合*
1回表から箕島が中本和希の適時二塁打で先制すれば、
その裏にNBCも本郷剛士の適時二塁打で同点とする。
始まっていきなりの点の取り合い。
2回表、2つの四球で1アウト一、三塁となったところで
NBCは先発の杉原洋を早々と諦め、宇高直志をマウンドへ送る。
しかし宇高は替わっていきなり暴投で1点を与えてしまった。
箕島の先発・森田竜平は2回、3回と3人ずつで抑えていたが、
4回裏先頭の白滝裕基にレフトスタンドへ運ばれ追いつかれた。
1アウト後2本の安打で一、三塁とすると、柿原伸哉の犠飛でNBCが逆転。
箕島も負けじと5回表に中本の適時打ですぐさま同点。
その裏から箕島は竹中慎悟にスイッチした。
竹中は走者を出しながらも要所を締める投球を見せ、
7回表にはそれを援護するかのような中川崇のソロ本塁打で均衡を破り、
8回表は尾中和也の適時打で着実に追加点を挙げて勝利をものにした。
NBCは9回裏に2安打と粘りを見せたものの、あと1本が出ず。
代表決定トーナメントへの進出を断たれた。
NBCは三塁側で子供たちのチアリーディングによる応援。
テープ演奏のボリュームがちょっと大きすぎることがあったかも。
試合が終わってからしばらく1階の事務室横で待機していると、
かなりの大粒の雨が。
試合中でなくて良かったとは思いましたが、
第二試合の終盤に見られた青空と緩やかな風は、
まさに嵐の前の静けさだったのかも知れません。
今日でリーグ戦は全て終了。
12日からはトーナメント戦という厳しいステージが始まります。
(組合せはJABAのHPなどをご参照ください)
都市対抗野球・京滋奈二次予選の組合せが決まりました。
昨年6月15日の日記を見ていただければ、
この地区の予選方式が毎年ネコの眼のように変化していることが
わかるかと思います。
今年は、京都3、滋賀2、奈良1の6チームを2ブロックに分けたリーグ戦の後、
2ブロックの上位2チームによって決勝トーナメントが行われます。
私はてっきり今年もリーグ戦で代表決定だと思っていました(汗)
会場は今年も西京極球場です。
(22時現在、OBC高島のHPをくまなく探せば出てきます)
昨年6月15日の日記を見ていただければ、
この地区の予選方式が毎年ネコの眼のように変化していることが
わかるかと思います。
今年は、京都3、滋賀2、奈良1の6チームを2ブロックに分けたリーグ戦の後、
2ブロックの上位2チームによって決勝トーナメントが行われます。
私はてっきり今年もリーグ戦で代表決定だと思っていました(汗)
◇第78回都市対抗野球大会 京滋奈二次予選 組合せ◇
《リーグ戦》
【Aブロック】 ニチダイ、甲賀健康医療専門学校、島津製作所
【Bブロック】 日本新薬、OBC高島、大和高田クラブ
*6月15日(金)
10:00 ニチダイ vs 甲賀
13:00 新薬 vs OBC
*6月16日(土)
10:00 甲賀 vs 島津
13:00 OBC vs 高田
*6月17日(日)
10:00 新薬 vs 高田
13:00 ニチダイ vs 島津
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《決勝トーナメント》
*6月23日(土)
10:00 Aの1位 vs Bの2位
13:00 Bの1位 vs Aの2位
*6月24日(日)
13:00 京滋奈代表決定戦
会場は今年も西京極球場です。
(22時現在、OBC高島のHPをくまなく探せば出てきます)
晴れたり曇ったり@舞洲。
2007年6月13日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第二次予選 第8日◇
@舞洲ベースボールスタジアム
《第一試合(第ニ代表決定トーナメント・準決勝)》
大阪ガス 9−0 デュプロ
《第二試合(第三代表決定トーナメント・1回戦)》
NTT西日本 5−1 和歌山箕島球友会
箕 島 000 100 000=1 H4 E1
N T T 200 003 00X=5 H10 E1
箕島:竹中、田中、中塚、森田、安達−岡橋 N西:佐々木−北?
【HR】後藤(箕島・4回表ソロ=ランニングHR)、廣瀬(N西・6回裏ソロ)
第二試合開始直前に到着。
今日の舞洲は晴れたり曇ったり、あまり暑くなくてちょうど良かったです。
風はやや強めでしたが。
1回裏、N西はノーアウト二塁で金子和豊がレフトへの適時二塁打。
黒塚浩行の犠打で金子は三進の後、西田朋生の二塁ゴロで本塁へ。
二塁からの本塁送球は間に合わず(記録は野選)2点めを奪った。
N西先発はルーキーの左腕・佐々木尚人。
初回こそ一、二塁に走者を置いたがその後は好投。
幸先良いスタートを切ったはずのN西だが、
箕島先発の竹中慎悟から2回、3回と安打が出るも追加点が奪えず、
3回裏には三塁でのタッチプレーを巡って一触即発の場面も。
4回表、1アウトから箕島の4番・後藤仁が左中間への深い当たり。
あわや本塁打かと思われた打球は、フェンスの最上部附近を直撃、
後藤は一気にベースを駆け抜けてこれがランニング本塁打になった。
1点差に迫られてもなお決定力に欠けていたN西打線だったが、
6回裏の廣瀬亮の左越ソロ本塁打で勢いが付きはじめた。
2アウトから金子、黒塚浩行に連打が出て、西田が歩いて満塁にすると、
箕島は3番手の中塚英也を投入。
この場面で河本泰浩がレフト線へ運び、
試合を決定付ける効果的な2点適時二塁打となった。
佐々木は9回まで落ち着いた投球を見せ、
後藤のランニング本塁打以外は散発3単打に抑えて完投勝利。
第三代表決定戦への望みをつないだ。
N西の応援は、NTT北海道から引き継いだ『バビル2世』が新曲として登場。
北海道のそれとはアレンジが多少異なっていますが、
前奏のインパクトは北海道のほうが強烈だったような気がします。
それにしても、N西のマイクリーダーはいつもながら実に絶妙です(笑)
◇第78回都市対抗野球大会 京滋奈予選 第1日(リーグ戦)◇
@西京極野球場
《第一試合》 ニチダイ 13−6 甲賀健康医療専門学校
(8回コールド)
甲 賀 010 001 40=6 H10 E3
ニチダイ 163 001 02=13x H15 E2
※6回裏途中から観戦
《第二試合》 OBC高島 5−1 日本新薬
OBC 200 210 000=5 H11 E0
新 薬 000 000 010=1 H6 E3
OBC:遠上−中野 新薬:加藤、塩満、田中−堂前
第二試合の開始に間に合うか?と思っていましたが、
昨日の雨の影響で試合開始が予定よりも1時間近く遅れていたようで、
西京極に着いたのはまだ第一試合の6回裏でした。
(着いてからカメラを持って来ていないことに気がつきました(^^;)
7回表、甲賀は林賢太郎、熨斗隆盛の連続適時打などで4点を挙げて
この回でのコールドゲームを免れたものの、
8回裏に竹田順伍の右中間2点適時二塁打で7点差がつきコールド。
昨年代表のニチダイがまずリーグ戦の初戦を飾っています。
*第二試合*
1回表、OBCは2アウトから安打と四球で一、二塁とすると、
中野晃志の右中間への二塁打で2点を先制。
新薬先発・加藤学は毎回走者を背負う苦しい投球が続き、
4回表には失策とスクイズでさらに2点を失った。
一方、OBCの先発・遠上賢一は打たせて取る投球で要所を締め、
5回まで新薬に二塁を踏ませぬ好投。
5回表、替わった塩満洋平から深山悦男が放った適時打が大きく後押しする。
6回裏、新薬はこの回先頭の佐々木龍が安打で出塁。
続く藤谷大樹が三塁への難しいゴロ。
これをOBC中村光佑が巧くさばいて併殺に取る。
中村はこれ以外にも好守備を見せ、OBCのムードをますます高めて行く。
8回表途中から新薬は田中大介を投入し、巻き返しを図る。
その裏、2安打に死球が加わり2アウト満塁のまたとない好機だったが、
暴投による1点だけに終わってしまったのが痛かった。
遠上は8回をどうにか切り抜け、9回も無得点に抑えて完投勝ち。
京滋奈予選での初勝利は大きな1勝となった。
新薬にとっては不運な当たりもありましたが、
走者を置いた場面での攻撃はOBCのほうが巧みでした。
そして、遠上の好投や中村のファインプレーなども相まって、
投・攻・守のバランスの良さが今日の結果につながったようにも思えます。
2年ぶり25回目@明石(追記済)。
2007年6月16日 野球◇第78回都市対抗野球大会 兵庫第二次予選 第5日◇
@明石公園第一野球場
《第一試合(近畿予選進出決定トーナメント準決勝)》
新日本製鐵広畑 9−2 阪神ベースボールクラブ
阪神B 000 000 110=2 H7 E2
広 畑 010 100 07X=9 H13 E0
阪神B:小椋、平通、小池−北村 広畑:池田−石原
※5回表から観戦
《第二試合(兵庫代表決定戦)》 三菱重工神戸 9−3 全播磨硬式野球団
三菱神 002 201 103=9 H16 E0
全播磨 000 210 000=3 H7 E1
※三菱重工神戸(神戸市)は2年ぶり25回目の出場
三菱:木林、松田−石丸
播磨:上村、山本純、谷口、泉、溝部、笹岡−畑
【HR】南(全播磨・5回裏ソロ)
明石公園の中を歩いて行くにつれて、
新日鐵広畑の応援の音がより大きく聞こえてきました。
おなじみの『ヒットコール』に、胸が自然と高鳴るのを感じます。
*第一試合*
広畑の2点リードで迎えた7回表、阪神BCは2アウト一、二塁から
吉岡俊輔のライトへの適時二塁打で1点差に迫った。
続く8回表は1アウト一、三塁で松原弘記がスクイズを試みたが失敗。
しかし岩永将宏が四球を選び、2アウトながら満塁の好機が続く。
ここで原勝茂がセンター前への適時打で2者が還るかと思われたが、
センター大嶋将也が好返球で本塁でのクロスプレーで逆転を阻止。
見方によってはセーフにも見え、三塁コーチャーズボックスに居た
芳村直哉監督が帽子を飛ばしながら抗議をしたが、判定は変わらず。
このプレーで阪神BCは緊張の糸が切れたのか、
片山太志の左中間適時三塁打で再びリードを許したあと、
失策や暴投などで次々と得点を与えてしまい、
終わってみれば打者一巡でこの回7点。
広畑の池田強志は9回表を危なげなく終えて完投勝ちで逃げ切った。
*第二試合*
近畿3地区での都市対抗本大会一番乗りを賭けた兵庫代表決定戦。
三菱神戸はベテランの木林敏郎、全播磨は上村聡一が先発。
2回表に満塁としながら先制点が奪えなかった三菱神戸は、
3回表1アウトから義積司が安打で出て二盗を決めると、
横山憲一の右前適時打でまず1点を先制。
横山はライトから本塁への送球の間に二塁を落とし入れて、
大庭寛の適時打で2点目の本塁を踏んだ。
4回表は倉繁一成と山城由嗣の連続二塁打で1点追加の後、
義積の適時打でさらにリードを広げる。
劣勢に回った全播磨だが、その裏に粟賀正と畑山英樹に連打が生まれて
ノーアウト二、三塁に。
そして岡田浩樹と高木亮が連続して遊ゴロの間に2点が入った。
5回裏には南博司の左越ソロ本塁打でついに1点差となる。
全播磨は4回途中から山本純平が投げていたが、
6回表、黒川栄次の適時三塁打で5点目を奪われたところで降板。
三菱神戸は7回、9回にも得点を追加して全播磨を引き離しにかかる。
6回裏から登板した松田克也は2併殺など守備にも助けられ、
全播磨の追撃を許さなかった。
都市対抗兵庫予選が明石球場に移ってから代表決定戦を観るのは、
今回が初めてでした。
広畑にしても三菱神戸にしても、応援の雰囲気そのものは
以前とそうたいして変わってはいないのですが、
今まで観てきたGS神戸(スカイマーク)での代表決定戦を思えば、
やっぱり音の響き方がどことなく違うなぁ、と。
明石は高校野球で見慣れているからそう感じるのかも知れませんが。
今となっては、神戸のナイトゲームでの代表決定戦が懐かしく思えます。
先行・中押し・ダメ押し@京セラD(追記済)。
2007年6月18日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第一代表決定戦◇
@京セラドーム大阪
日本生命 10−4 松下電器
日本生命 302 001 013=10 H14 E4
松下電器 002 000 020= 4 H11 E1
※日本生命(大阪市)は5年連続49回目の出場
日生:下敷領、渡辺、山脇、竹中−藤田
松下:山本隆之、田中篤、四丹、山本隆司−新田、井上
1回表、日生は2番阿部浩二が足を生かして二塁打で出塁すると、
続く高橋英嗣の安打で先制の本塁を踏んだ。
澄川昌也の遊ゴロで高橋はアウトになるも澄川は一塁に残り、
及川徹の安打で三塁へ進む間に及川も二塁へとさらに塁上を賑わす。
そして多井清人の右前適時打で2人とも還り、
初回から日生の積極的な走塁が功を奏して3点をリードする。
3回表には澄川の右中間適時三塁打と及川のスクイズで2点を追加。
この回を終えたところで松下の先発・山本隆之は無念の降板。
その裏、松下は新田玄気、後界昭一の連打で一、三塁として
大江伸宏の遊ゴロの間に1点を返し、
甲斐俊治の左前適時打で2点目を挙げて食い下がる。
日生の先発・下敷領悠太は4回裏にも新田、後界に連打を許したが
無得点に抑えた。
日生は6回表、二番手の田中篤史を攻めて2アウト満塁とし、
打席に阿部を迎えたところで松下は四丹健太郎にスイッチ。
阿部は二遊間を抜く適時打でまず1点を追加、
しかしセンター坂口直樹の処理が良く二塁走者の田中啓嗣を本塁で刺し、
この回の2点目を阻止した。
ここまで中軸に当たりの出なかった松下は、
6回裏にこの回先頭の4番梶原康司がレフトへ二塁打を放つ。
1アウト後田原隆三郎の安打で一、三塁となったところで、
日生は渡辺翔太をマウンドへ送る。
渡辺はそれまでともに当たっていた新田、後界を打ち取り難を逃れる。
8回表に藤田和男の内野ゴロが失策となる間に1点を追加された松下は、
梶原、吉田憲一郎の連打で好機を作る。
そして田原がレフトへの安打、これの処理を誤る間に2点が入ったが、
山脇大輔のリリーフに後が続かず。
日生は9回表にも1アウト満塁から多井の右中間三塁打でダメを押し、
その裏は竹中慎之介が松下の反撃を封じて第一代表決定戦を制した。
日生にとってはまさに“先行・中押し・ダメ押し”の理想的な得点の追加。
観ていて最後の締めは今回も土井善和か?と思っていたのですが、
20代の4投手がどうにかうまくつないで行けたのは大きいのではないかと。
失策が目立ったのと連打を打たれることがあったのは気になりますが・・・。
大阪・和歌山の第一代表として、本大会でのさらなる活躍を期待しています。
打って良し、守って良し@京セラD(追記済)。
2007年6月19日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第二代表決定戦◇
@京セラドーム大阪
松下電器 2−1 大阪ガス
松下電器 000 001 010=2 H9 E1
大阪ガス 100 000 000=1 H7 E1
※松下電器(門真市)は2年連続43回目の出場
松下:山本隆之−新田 大ガス:松尾−小野
大ガスの先発は松尾洋和。
松下は昨日も先発して3イニングで降板した山本隆之が連投。
その山本が今日も1回から先制を許す。
1回裏、1アウトから失策で出塁した田中洋平が二盗を成功させると、
澤多弘也の右前安打で1点を奪った。
しかし山本はその後大きく崩れることもなく、
松尾も巧みな投球で要所を締めて5回まで最少点差の展開が続く。
6回表、松下は先頭の坂口直樹が死球。
犠打と内野ゴロで三塁へ進むと、梶原康司の右前適時打で追いついた。
田原隆三郎も安打で続き逆転の場面ではあったが、
ここは松尾が逃げ切った。
大ガスは7回裏に小野和隆と溝下進崇の安打で一、三塁とするも
あと一本が出ず。
その直後の8回表、松下は2アウトから梶原が左前安打で出塁。
そして田原がこの日3安打目となるレフト線適時二塁打で均衡を破った。
三塁側松下応援席がさらに沸き返る。
田原はその裏に併殺を成功させるなど、好守備で山本を後押し。
9回裏は安打で出た小野の代走、猪坂彰宏が二盗に失敗して試合終了。
何とも言えぬ幕切れで、松下が大阪・和歌山第二代表の座を勝ち取った。
山本、松尾とも与えた四死球はわずかに1個。
2時間20分の引き締まった試合でした。
レイダース効果?@京セラD(追記済)。
2007年6月21日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第三代表決定戦◇
@京セラドーム大阪
大阪ガス 4−2 NTT西日本
大阪ガス 030 000 010=4 H9 E1
N T T 西 000 010 010=2 H8 E1
※大阪ガス(大阪市)は2年連続18回目の出場
大ガス:坂本、山田幸−小野 N西:笠木、徳留、佐々木、藤原−北?
大ガスは坂本健二、N西は笠木伸二の両ベテランが先発。
2回表、1アウト一、三塁で小野和隆が左越三塁打を放ち
大ガスが2点を先制。
小野は小倉飛鳥の左前安打で還り序盤から3点をリードする。
N西は毎回のように先頭打者が出塁しながら得点ができず、
追いつこうにも追いつけない状態が続いていた。
大ガスも4回表に走者を進める場面があったが、
笠木の巧くタイミングを外した投球になかなか追加点が奪えない。
5回表、2アウトから田中洋平が右中間への三塁打で再度好機を作ったが、
続く平山涼の当たりが笠木を強襲、これを笠木は身体で受け止め、
一度は前へこぼしたものの一塁へ送って難を逃れた。
笠木のこのプレーに奮起したか、N西はその裏2アウト二塁の場面で
宮崎昌樹に右越二塁打が飛び出してようやく1点を奪う。
6回裏にもN西は先頭の黒塚浩行が左線二塁打で出塁し、
西田朋生の中飛で三塁へと進んで差を詰める好機。
ここで大ガスは坂本から山田幸二郎へ交替。
直後、河本泰浩に四球は与えたものの後続を断ち、2点のリードを守る。
N西は7回表から徳留慶が登板したが、
8回表、2アウト二塁で小野に右前適時打を許してマウンドを降りた。
その裏にN西は2アウト満塁というまたとない好機を得たが、
北?寛明の高く弾んだ投ゴロが安打となる間に1点を挙げたのみ。
その後は山田の前に反撃を封じられ、大ガスが逃げ切った。
笠木は2回表に3点は奪われて敗戦投手にはなりましたが、
6回1/3を投げて稼いだアウトのうち半分以上が飛球。
80キロ台の緩い変化球の直後に120キロ台の直球が来たり、
さらには130キロ台後半の速い球もあるという文字通りの緩急自在ぶり。
やっぱり観ていて面白い投手だと思います。
大阪ガスの応援で、チャンスになると『レイダース』のテーマが演奏され、
それをバックにリーダーが一席ぶってから『ヴィクトリーマーチ』へ入るという
バンドのボリューム次第では非常にカッコ良くなる流れがあるのですが、
後半になってから披露されるイメージがあったのに今回は2回で登場。
そして小野の三塁打が飛び出しました。
8回にもこの応援の流れがあって小野が適時打と、
今日に限ってはかなり効果があったような気がします(笑)
あつさのせい?@南港。
2007年6月23日 野球◇第14回関西地区大学野球5リーグ対抗戦 第1日◇
@南港中央野球場
《第一試合・1回戦》 関西学生野球連盟 4−2 京滋大学野球連盟
関学連 000 000 310=4
京滋連 001 000 010=2
※7回裏から観戦
《第二試合・準決勝》 阪神大学野球連盟 2−1 近畿学生野球連盟
阪神連 000 100 010=2 H6 E0
近学連 001 000 000=1 H3 E0
阪:山下(天理)−庄司(大体)
近:蕭(奈産)、山口(阪南)、佐藤(阪南)、林(奈産)−吉田(奈産)、河嶋(神戸)
【HR】加藤聡(阪・大産 8回ソロ)
第一試合の7回裏に到着。
8回表裏の1点は、関西学生は中原弘喜(近大)のソロ本塁打、
京滋大学は物部友徳(佛教)の犠飛でした。
球場の軒下に友人の姿を見つけたのでそちらへ移動し、
第二試合は日陰で観ることに。
*第二試合*
近畿学生の先発は蕭一傑(奈産)。
1回表、内野安打で出た松元裕章(関国)を三塁まで進ませるも、
無得点に抑える。
阪神大学先発の山下真之介(天理)は初回は無難な立ち上がり。
2回裏、1アウト一、三塁で山本竜揮(阪南)がセンターへ飛球を打ち上げ、
三塁走者の水田健一(奈産)がタッチアップで本塁へ向かったが、
センター松元からの返球が良く、タッチアウトになった。
3回裏、近畿学生は2アウト二塁で北山恵丞(奈産)の一ゴロが
安打となる間に二塁から串岡晃一(阪南)が好走塁を見せて1点を先取。
しかし阪神大学も4回表に加藤聡(大産)の中前適時打で追いついた。
5回表には2アウト満塁で突き放す好機を得るも1本が出ず。
1−1のまま試合は終盤に差し掛かり、迎えた8回表も2アウト。
ここで4回表に適時打を放った加藤が打席に。
マウンドには7回途中から佐藤弘樹(阪南)が上がっていたが、
その6球目を弾き返してレフトスタンドへ飛び込むソロ本塁打になった。
山下は3回に先制点を許して以後調子を取り戻し、
毎回3人ずつで抑えて気が付けば被安打3の完投勝ち。
対抗戦ゆえにそのうち替わるだろうとは思っていたが、
4回以降のパーフェクトピッチングでそのまま行った感も。
一種の“お祭り”でありながら、神宮大会予選のシード権を賭けた
真剣勝負の要素も見られた好試合だったと思う。
今日はずっと日なたに居たらおそらくバテていたことでしょう。
最初のうちは手拍子で応援をしていた阪神大学の控え選手たちが、
後半になるに従ってだんだん静かになっていったのも、
8回、9回の近畿学生の攻撃で一塁コーチャーズボックスが
ずっと無人になっていたのも、暑さのせいだったのでしょうか(笑)
サイドスロー対決@西京極。
2007年6月25日 野球◇第78回都市対抗野球大会 京滋奈代表決定戦◇
@西京極野球場
日本新薬 2−0 大和高田クラブ
新 薬 000 000 200=2 H7 E0
高田ク 000 000 000=0 H7 E2
※日本新薬(京都市)は7年連続25回目の出場
新薬:田中−堂前 高田:池邉、山田、田中−大志万
1回表、2回表と三塁まで走者を進めながら先制点が奪えない新薬。
2回から毎回安打が出てもその後が続かない大和高田。
新薬・田中大介、大和高田・池邉明英のサイドスロー対決は
中盤まで両者相譲らず。
どちらにどう転んでもおかしくないような展開だった。
そして、西京極上空もいつ降り出してもおかしくない天候。
東側の愛宕山が見えにくくなっている。
7回表、新薬は先頭の佐々木龍が死球で出塁、小林世拓の犠打で二塁へ。
松本雅彦も四球を選んで一、二塁とすると、
続く保田裕久の打球が二遊間を破り佐々木が二塁から長躯生還。
ようやく先制点を奪う。
池邉は次の藤谷大樹を中飛に打ち取ったところで山田真也に交替したが、
堂前篤史の左前適時打で新薬が2点目を追加した。
新薬の田中は、2回から8回まで毎回1安打ずつを許しながら、
結局は三塁を踏ませず、しかも無四球と安定感のある投球を披露。
9回裏は3人で終え、7年連続の都市対抗出場を完封勝利で飾った。
この結果、大和高田クラブがNTT西日本、新日本製鐵広畑とともに
7月2日から西京極で行われる近畿代表決定戦へ行くことになりました。
抽選は明日、とは聞いていますが・・・。
試合終了後の代表旗授与式では個人の表彰もあり、
新薬・田中が最高殊勲選手賞、大和高田・池邉が敢闘賞、
大和高田・山本貴紀が打撃賞をそれぞれ受賞しています。
心配された雨は、7回表に少し降った程度。
表彰式の終わりがけにもパラパラっと来たものの、
スタンド下で雨宿りしているうちに止んだので事無きを得ました。
この頃の天気予報はあてになりません(苦笑)
モノ好きの血が騒ぐ。
2007年6月30日 野球全国高等学校野球選手権大会は、今大会で第89回を迎えます。
第1回大会が1915(大正4)年ですから、
第二次世界大戦による中断を挟んで92年の歴史があります。
その第1回大会、当時は“全国中等学校優勝野球大会”という名称ですが、
豊中グラウンドで行われた大会に出場したのは10校。
予選参加校は73校でした。
その予選と言っても現在のように確立されたものではなかったため、
野球部がありながら大会に参加しなかった(できなかった)学校も
全国にはかなりあったものと思われます。
(私の母校もそのひとつです)
来年は90回の記念大会ですから、その際にはまた“皆勤校”として
いくつかの高校が紹介されることと思いますが、
その高校にはかなりの強い運があった、と言うことができるでしょう。
高校野球選手権の大阪大会で販売されているパンフレットには、
各校の創立年と野球部の創部年が記されています。
中には選手権大会よりも長い歴史を持つ野球部が何校か見られます。
しかし、そのすべてが第1回大会に参加した(できた)わけではありません。
そのあたりの事情はよくわかっていないのですが・・・。
1915年以前のことはともかく、それ以後については『大会史』をたどれば
野球部の活動が系統的にわかるようにはなっています。
ただ、戦後の“学制改革”によってその系統がわからなくなっていることも
多々あります。
大学時代に、暇を見ては図書館に通ってはその『大会史』を元にして、
戦前の大会に参加していた学校が戦後はどうなったか?を
全国にわたって調べてみようと企てていたことがあります。
あれから20年近く経ち、集めた資料も散逸してしまいましたが、
地元大阪だけはある程度まとまった形にしていて、なお進行中です。
そんな中、ベースボール・マガジン社が、
『にっぽんの高校野球(地域限定エディション)』というシリーズムック
(1・東京編、2・大阪編、3・東海編)を昨日発売。
巻末の“地方大会の歴代参加校別パーフェクト星取表”は、
私のようなモノ好きにとっては血が騒ぐような代物で、即買い決定。
で、早速大阪編の間違い探しをする、と(イヤな奴だ)。
・・・今のところ3箇所見つかりました。
BBM社の方がこの日記を見てるかどうかは知りませんが(笑)
第1回大会が1915(大正4)年ですから、
第二次世界大戦による中断を挟んで92年の歴史があります。
その第1回大会、当時は“全国中等学校優勝野球大会”という名称ですが、
豊中グラウンドで行われた大会に出場したのは10校。
予選参加校は73校でした。
その予選と言っても現在のように確立されたものではなかったため、
野球部がありながら大会に参加しなかった(できなかった)学校も
全国にはかなりあったものと思われます。
(私の母校もそのひとつです)
来年は90回の記念大会ですから、その際にはまた“皆勤校”として
いくつかの高校が紹介されることと思いますが、
その高校にはかなりの強い運があった、と言うことができるでしょう。
高校野球選手権の大阪大会で販売されているパンフレットには、
各校の創立年と野球部の創部年が記されています。
中には選手権大会よりも長い歴史を持つ野球部が何校か見られます。
しかし、そのすべてが第1回大会に参加した(できた)わけではありません。
そのあたりの事情はよくわかっていないのですが・・・。
1915年以前のことはともかく、それ以後については『大会史』をたどれば
野球部の活動が系統的にわかるようにはなっています。
ただ、戦後の“学制改革”によってその系統がわからなくなっていることも
多々あります。
大学時代に、暇を見ては図書館に通ってはその『大会史』を元にして、
戦前の大会に参加していた学校が戦後はどうなったか?を
全国にわたって調べてみようと企てていたことがあります。
あれから20年近く経ち、集めた資料も散逸してしまいましたが、
地元大阪だけはある程度まとまった形にしていて、なお進行中です。
そんな中、ベースボール・マガジン社が、
『にっぽんの高校野球(地域限定エディション)』というシリーズムック
(1・東京編、2・大阪編、3・東海編)を昨日発売。
巻末の“地方大会の歴代参加校別パーフェクト星取表”は、
私のようなモノ好きにとっては血が騒ぐような代物で、即買い決定。
で、早速大阪編の間違い探しをする、と(イヤな奴だ)。
・・・今のところ3箇所見つかりました。
BBM社の方がこの日記を見てるかどうかは知りませんが(笑)