あけまして、ジガモガハ(笑)。
当『球虹日記』、おかげさまで3年目を迎えました。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2006年最初の画像は・・・
←黒陵(黒沢尻北高校)應援部

◇第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会・第4日◇

《第3グラウンド(東大阪市多目的広場)第2試合・3回戦》

長崎北陽台高校(長崎) 34−7 黒沢尻北高校(岩手)

[前半] 長 17−7 黒
[後半] 長 17−0 黒

試合よりも“黒陵(こくりょう)”こと黒沢尻北の應援部を見に来たようなもので(笑)
黒沢尻北は岩手県の高校でバンカラ応援を守り続けている中の一校。

第3グラウンドに入ると、キックオフの笛が鳴ったにもかかわらず
応援席の入替えがまだ完全に済んでいなかった。
スタンド最上段には“黒陵魂”のノボリが立ち、
一般生徒のほうはすでに小旗を振って声援を送っていたが、
ボロボロの帽子をかぶった稽古着・袴姿の應援部員が立ち往生。
応援台となる木机や、なぜか熊のぬいぐるみを持つ部員も居る。

その稽古着・袴姿の部員は5人。
腰に手拭を何本もぶら下げ、机の上に立って応援を指揮する。
校章が描かれた紫の旗を振りながら「押せ押せ押せ押せ黒陵」のコール。
扇子を二つ持って踊りながらの「ジガモガハ」。

ジガモガハ
ジガモガハ
ジンジンジガモガ
ジガモガハ


独特のリズムでこの文句が繰り返される応援は、黒沢尻北の名物。
これを一度生で見たかったのですよ。
扇子を持っていた部員は私の席から最も遠い場所だったので
よく見えなかったけど。

前半、一旦7−7の同点に追いついた黒沢尻北。
点が入ったときには番傘を振り回しての“傘踊り”が披露される。
歌詞はよく聞き取れなかったが、私が知っていたのとは違っていた。
この試合では1回しか見られず。

ハーフタイムでは、校歌のほか応援歌など数曲。
5人がいっせいに旗を振る姿がとても絵になる。

そうこうしているうちに、第三試合(伏見工業vs報徳学園)目当てのお客さんが
次々と入ってくる。
第3グラウンドのスタンドは通路がひとつしか無いに等しい。
旗を振りながら応援しているその前を人がどんどん通過して行く。
2回戦の第1グラウンドと違ってやりにくかったやろなぁ。

2回戦では後半に逆転勝ちした黒沢尻北も、その再現はならなかった。
「どうせなら正月3日まで居たかったねー」
などという声も聞こえて来たが、
敗戦の口惜しさよりも、31年ぶりの花園をもう少し味わいたかったという思いが
その中に少なからず含まれていたように思えた。

最後のエールは、「サンキューサンキュー黒陵」。

また花園へ戻って来いよ。


黒沢尻北高校應援部については、こちらが詳しいです。
ご参考までに。

http://bankara.vis.ne.jp/
1月1日の夜に見る夢を“初夢”という。
(2005年も同じ書き出しだったことは置いといて)
私の場合は・・・忘れちまったぃ(笑)
ただ、思いがけない人が「ただいま〜」と言って家の中に入ってきたような(^^;


NHK教育TVで、19時から(主に歌舞伎座の)初芝居中継。
新聞の番組表では“初芝居生中継”と書かれていたが、
『伽羅先代萩』以外はダイジェストだった。
口上や『曾根崎心中』は思いっきり端折られてたし。

でも、口上でズラリと並んだ役者さんの数を見るとさすが歌舞伎座。
上手の端に松本幸四郎、下手の端に中村吉右衛門と兄弟が固めている。
中村時蔵が女形で出ていなかったのは意外な気も。

歌舞伎座では南座の顔見世に続いて坂田藤十郎の襲名披露興行なので、
放送時間中ほとんどが藤十郎。
お腹いっぱいですわ。

副音声の解説は小山觀翁さん。なぜか和服じゃない。
あの味わいのあるしゃべりが好きなので、副音声をONにしながら見た。
「ビギナーにもわかりやすく」などとおっしゃっていたが、
浄瑠璃の文句をそのまま早口で言われても
ビギナー中のビギナーにはわからんと思うけどなぁ。

番組の途中で大阪松竹座の様子も少しだけ紹介されていた。
某日の夜の部、観に行きます。
今回は“幕見”ではなく、ちゃんと席を取ったので(三等席だけど)。


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お知らせ。
2005年11月30日の日記にて、
コメント機能について「現在のところ仕様に加える予定はありません」と
表明しましたが、
1月1日より試験的にそれを解除しました。
今後このままで行くかどうかはまだ様子を見たいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
生駒おろしに吹かれて@花園。
←近鉄花園ラグビー場

“大阪対決”終了後の挨拶。
(バックスタンドから撮影)

1月3日は何事もない限り花園に居て、
友人らと初顔合わせするのがここ10年近く恒例となっている。
というわけで今年も件の如し。

第一試合のキックオフ直前にバックスタンド入り。
上空は晴れたり曇ったりだが、風が強い。
4試合とも観て、準決勝の抽選会までお付き合いをすると
“生駒おろし”に吹かれながら花園で5時間以上過ごすことになる。

第二試合に注目の大阪対決を控えていることもあって、
見る見るうちにスタンドが埋まっていく。

◇第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会・第5日 準々決勝◇

《第一試合》 
桐蔭学園高校(神奈川) 27−8 茗渓学園高校(茨城)

[前半] 桐 13−5 茗 
[後半] 桐 14−3 茗

東のAシード・桐蔭学園が貫禄勝ち。
茗渓もフォワードの重量差では不利な状況だったが、
スクラムハーフがとても良い動きを見せていたのが印象的。

《第二試合》 
大阪工業大学高校(大阪第二) 29−12 啓光学園高校(大阪第一)

[前半] 工 17−7 啓
[後半] 工 12−5 啓

前大会まで4年連続して花園を制し、5連覇に挑んでいた啓光。
しかしそれを阻んだのは同じ大阪の大阪工大高だった。
啓光は相手陣へ何度となく攻め込むも毎回のように工大高に挽回され、
大事なところでのハンドリングミスが続くなど流れを最後までつかめず。
工大高は長いパスを巧く使い、啓光ディフェンスを見事にかわしていた。
啓光の花園連勝は22で止まったことになる。

《第三試合》 
伏見工業高校(京都) 24−20 長崎北陽台高校(長崎)

[前半] 伏 14−10 長
[後半] 伏 10−10 長

最後の最後まで目が離せなかった好ゲーム。
(前半はトイレの行列に巻き込まれて10数分見られなかった^^:)
20−19で長崎北陽台がリードしてノーサイド寸前のところで
伏見工業が怒涛の攻めを見せて逆転のトライ。
相手の一瞬の隙を見逃さなかったのはさすが伏見工業。
長崎北陽台は3回戦で観たところバックスが目立っていたが、
フォワード・バックスのバランスがとても良いチームだったと思う。

《第四試合》 
東海大学付属仰星高校(大阪第三) 55−7 大分舞鶴高校(大分)

[前半] 仰 24−0 舞
[後半] 仰 31−7 舞

この試合、両校ともセカンドジャージ着用。
大分舞鶴は全九州高校大会を制し、九州ナンバーワンの実力を誇るチーム。
ここ2年の花園で大阪代表に敗れているだけに期するところがあったはずだが・・・
仰星のパワフルなプレーばかりが目立つ一方的な試合に。
後半終了間際に意地を見せて完封負けは免れたが、
またもや大阪勢の厚い壁に阻まれた。

帰途の東花園駅。
注目の大阪対決が早めに組み込まれたのと、
第四試合が一方的な展開になったこともあってか、
改札口での混乱は以前に恐れていたほどでもなかった。
しかし、仮駅での営業は高架が完成するまで続くわけで。
今の駅の位置(旧駅よりも約200m西寄り)だと、
もし改札制限が長引いたとしたら隣の河内花園駅まで歩いても良さそう。
準急や急行の臨時停車は無いけど。

小吉。

2006年1月4日
小吉。
←奈良市・春日大社

1月4日にしてやっとお正月らしい画像(笑)


正月休みも今日で最後。
2年ぶりに春日大社へ行くことにした。

JR奈良駅から乗ったバスは“春日大社本社”行き。
市内循環バスよりは少し奥のほうまで連れて行ってくれる。
しかし国立博物館のあたりから渋滞に巻き込まれ・・・
大仏殿から歩いたほうがスムーズに行けたかも知れない。
正月三が日に比べて人の出は落ち着いたはずだが、
それでも初詣へ向かう人の流れは絶えることが無い。

お守りを授かったり、おみくじを引いたりしてから、
お正月らしく露店の並ぶ表参道を興福寺の方向へゆっくりと歩く。
五重塔、南円堂から石段を下りて猿沢池、
三条通り〜東向通りの商店街を抜けて近鉄奈良駅まで。
何も考えなくても自然と足がそういうコースをたどるようになっているぐらい、
学生時代から歩き慣れた奈良の道。
歩くたびに、何かを思い起こさせてくれる。

あとは郵便局巡り。
なぜか法華寺まで足を伸ばして、またもや渋滞に巻き込まれる(笑)

で、春日大社のおみくじは・・・
昨年結婚を発表して大騒ぎになった某左腕投手の背番号で“小吉”。
待ち人はおそけれど来たる、という具合で何事もあわてるな、
みたいなことが書いてあった。
・・・待ってて良いのか?(^^;
今日は仕事始め、そして今年で15回目の同期新年会。

毎回毎回よう続くなぁ、で、よう集まるなぁ、と言いつつ。
仲良き事は美しき哉(謎)

久しぶりに美味い魚を食べましたとさ。
さすが北海道直送。

阿闍梨餅。

2006年1月6日
かなり以前の日記に書いたとは思うが、
私はお土産用のお菓子を選ぶのが好きなほうだ。
旅先からのお土産、お年賀、(お菓子好きな親類宛の)お中元、お歳暮等々。
できれば全国ネット的なものは選びたくない性分なもので。

近頃はネットでの地方発送を受け付けたりしている店もあるので、
そこへ行かなければ買うことができない、といったものが
だんだん限られて来るように思える。
そんな中で、“知る人ぞ知る銘菓”と呼ぶに相応しいお菓子を、
自分の眼で見つけ出そうとすることに意地になったりすることがまぁある。

今回のお年賀で私が選んだのは、
京都に本店を置く満月というお菓子屋の『阿闍梨餅(あじゃりもち)』。

秋口だったか、近所の百貨店の地下で京都フェアみたいなコーナーが出来ていて、
そこに生八つ橋や『かま風呂』などと一緒にバラ売りされていたのを
偶然見つけて買ってみた。
茶色い皮をした普通のお饅頭だと思っていたら・・・甘かった。
味が甘いのではなく(いや、実際甘いんですけど)、考えが甘かった。
ひと口かじった瞬間、これは普通じゃない!と思いましたよ、ワタシャ。
独特の食感に上品な甘さ。これは何かに使えそうやなぁ。
次の日も店に行ったら・・・『阿闍梨餅』だけがもう無かった。

それからしばらくして、大阪市内の某百貨店にて発見。
満月単独ではなく、他の京銘菓(『そばぼうろ』など)と一緒に出店していた。
ここなら期間限定ではなくいつでも買えそう。
ということで、日持ちの日数を確認するなど事前に一度探りを入れて、
12月31日に取りに行くから箱入りを“お年賀”ののし付きで用意してくれ、と
頼んでおいた次第。
もちろん自宅の取り置きぶんも(笑)
本当は京都の本店まで行って買うのが一番なんだろうけど。

賞味期限は1月3日になっているが、
食べてしまうのが惜しいのでまだ1個だけ冷蔵庫に残っている。
機会を見てまた買いに行こうっと。
信は力なり@花園。
←近鉄花園ラグビー場

今日はメインスタンドから。



◇第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会・最終日 決勝◇

伏見工業高校(京都) 36−12 桐蔭学園高校(神奈川)

[前半] 伏 24−0 桐
[後半] 伏 12−12 桐

※伏見工業は5年ぶり4回目の優勝

花園上空は北へ向かって強い風が吹いていた。
バックスタンド上の雲が左から右へと流れて行くのがよく見える。
前半は伏見工業にとってフォローの風だった。

伏見工業の横断幕には、

「つなげ→つなげ→つなげ→伏見工」

という少々長いサイズのものがあり、今日はスタンドの最上段に貼られていた。
その文字どおりに球をつなぐラグビーを前半から伏見工業が見せる。
桐蔭学園も負けじと展開攻撃を仕掛けていたが、
伏見工業のディフェンスの集まりが速く、しかも巧いタックルで勢いを止める。
フォワードの重量では桐蔭学園が上回るもそんなことはお構いなし。
桐蔭学園はかなり攻め込んではいたが、
相手陣でのミスが重なったのが響いて前半無得点に終わった。

後半は風上に立つ桐蔭学園が先にトライ。
ゴールも決まって24−7、まだ開始5分だけにどうなることやら。
しかし伏見工業のタックルは後半になっても衰えを知らず、
決して試合の主導権を渡そうとはしなかった。
後半のロスタイムが1分と発表されたその直後にも、
容赦なくトライを決めた伏見工業。
最後まで“つなぐ”ラグビーで5年ぶりの優勝を勝ち取った。

伏見工業は赤のジャージに黒のパンツ。
その黒のパンツには“信は力なり”という言葉が縫い付けられている。
“泣き虫先生”とも呼ばれる山口良治総監督の座右の銘。
今日も泣いてはったんやろなぁ。

全国高校ラグビー大会は、
第78回大会(1998年〜1999年)での啓光学園以来、
ずっと関西の高校(大阪、京都)が優勝していることになる。
その間の優勝校は、啓光学園(5回)、東海大仰星(1回)、伏見工業(2回)。

ちなみに、3校とも京阪沿線の高校である(笑)

6970年の・・・?

2006年1月8日
今日は別に体調が悪かったわけでもないが、
これと言って出かけるべきところも無かったので
自宅に引きこもって種々雑多なモノを整理しながら過ごすことに。
ついでにこれまでの主な日記をおおまかにジャンル分けしてみた。
ただし、これで完成品ではないし、いつ完成するかはわからない(笑)

ラグビー大学選手権で早稲田大学が連覇した瞬間を見届けてから、
おもむろに外出。
難波の?島屋へ買い物ついでに
『タイムスリップ・大阪万博展〜EXPO’70とその時代』を見に行く。
(1月16日まで開催中)

♪1970年の、こんにちは〜

である。
大阪万博が開催されていた当時の私は2歳。
会場でアフリカかどこかの人に笑い掛けられ、
怖がって泣きわめいていたと聞かされたことはあるのだが、
よく覚えていない。

でも、展示されている当時の品々を見ていると、
懐かしい気持ちになるのは何故だろう。
覚えていなくても一応リアルタイムで経験しているからか?
(その展示品の一部が家にあったりもするのだが)
大阪市交通局、北大阪急行、阪急電鉄の万博輸送関連資料(ポスターなど)は
特に興味深かった。

その万博を記念したタイムカプセルが、2基大阪城公園に埋められている。
上下2段で埋められていて、上のカプセルは2000年から100年毎に
開けられることになっているのだが、下のカプセルが次に開けられるのは・・・

西暦6970年!

大阪万博から5000年後らしい。
それまで地球は存在しているのだろうか・・・?
◇第51回 えびすボウル@王子スタジアム◇

関西学生オールスター
 9  7  3  3=22
 6  7  7  7=27
X−LEAGUE WEST オールスター

何だかんだあって13時のキックオフには間に合わなかった。
JR灘駅からの緩やかな坂道を上がってスタジアムの前を通り過ぎようとすると、
“レッツゴーKG”の演奏が聴こえてきた。
“えびすボウル”になってからでは初めての生演奏付きの応援だ。
(でもKGの音じゃないな、あれは)

スタジアムに入ってまず飛び込んできたのは、
満員になっていた(いつまで経っても仮設の)バックスタンド。
左手のメインスタンドも、入口から見るとかなり埋まっている。
仕方なくバックスタンドをさらに越えて、得点板寄りの片隅に落ち着く。
ここなら日当たりも良さそうだし。
すでにX−WESTが6−3とリードしていた。

第1Q残り2分、関西学生が池野伸(立命館大学)のタッチダウンパスで逆転。

第2Qはともに7点ずつを取って関西学生がリードのまま前半終了。

X−WESTのチアはクオーターごとに交替していて、
第1Qはアズワン・ブラックイーグルス(だったと思う)、
第2Qは神戸ファイニーズ。ここだけは応援について行ける(笑)
ちなみに第3Qはイワタニ・サイドワインダーズ、
第4Qは松下電工インパルスだった。

第3Q残り4分、X−WESTの兼本幸治(イワタニ)がランでタッチダウン。
第4Qは残り49秒でX−WEST石野仁大(松下電工)のタッチダウン。
それ以降、関西学生の攻撃もあと一歩のところまで行ったが時間切れ。
X−WESTの3連勝で終わった。

MVP(最優秀選手)は最後のタッチダウンを決めた石野。
MIP(敢闘選手)は関西学生を代表するランニングバックで、
今日も走りに走った中西庸輔(関西大学)が受賞。

で、関西学生の応援だが。
演奏していたのは立命館のような気もするが、
パーカッションの叩きかたは同志社のようにも思える。
近くに居なかったのでその構成は不明。
でも、立命の曲では妙に吹奏の反応が良かったよなぁ。
チアも各校入り混じっての大所帯。
タイムアウト時の“バナナ(立命館)”や“キューピー(同志社)”がやたら豪華で、
そしてすごく楽しそうに見えた。
リーグ戦だと(踊りたくても)相手の応援だから踊るわけにも行かないし。
オールスターゲームならでは。

寒さ対策で完全武装(笑)してきたわりには意外と暖かく、
第3Qまではウインドブレーカーを着ずに済んだが、終盤一気に冷え込んできた。
まぁ、ずっと寒いよりはマシか。
第84回全国高等学校サッカー選手権大会は、
昨日、滋賀代表の野洲高校が延長戦を制して初優勝を遂げた。
関西勢の優勝は第52回(1973年度)の大阪・北陽以来32年ぶり。

第55回大会(1976年度)から会場が大阪から首都圏に移った全国高校サッカー。
首都圏開催となって初めての関西勢の優勝ということになる。

全国高校サッカーの第1回大会は1918(大正7)年、
“日本フートボール大会”という名称で、ラグビーと同時開催だったという。
会場は豊中、主催は大阪毎日新聞。
いまや国立競技場を大観衆で埋めるほどの大会となったその源流は、
大阪にある。
毎日新聞が主催から手を引いたあと、
日本テレビが首都圏へ持って行ってしまったようなものか?
大阪開催のままだったら今ほど大きく扱われていないかも知れないが。

準決勝まで勝ち進めば、国立競技場でプレーができる。
これが高校サッカーの大きな目標になっているのは確か。
そこで思ったことが、平成に入ってからの大会(68回以降)で、
国立でプレーした関西の代表校は何校あるのか?
結果は以下のとおり。


【滋賀】
守山北(73回・4強)
草津東(79回・準優勝)
野洲(84回・優勝)

【京都】
山城(71回・準優勝)

【奈良】
奈良育英(73回・4強)

【兵庫】
滝川第二(77回・4強、81回・4強、82回・4強)

【和歌山】
初芝橋本(74回・4強)


大阪は無し。

大阪の4強進出は、56回(1977年度)の北陽が最後である。
今大会では、大阪朝鮮高級学校が強豪の国見(長崎)に勝つなど
旋風を巻き起こしたが、最後は優勝した野洲にPK戦で敗れ、
あと一歩のところで国立行きは成らなかった。

ひとつ勝つのがやっと、よく勝って2回という最近の大阪代表。
そろそろ国立に出られるような高校が出てこないものかと。

ちなみに、私の母校のサッカー部は全国大会に5回出場した記録が残っている。
ただし“全国中等学校蹴球大会”で、しかも大正時代の話である。
最近の成績なら、府大会でなかなか勝てない野球、ラグビーに比べれば
出られる可能性はあるとは思うのだが。

転居先不明。

2006年1月11日
1月も10日を過ぎているというのに。

「あて所に尋ねあたりません」

というハンが押されて年賀状が返って来るとはどういうことよ?

ハガキの宛名の主からは、元日に届いている。
その主とは高校時代の友人だが15年以上会っておらず、
年賀状のやりとりで無事を確認しているようなもの。
学校やら仕事やらでそれはもう各地を転々としているヤツで、
今は彼の実家の近くに嫁さんと住んでいるらしい。

一昨年は喪中ハガキを前の住所に送っていたのだが、
返って来なかったのでちゃんと着いているはず。
それから転居したのだとは思うが・・・。

今回は2年ぶりの年賀状で、例年になく転居先不明で返って来るのが多い。
これまでに5枚。
うち2枚は元日までに返って来たので事無きを得たが、
このハガキだけはもう10日を過ぎている。
大阪府内での転居のはずなのに。
熱心に調べすぎやっちゅうねん。


今日(11日)現在、私あてに66枚が到着。
選手・監督の写真あり、球場の写真あり、犬語あり、コスプレあり(^^;
皆様、ありがとうございます。
最近は、仕事から帰るとBGMがわりにNFLの中継(ジータス)を流している。
今はプレーオフの真っ最中らしい。
どの選手が凄い、とかいうのは全くもってわからないし、
別に集中して見てはいないのだが、やっぱり面白い。

今日の解説は後藤完夫と河口正史。
何と言っても後藤完夫は、アメリカンフットボール解説のパイオニア。
昔はそれがなんとなくキザっぽく聞こえてあまり好きにはなれなかったが、
だんだんその持ち味がわかるようになってきた。

その後でちょっと昔のスーパーボウルの映像が流れたりして。
これもまた面白いんだよなぁ。

NFLの中継はGAORAでも放送しているが、
ちょっと夜遅めなので・・・濱田篤則の解説は結構好きなんだけど。

例えば、今日放送された試合でもそうだったのだが、
(ピッツバーグ・スティーラーズ 31−17 シンシナティ・ベンガルズ)
少々点差の付いた状態で第4Qも残りわずかとなれば、
選手もコーチも握手などしてプレーが行われずにタイムアップを迎えるのは
やはり国民性の違いだろうか。
日本ではせいぜいQBのニーダウンで時計を進めるぐらいだし。

石田三成が首を切られるその道すがら。
喉が乾いたので水を所望すると、水は無いので柿で我慢せよと言われたが
「柿は身体に良くない」と言って断ったという逸話がある。
最期を迎えるまで志を捨てないことが、
日本では美徳として伝えられているわけで。
どちらがどうだ、という話ではないけれど。
初めての玉三郎@松竹座。
←大阪松竹座・3階席から

幕間に携帯で撮影。

開演中はもちろん電源OFFです。

『壽 初春大歌舞伎』夜の部を観て来た。
今回は幕見ではなく三等席を事前に買っている。
ただし、私の席は花道を正面に見るバルコニーなので、
舞台上手がやや死角になる。
場内はほぼ満席。今にして思えばよく券が取れたもの。

詳しい筋書きはどこかで見ていただくとして、今日の感想をば。

*『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』

平賀源内が福内鬼外の別名で書いた作品。
イヤホンガイドの解説が小山觀翁さんだったので、
これだけはイヤホンを耳に差しながら観た。
アグレッシブな船頭の娘“お舟”を片岡孝太郎が熱演。
仕掛け(何かが爆発します)も笑いどころもあり。

*『通し狂言 假名手本忠臣蔵』より

  『道行旅路の花聟(落人)』

浅葱色の幕が落とされると、
片岡仁左衛門の“勘平”と坂東玉三郎の“おかる”。
思わずタメ息が出てしまうほどの美しさ。
何しろ私にとっては初めて観る玉三郎の舞台、どう例えて良いものか。
そこに居るだけで独特の色と匂いが立つような・・・
これはテレビだとまずわからないなぁ。

  『五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、二つ玉の場』

セリフはひと言、「五十両。」の“斧定九郎”は片岡愛之助。
いい声だねぇ。
浅草では中村獅童がやっているそうだが。
セリフが少ない分、その仕草だけでカッコいい極悪人を表現しなくてはならない。
難しい役どころであると思う。

狩人になった“勘平”が、火縄をグルグルと回しながら歩く場面があるのだが、
隣に座っていたお客さんがそれを見てボソッとひと言。
「あ、おけら参りだ」
ここは八坂神社かいな(苦笑)

  『六段目 与市兵衛内勘平腹切の場』

“勘平”の仁左衛門が、もうどうかなってしまわんばかりの迫真の演技。
ついついこちらもグッと引き込まれてしまう。
役どころもそうなのだが、いかにも疲れきった表情は演技なのか地なのか。

“おかる”の母“おかや”は坂東竹三郎、これもまた良し。
上方歌舞伎の婆さん役と言えば、今や竹三郎をおいて他には居ないかも。

*『春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)』

夜の部の最後はおめでたい舞踊で。
市川猿之助門下の若手三人(猿弥、段治郎、春猿)が舞う。
“静御前”の春猿が綺麗。

今夜は久々にドップリと歌舞伎の世界を堪能。
幕見ほど気軽でないので観るのには少々体力も要るが(汗)
野球や映画などと違って、誰かを誘って行くにしても難しいんやなぁ、これが。
V1リーグ@葛城市。
←葛城市當麻スポーツセンター体育館にて

横断幕の下に並ぶのは、PFUの個人応援幕。

かなり凝ってます。


バレーボール・V1リーグの日程を見ていたら、
見慣れない名称の会場を見つけた。
それが、奈良県葛城市の當麻(たいま)スポーツセンター。

葛城市は、2004年10月1日に當麻町と新庄町が合併してできた市。
市制施行から1年以上経っているのだが、
まだ當麻とか新庄とか言われたほうが私としてはイメージが沸く。

當麻スポーツセンターへは、近鉄南大阪線磐城駅か当麻寺駅から徒歩約15分。
近鉄大阪線大和高田駅からバスで行く方法もあり、
(エヌシーバス、43番か41番。本数は1時間に1本程度)
モノ好きな私は大和高田駅からバスに乗ってみた。
“当麻町役場前”で下車すれば5分少々で行ける。
バス停の名前は常用漢字、しかも市制施行にまだ追いついていない。

當麻スポーツセンターの体育館は、
屋根の上に五重塔の頭頂部のような飾りが付いている。
応援の音が外にダダ漏れなのだが・・・良いのか?
券を買っている間に第一試合が終わってしまっていた。


◇第8回女子V1バレーボールリーグ 第2週・第2日◇

《第一試合》 KUROBEアクアフェアリーズ 3−0 上尾中央総合病院

《第二試合》 PFU 3−1 大野石油広島

P F U 22  25  25  25
大野  25  19  19  16

ちなみにここの体育館は土足禁止。
スリッパに履き替え、靴を袋に入れて持ち場内へ入る。
V1リーグの会場は、Vリーグのそれ以上に呑気な雰囲気が漂っている。
場内放送でのスタメン紹介では、
カルボナリ・マリステラ・ナオミ(PFU)のところでやっぱり詰まりに詰まっていた。

PFUの試合は昨年もたまたま一度だけ観たが、とにかく攻撃的。
よく言えばイケイケ、悪く言えば後先を考えていないというか(笑)
佐々木侑とナオミが派手に打ちまくっていたような。
なかなか面白いチームだと思う。
そのPFUの選手たちが試合終了後、出口に並んで“お見送り”をしていた。
こんなこともやってるんだ・・・と感心。
ナオミ、結構可愛いっすよ(^^;

朝礼。

2006年1月17日
朝礼と言えば。

「いそべこーちょーせんせーにちゅーもーくっ!」

“まるむし商店”のネタを思い出す方も居るかも知れないが。



ウチのセクションでも始業前の朝礼をやっていて、
およそ2週間おきに喋る機会が回ってくる。
だいたいその内容はお天気、朝刊の記事などが多く、最近は
「寒い日がまだまだ続きますが、体調を崩さないよう気を付けましょう」
などという内容で締めくくられるのがほぼ毎日の例。

で、今日、私にその順番が回ってきた。
よりによって1月17日。
今の仕事の関係上?11年前のことを話さずには居られないではないか。

まぁ、あの当時については色々な思いがあり過ぎて、
簡単にまとめることは難しいのだが・・・

JRの新快速ならば大阪駅から三ノ宮まで20分で行けるところを、
あの時は電車と代行バスを乗り継いで何時間かかったことか。
そして車窓から見えた沿線の光景が・・・

今は何事もないかのように阪神間を3本の鉄道が結んでいて、
あの頃を思えば街も形を成している。
それが当たり前だと思っているわけで。
傷が目に見えなくなると忘れてしまうのは人間の常。
記憶が薄れていくのは仕方ないにしても、風化させてはいけないと思うと。


朝からちょっとマジメなことを喋ってしまった。
いや、いつもマジメなのだけど(おい)
さぁ、次回のネタはどうしよう・・・(^^;


私の場合、東遊園地の(誰にも言えない)記憶がある限り忘れることはできない、
そんな1月17日。

真冬の夜の夢。

2006年1月18日
TAKEさんから“夢バトン”が飛ばされてきましたので、
つかもうとしています。

(中略)

無事につかんだので回答。

Q1:小さい頃何になりたかったか?

幼稚園ぐらいの頃は力士になりたかったですね。
祖父が相撲好きで、大相撲中継をよく一緒に見ていたからでしょうか。
今の私を知る人は信じられないでしょうが、
当時はいかにもひ弱そうなコドモだったのですよ。
とにかく丈夫になりたかった。


Q2:その夢は叶いましたか?

体重だけは新弟子検査に充分合格できるぐらいに成長しましたが(汗)

  

Q3:現在の夢は?

印税生活。
作家が職業、というよりも何か別の仕事を持ちながら、
そしてマスコミには一切その姿を見せないというのに憧れます。
例えて言えば一時期の小椋佳みたいなのが理想です。


Q4:宝くじ三億円があたったら?

金利が最も高そうな金融機関を探して預けてから、
とりあえず株でも買います。
株主優待券を使って全国行脚するとか(笑)

  

Q5:あなたにとって夢のような世界は?

物心ともに豊かで、平和な世界。
そして愛ある暮らし(昔の近鉄百貨店の広告みたい)。

 

Q6:昨晩見た夢は?

たぶん福岡空港だと思うのですが。
空港のロビーで友人と搭乗開始を待っていたような・・・。
それしか覚えてません。

  
Q7:バトンをまわす人

私の知人関係ではいろんな方にまわっていそうなので。
お好きな方はどうぞ持って行って下さいませ。
四国アイランドリーグの2006年度新入団選手と所属チームが発表された。

プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト)のときもそうなのだが、
そのラインアップの中でどの選手を見たことがあるか?が気になるもので。

ずーっと見渡したところ、徳島インディゴソックスに見覚えのある名前が。
吉岡俊輔(外野手・尽誠学園高校→奈良大学)である。
奈良大ではセンターで、3番を打っていた左打者。
二部でベストナインに選ばれ、
一部昇格直後の昨年秋には敢闘賞を受賞している。

ちなみに徳島ISには奈良大の先輩で大形憲治(投手)も居たが、
1年限りで契約解除になっている。

がんばれ吉岡。

徳島ISの新人の中には、竹原俊介(投手・徳島北高校→龍谷大学)の名も。
故郷に錦を飾れるか?

今年こそは観に行かなきゃなぁ、石毛リーグ。
とりあえず目標は坊っちゃんスタジアム初観戦、ということで。

コトバをサカナに。

2006年1月20日
昼間、なぜか重いモノをワッセワッセと上げたり下ろしたりしていたので
両腕が少々だるいにも関わらず、夜は友人と難波で飲んでいた。

この友人とはかれこれ長い付き合いになるが、
訳あって大阪を離れてからしばらくごぶさただった。
「今度そっちへ行くから、会えたら会おうや」ということで、
何年ぶりかで再会を喜びあった次第。

お互い30も半ばを越えると白髪も増えるわなぁ、
などと言いつつも酒が進む。
言語感覚が鋭く、言葉をもてあそぶのに長けた人物であるがゆえに
私も負けじと訳のわからん例え話を持ってきたりして応酬。
文学の話からここでは言えない下ネタまで。
お互い「ウケたら勝ちや!」の真剣勝負のような会話だったかも知れないが、
それが非常に良い刺激になった。

言葉は使わなければ忘れてしまう。
これは年齢とは関係ないと思う。
自分よりももっと上の世代は、それだけの年数を生きてきたぶんの
多くの言葉を知っているはず。
今はほとんど見なくなったものにもちゃんと名前と由来があって、
ひとつの言葉として生き続ける。
それが歴史を作って行く、などと言えば大袈裟な話だが。
ビールを飲みながら、いろいろな言葉の持つ意味を思い起こさせるという、
何やら不可思議なひとときだった。

今度はいつ会えるかわからないが・・・神出鬼没なヤツやからなぁ(苦笑)
お別れの会@スカイマークS。
花は咲き時
たとえそれが遅くとも
後に実が就くことを
身をもって示した
侠(おとこ)の背中が遠ざかる


仰木彬氏への思いを、“五行歌”に託してみた。

“五行歌”とは、“五・七・五・七・七”の短歌のような音数に関係なく、
一行を一息で読める長さの一句を五行で書く自由詩のこと。
詳しくは↓のサイトにて。
http://5gyohka.com/
(『五行歌の会』公式ホームページ)

もう10年以上の付き合いになる友人が“五行歌”をやっている。
それに触発されたわけでもないが、
『萬葉集』の歌で卒業論文を書いた身としては創作意欲が沸くもので。
表には出せないながらもボチボチ作ったりしている。
(歌会に出るつもりはないけど)
恥ずかしながら冒頭の歌はそのうちのひとつ。


今日はスカイマークスタジアムでお別れの会があり、
献花をしてきた。

意地っ張りな言い方になってしまうが、
パシフィックリーグの歴史を語るに欠かせぬ大人物を悼みに行ったのであり、
一球団が主催するイベントに参加したとは思っていない。
本当にプロ野球発展のためにより一層努力するつもりが、
あの球団にあるのかどうか・・・?
2006野球観戦始め@大阪D。
←大阪ドーム

内野自由席はかなりの盛況。

それでも上段席は開けない。


1月から野球の試合が観られるのもドーム球場だからこそ。
入場券が安く手に入ったので、今年の野球観戦始めはマスターズリーグ。


◇プロ野球マスターズリーグ(今季最終戦)◇

大阪ロマンズ 6−5 名古屋80デイザーズ

名古屋 000 003 200=5 H10 E3
大  阪 100 002 30X=6 H11 E1

名:西本聖、野中徹博、今中慎二、田中富生、山内和宏、与田剛、小島弘務−光山英和、鈴木伸良
大:山田久志、村田辰美、小田真也、山本和行、山崎慎太郎−有田修三、定詰雅彦

大阪の先発は山田久志、名古屋の先頭打者は高木守道。
殿堂入り対決は二塁ゴロで山田の勝ち。
山田は高木との勝負を終えたところで村田辰美に交替した。
その村田が5回まで好投したが、
打線がつながらず満塁の好機を二度もつぶすなど、
大阪は追加点が遠い。

名古屋は6回表、彦野利勝の適時二塁打などで逆転。
その裏大阪は(投手登録ながら中堅手で出ていた)福間納が同点適時打。
一挙に試合が動き、打撃戦に。

7回表の名古屋は南淵時高の2点適時打で再びリードしたが、
大阪も2アウト二塁から五十嵐章人と定詰雅彦の連続二塁打で追いつくと、
真弓明信のライトへのライナーを高橋智が落球、これが決勝点になった。

途中代打で出場した内藤“ギャオス”尚行(名古屋)が、
うるさいぐらいに吠えまくる。
打つほうでも超特大のファールを打ったりと場内を盛り上げていた。
相変わらずの大人気である。

マスターズリーグは審判もプロOB。
今日の二塁塁審・谷村友一さんはなんと78歳!
恐れ入りました。

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