なぜか和歌山・紀三井寺。
2004年7月24日 野球夏真っ盛り。
こんな時期に「和歌山へ行く」などと言えば、
「泳ぎに行くんか?」と言われるに決まっている。
そりゃ暑いから泳ぎたくもなるわいな。
泳いでもええねんけど、私が行くのは紀三井寺。
西国三十三箇所の札所巡りではなく、
高校野球和歌山大会が行われている紀三井寺球場である。
自宅から2時間以上かかっても、年に一度は行きたくなる紀三井寺。
(泳ぎに行けない我が身を恨んでるのではないのだよ、決して)
今日の和歌山大会は3回戦。
第一試合は(旧制)海草中学時代に甲子園連覇の経験がある向陽高校と、
昭和30年代和歌山に一時代を築いた新宮高校による“古豪対決”。
4回裏に到着した。
和歌山市内の高校だけに、一塁側の向陽の応援席はよく入っている。
新宮 010 100 004=6 H4 E0
向陽 000 200 000=2 H7 E3
新宮:巽−大前 向陽:田中、中山−田村
新宮の巽真悟は、スポーツ紙でも取り上げられたことのある右の本格派。
腕の振りが良く、ストレートに伸びがある。
最初から観ていたわけではないので何個だったかは判らないが、
不用意な四球がちょっと多そうな印象。
しかし、あの球の伸びは見る価値充分である。
向陽の2年生エース・田中洋光も右のオーバーハンドだが、小柄な技巧派。
打たせて取るタイプのようでも、カーブで三振が取れる。
来年も見てみたい投手である。
8回裏、向陽が満塁の好機を生かせなかったのに対し、
新宮は9回に満塁から押し出し四球と内野ゴロ失策で得点。
そして巽自らの2点適時打で突き放し、新宮がベスト8進出。
第二試合は、ともに現在プロで活躍するOBを持つ戦後生まれの実力校、
日高高校中津分校と星林高校の対戦。
中津 002 020 001=5 H11 E2
星林 000 000 000=0 H5 E1
中津:浦東、松本−小早川 星林:池田−藤木
中津の先発・浦東亮のフォームはちょっと東尾修に似ている、と思う。
“フルハウス”になることが多いが、そんなことはお構いなしで
打者を料理して行くような感じだった。
星林の1番・捕手の藤木彰人(163cm)にはどこか投げにくそうだったが。
星林は池田展基がエースで4番の中心選手。
こちらは川越英隆(BW)タイプか?とにかくタフな選手である。
3回表の中津は、1アウトから3番瀧本剛士がレフト場外へ、
4番岡亮次がレフトスタンドへ二者連続のソロホームラン。
ふたりとも2年生だ。
5回表は5番小早川圭の2点適時打、
最後は森雄示のショートを強襲してレフトへ転がる適時打でダメ押し。
9回裏、星林も2アウトから満塁としたがホームは遠かった。
日高中津の帽子は、ダークグリーンに白で「HN」の組合せで
どこか南海ホークスの帽子をアレンジしたようにも見える。
三塁側の応援席には、ユニフォームを着て10人ぐらいが楽器を演奏。
あれも野球部員だったのだろうか。
例えてみれば“男声合唱”の中津に対して、星林は“女声合唱”。
明るいブルーのコスチュームのチアリーダーがざっと40人ぐらい。
攻撃前には一斉に、
「星林の!ちょっとい〜とこ見てみたいっ!」
などと揃って大声で叫ぶものだから思わず笑ってしまった。
高校生がどこでそのセリフを覚えて来たんや(笑)
星林は『星林コンバット』というオリジナル応援曲があるのが良い。
第三試合は観ずに、球場近くの和歌山ラーメンの店で少々遅い昼食。
市内をブラブラしてから、南海電車で帰阪した。
行くのは遠いし、器はさほど大きくないし、ネット裏はコンクリだし。
それでも、なぜか行きたくなる紀三井寺。
こんな時期に「和歌山へ行く」などと言えば、
「泳ぎに行くんか?」と言われるに決まっている。
そりゃ暑いから泳ぎたくもなるわいな。
泳いでもええねんけど、私が行くのは紀三井寺。
西国三十三箇所の札所巡りではなく、
高校野球和歌山大会が行われている紀三井寺球場である。
自宅から2時間以上かかっても、年に一度は行きたくなる紀三井寺。
(泳ぎに行けない我が身を恨んでるのではないのだよ、決して)
今日の和歌山大会は3回戦。
第一試合は(旧制)海草中学時代に甲子園連覇の経験がある向陽高校と、
昭和30年代和歌山に一時代を築いた新宮高校による“古豪対決”。
4回裏に到着した。
和歌山市内の高校だけに、一塁側の向陽の応援席はよく入っている。
新宮 010 100 004=6 H4 E0
向陽 000 200 000=2 H7 E3
新宮:巽−大前 向陽:田中、中山−田村
新宮の巽真悟は、スポーツ紙でも取り上げられたことのある右の本格派。
腕の振りが良く、ストレートに伸びがある。
最初から観ていたわけではないので何個だったかは判らないが、
不用意な四球がちょっと多そうな印象。
しかし、あの球の伸びは見る価値充分である。
向陽の2年生エース・田中洋光も右のオーバーハンドだが、小柄な技巧派。
打たせて取るタイプのようでも、カーブで三振が取れる。
来年も見てみたい投手である。
8回裏、向陽が満塁の好機を生かせなかったのに対し、
新宮は9回に満塁から押し出し四球と内野ゴロ失策で得点。
そして巽自らの2点適時打で突き放し、新宮がベスト8進出。
第二試合は、ともに現在プロで活躍するOBを持つ戦後生まれの実力校、
日高高校中津分校と星林高校の対戦。
中津 002 020 001=5 H11 E2
星林 000 000 000=0 H5 E1
中津:浦東、松本−小早川 星林:池田−藤木
中津の先発・浦東亮のフォームはちょっと東尾修に似ている、と思う。
“フルハウス”になることが多いが、そんなことはお構いなしで
打者を料理して行くような感じだった。
星林の1番・捕手の藤木彰人(163cm)にはどこか投げにくそうだったが。
星林は池田展基がエースで4番の中心選手。
こちらは川越英隆(BW)タイプか?とにかくタフな選手である。
3回表の中津は、1アウトから3番瀧本剛士がレフト場外へ、
4番岡亮次がレフトスタンドへ二者連続のソロホームラン。
ふたりとも2年生だ。
5回表は5番小早川圭の2点適時打、
最後は森雄示のショートを強襲してレフトへ転がる適時打でダメ押し。
9回裏、星林も2アウトから満塁としたがホームは遠かった。
日高中津の帽子は、ダークグリーンに白で「HN」の組合せで
どこか南海ホークスの帽子をアレンジしたようにも見える。
三塁側の応援席には、ユニフォームを着て10人ぐらいが楽器を演奏。
あれも野球部員だったのだろうか。
例えてみれば“男声合唱”の中津に対して、星林は“女声合唱”。
明るいブルーのコスチュームのチアリーダーがざっと40人ぐらい。
攻撃前には一斉に、
「星林の!ちょっとい〜とこ見てみたいっ!」
などと揃って大声で叫ぶものだから思わず笑ってしまった。
高校生がどこでそのセリフを覚えて来たんや(笑)
星林は『星林コンバット』というオリジナル応援曲があるのが良い。
第三試合は観ずに、球場近くの和歌山ラーメンの店で少々遅い昼食。
市内をブラブラしてから、南海電車で帰阪した。
行くのは遠いし、器はさほど大きくないし、ネット裏はコンクリだし。
それでも、なぜか行きたくなる紀三井寺。