今朝、起きたときには雨が降っていなかったので、
今日は藤井寺も舞洲もあるぞ、と確信した。
都市対抗の阪和予選は大阪ドームの代表決定戦があるし、
関西地区5リーグ対抗は今日しか観られないから藤井寺を選択。
念のため、傘は折り畳みでないほうを持っていくことにした。

《第一試合》準決勝(2) 京滋大学野球連盟vs関西六大学野球連盟

関六 003 100 000=4 H8 E1
京滋 103 010 00X=5 H10 E0

関六:平野(京産大)、増田(大経大)、向江(龍谷大)、黒沢(大商大)、金村(大商大)
京滋:日高(京園大)、苗村(花園大)、板谷(滋賀大)、藤井(佛教大)、横地(佛教大)、梅原(京園大)

関西六大学は、統一ユニフォームを着用(ヘルメットは各校のもの)。
上半身ブルーで、胸に“K6BL”。帽子は白で、前頭部分のみブルー。
練習用か?と思えるようなそのデザインはともかく、
いわばオールスターゲームなのだから、
別に6種類のユニフォームそのままでも良いような気はするのだが。

京滋先発の日高勇介は1回いきなり四球を連発したが、
2イニングを無安打無失点に抑える。
関六先発は京産大のエース・平野佳寿。
立ち上がりを攻められ、4番倉田大祐(佛教大)の適時打で先制を許す。
3イニングを投げたが、被安打8・失点4と調子の出ないまま降板した。

1点を追う関六の3回表、京滋2人目の苗村亮介から川原功久(龍谷大)が
ライトポール際へ同点ソロアーチ。
その後も金子和豊(大商大)、山本信宏(大商大)の連続適時打で一度は逆転したが、
京滋もすかさず市川靖久(京教大)の適時打などで再逆転。
その後は大きな動きはなく進んでいった感があったが、
京滋の藤井悠司→横地孝之→梅原伸亮の豪華リレーに、
関六の黒沢優→金村大裕の大商大コンビの力投は観ていて楽しかった。

お目当てのひとり、板谷圭人は4回から登板。
最も雨が激しかったときではあったが、2/3イニング被安打1。

《第二試合》決勝 京滋大学野球連盟vs近畿学生野球連盟

京滋 010 200 000=3 H7 E0
近畿 000 301 00X=4 H10 E1

京滋:梅原(京園大)、日高(京園大)、苗村(花園大)、藤井(佛教大)、横地(佛教大)
近畿:松尾(大教大)、濱田大(奈産大)、岡野(阪南大)、浜田恭(奈産大)、谷垣(阪南大)、大島(奈産大)

25日の試合が雨で中止にならなければ、敗者復活戦と3位決定戦があったはずだが、
日程の都合で行われず、京滋には気の毒な変則ダブルヘッダーでの最終戦。
第二試合になると雨も止み、陽が差して暑くなってきた。

近畿リーグはヘルメットだけ統一。
近畿の先発・松尾晃雅は、4月25日の奈教大戦で17奪三振の1安打完封を
見たときの印象が強く残っている。
球の重そうな投手だが、2回表、倉田に思いっきりレフトスタンドへ運ばれた。
4回にも倉田に適時打を打たれて降板。
しかし、その持ち味は発揮できていたように見えた。

京滋の梅原は第一試合の続きのごとく先発のマウンドに立つ。
3イニングで60球を越える多い球数も、無失点。
走者を出してからのピッチングは見応えあり。
4回からは日高が登板するも、広川宗広、土井昭大、池内大輔(いずれも阪南大)の
3本の適時打で3−3の同点に追いつかれた。

決勝点は6回裏、友次悠平(奈産大)のレフトへの適時打。
4点目の本塁を踏んだのも奈産大の廻寿志だった。
8回表から登板した大島一也が叫びに叫んですべて空振りの奪三振4。
近畿学生が逃げ切って2度目の優勝に輝いた。

優秀選手賞は池内大輔(阪南大)。
昨日の初戦は見ていないが、今日は4回にきっちり4番の仕事。
敢闘賞は倉田大祐(佛教大)。
今日一日だけでその爽快な走りっぷりを充分堪能できたと思う。

各リーグの注目に値する選手が一度に見られる。
そしてリーグによってはなかなか御目にかかれないユニフォームが見られる。
関西の大学野球ファンにとっては非常に楽しい大会なのではあるが、
もっとおおっぴらに宣伝しても良いように思う。
そして、この時期はただでさえ天候に悩まされるのだから、
後援や協賛の企業の力で大阪ドームを使うなどできないものだろうか。
(大阪ドームでは大学野球が行われたことは今まで無いと思う)
雰囲気としては屋外の球場のほうがもちろん良いのだけれど。

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