レイダース効果?@京セラD(追記済)。
2007年6月21日 野球◇第78回都市対抗野球大会 大阪・和歌山第三代表決定戦◇
@京セラドーム大阪
大阪ガス 4−2 NTT西日本
大阪ガス 030 000 010=4 H9 E1
N T T 西 000 010 010=2 H8 E1
※大阪ガス(大阪市)は2年連続18回目の出場
大ガス:坂本、山田幸−小野 N西:笠木、徳留、佐々木、藤原−北?
大ガスは坂本健二、N西は笠木伸二の両ベテランが先発。
2回表、1アウト一、三塁で小野和隆が左越三塁打を放ち
大ガスが2点を先制。
小野は小倉飛鳥の左前安打で還り序盤から3点をリードする。
N西は毎回のように先頭打者が出塁しながら得点ができず、
追いつこうにも追いつけない状態が続いていた。
大ガスも4回表に走者を進める場面があったが、
笠木の巧くタイミングを外した投球になかなか追加点が奪えない。
5回表、2アウトから田中洋平が右中間への三塁打で再度好機を作ったが、
続く平山涼の当たりが笠木を強襲、これを笠木は身体で受け止め、
一度は前へこぼしたものの一塁へ送って難を逃れた。
笠木のこのプレーに奮起したか、N西はその裏2アウト二塁の場面で
宮崎昌樹に右越二塁打が飛び出してようやく1点を奪う。
6回裏にもN西は先頭の黒塚浩行が左線二塁打で出塁し、
西田朋生の中飛で三塁へと進んで差を詰める好機。
ここで大ガスは坂本から山田幸二郎へ交替。
直後、河本泰浩に四球は与えたものの後続を断ち、2点のリードを守る。
N西は7回表から徳留慶が登板したが、
8回表、2アウト二塁で小野に右前適時打を許してマウンドを降りた。
その裏にN西は2アウト満塁というまたとない好機を得たが、
北?寛明の高く弾んだ投ゴロが安打となる間に1点を挙げたのみ。
その後は山田の前に反撃を封じられ、大ガスが逃げ切った。
笠木は2回表に3点は奪われて敗戦投手にはなりましたが、
6回1/3を投げて稼いだアウトのうち半分以上が飛球。
80キロ台の緩い変化球の直後に120キロ台の直球が来たり、
さらには130キロ台後半の速い球もあるという文字通りの緩急自在ぶり。
やっぱり観ていて面白い投手だと思います。
大阪ガスの応援で、チャンスになると『レイダース』のテーマが演奏され、
それをバックにリーダーが一席ぶってから『ヴィクトリーマーチ』へ入るという
バンドのボリューム次第では非常にカッコ良くなる流れがあるのですが、
後半になってから披露されるイメージがあったのに今回は2回で登場。
そして小野の三塁打が飛び出しました。
8回にもこの応援の流れがあって小野が適時打と、
今日に限ってはかなり効果があったような気がします(笑)