阿闍梨餅。

2006年1月6日
かなり以前の日記に書いたとは思うが、
私はお土産用のお菓子を選ぶのが好きなほうだ。
旅先からのお土産、お年賀、(お菓子好きな親類宛の)お中元、お歳暮等々。
できれば全国ネット的なものは選びたくない性分なもので。

近頃はネットでの地方発送を受け付けたりしている店もあるので、
そこへ行かなければ買うことができない、といったものが
だんだん限られて来るように思える。
そんな中で、“知る人ぞ知る銘菓”と呼ぶに相応しいお菓子を、
自分の眼で見つけ出そうとすることに意地になったりすることがまぁある。

今回のお年賀で私が選んだのは、
京都に本店を置く満月というお菓子屋の『阿闍梨餅(あじゃりもち)』。

秋口だったか、近所の百貨店の地下で京都フェアみたいなコーナーが出来ていて、
そこに生八つ橋や『かま風呂』などと一緒にバラ売りされていたのを
偶然見つけて買ってみた。
茶色い皮をした普通のお饅頭だと思っていたら・・・甘かった。
味が甘いのではなく(いや、実際甘いんですけど)、考えが甘かった。
ひと口かじった瞬間、これは普通じゃない!と思いましたよ、ワタシャ。
独特の食感に上品な甘さ。これは何かに使えそうやなぁ。
次の日も店に行ったら・・・『阿闍梨餅』だけがもう無かった。

それからしばらくして、大阪市内の某百貨店にて発見。
満月単独ではなく、他の京銘菓(『そばぼうろ』など)と一緒に出店していた。
ここなら期間限定ではなくいつでも買えそう。
ということで、日持ちの日数を確認するなど事前に一度探りを入れて、
12月31日に取りに行くから箱入りを“お年賀”ののし付きで用意してくれ、と
頼んでおいた次第。
もちろん自宅の取り置きぶんも(笑)
本当は京都の本店まで行って買うのが一番なんだろうけど。

賞味期限は1月3日になっているが、
食べてしまうのが惜しいのでまだ1個だけ冷蔵庫に残っている。
機会を見てまた買いに行こうっと。

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