交流戦@雁の巣。
←雁の巣球場(福岡市東区)

中堅122m、両翼98m。
ホークス二軍のホームグラウンドです。

JR香椎線・雁ノ巣駅から徒歩約10分。
または西鉄バス・雁の巣レクレーションセンター下車すぐ。

昨年は長崎ビッグNスタジアムでのホークスvs三菱重工長崎を観に行くことを
一応検討しながら実現せず。
今年もきっとあるだろう、と思ってはみたもののなかなか発表がなく、
それより先、3月3日に雁の巣でホークスvsJR九州があるのをJABAのHPで発見。
仮に雨天中止になっていたとしてもドームでオープン戦(vsジャイアンツ)もあり、
“新幹線2枚きっぷ”をまだ安い時期に購入することもできたので、
日帰り遠征を決断した次第です。

かつては雁の巣でウエスタンリーグを途中まで観てから、
福岡ドームのナイトゲームへ・・・という行動を何回かしたことがあったのですが。
少なくとも今世紀に入ってからは、雁の巣の地を踏んでいなかったはず。
さらに思えば、試合開始前から終了までずっと居たこともなかったような・・・。
そんな意味でも好い機会でした。

◇2007 プロ・社会人交流試合◇

JR九州 4−3 福岡ソフトバンクホークス

JR 200 000 110=4 
 H 021 000 000=3


JR:濱田、米藤、濱野−中野  H:高橋徹、大西、西山−山崎、荒川

【HR】中野(JR・8回ソロ)


ホークス先発は2年目の高橋徹。
1回表、JR九州は先頭の角谷隆次が二塁打で出たのを皮切りに、
2つの四球で満塁の好機を掴むと、小澤龍馬の2点適時打で先制。

2点をもらったJR九州の先発・濱田秀幸は1回裏は無得点に抑えたが、
2回裏に大野隆治の適時二塁打などで同点に追いつかれ、
3回裏にはノーアウト二、三塁から田上秀則の内野安打でリードを奪われた。

高橋徹は2回以降は無失点だったが制球が定まらず。
3回表も先頭の田中マルシオ敬三に安打を許してから四死球あり暴投ありと、
そこそこ間合いを取っていたわりには落ち着かないマウンドだったように思う。
打者の頭部に2回死球を当てたからでもあるまいが、4回で降板した。

5回表からは同じく2年目の大西正樹。
高校時代(神戸国際大学附属)から変化球の切れが良い投手だったが、
久々に観てさすがにプロらしい体つきになってきた感じも。
2イニングを投げて被安打1の無失点。

ホークスは5回裏をあっさり3人で終えてしまい、
6回から7回まで登板した米藤太一にも内野安打1本に抑えられた。
その内野安打を打ったのは森本学だったが、
代走に杜軒(トゥーシェン)が告げられたとき球審が選手名を理解できなかったのか、
2度ほど聞き直して、石渡茂二軍監督に「45番!言えばわかります!」と
言われていた(ように見えた)。
今回の審判は4人ともアマチュアの方である。

JR九州は7回表、この回から替わった西山道隆を攻める。
1アウトから伊崎祐弥と藤島琢哉が連続安打、
そして1回先制点を叩き出した小澤がレフトへの適時打で同点に。
そして8回表、先頭の中野滋樹がレフトスタンドへ放り込む決勝アーチを掛けた。

リードを受けて8回裏のマウンドに上がったのは、
ルーキーの濱野雅慎(国士舘大学)。
サイドスローとスリークオーターの中間ぐらいの右投手で、
球がさほど速く見えず、かと言って制球が抜群でも無さそうなのだが、
思わず見送ってしまうような、打者の裏をかく投球を見せる。
小斉佑輔に安打を許した以外は走者を出すことなく、9回裏も3人で片付けた。
小松聖(Bs)の跡を継ぐ背番号20は観ていてなかなか面白い投手だと思う。


玄界灘の潮風に吹かれながら久しぶりの雁の巣観戦、
今日はTシャツ1枚でもOKなぐらい暑く、そして日差しも強かったです。
プロ主催だからスコアボードに名前は出るだろうと思っていたものの出ず。
H、E、FCのランプも点かなかったのでスコア付けには戸惑いました(汗)
ホークスへの声援が多いのは当然として、
三塁側のスタンドからはJR九州への熱い声援も。
豊中ローズほどではないにしろ、上空を飛行機が横切ることがしばしば。
私のアタマの中ではJR九州の攻撃中に“スパカリ”が時折横切っていました(謎)

そして、JABAのHPにはまだ載っていませんが(※3月3日現在)、
3月18日に雁の巣でホークスvsホンダ熊本があることが場内放送されていました。
こういう情報はもっと早く載せてほしいなぁ。
(大阪府春季大会の組合せも2日に決まっているはずなのに)


あとの主な行程は後日、別テーマで書くことにします。

お騒がせ。

2007年3月6日
パソコンの調子が悪いため、
当分の間日記の更新をお休みします。

どうにかネットにはつながるのですが、
過去の観戦記録や写真などのファイルが潰れてしまった可能性が…。

とりあえず明日にでも修理に出したいと思います。
時間があればネットカフェで見たりするでしょうが、
コメントなどはすぐにお返事できないこと、ご了承ください。

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上の文章は20時34分現在のものでしたが・・・

21時50分頃、自己解決により復旧いたしました。

これで安心して寝られます。
セーフモードって便利ですなぁ(^^;;;;

今後はこまめにバックアップを取っておくこととして。
更新はできるときにしようと思います。
以上、お騒がせしましたm(_ _)m
2007福岡日帰り遠征雑記。
←西鉄宮地岳線・津屋崎駅前にある
“電車延長記念”の碑
(福岡県福津市=旧・宗像郡津屋崎町)

碑の裏には“昭和二十六年七月一日”とありますが、
今月末を最後に、ここには電車が来なくなります。

宮地岳線の一部(西鉄新宮〜津屋崎)の廃止によって、
残った区間は4月から“貝塚線”という名になるそうです。


3月3日の福岡遠征でのあれこれ。

*西鉄宮地岳線

1991年8月27日に津屋崎郵便局で貯金をした記録が手元に残っているので、
そのとき全区間乗車したと思われます。
でも、今月限りということなのでこの機会にもう一度乗っておこうと。
今回は博多から門司港行きの快速で古賀まで行き、
徒歩10分ぐらいの場所にある西鉄古賀から乗ってみました。
沿線にはカメラを構えた人もチラホラ見かけましたが、
先月の鹿島鉄道のような狂騒的な雰囲気はまるで無し。
車内の様子も非常にのんびりした感じでした。
終点の津屋崎に到着する直前、チューリップの『心の旅』のメロディーが流れます。
で、和白まで引き返してJR香椎線に乗りかえて雁ノ巣へ、と。


*GANNOSU

雁の巣球場は“福岡市雁の巣レクリエーションセンター”の中にあります。
JR香椎線の駅は“雁ノ巣”。カタカナの“ノ”で、
施設と西鉄バスの停留所は“雁の巣”。ひらがなの“の”です。
さらに西鉄バスの停留所は“雁の巣レクレーションセンター”と、
ちょっと省略した表記になっていたりするので、書き分けが難しいです(笑)


*西鉄バス

事前に西鉄のHPで雁の巣レクレーションセンター発のバスを調査していたところ、
1時間に1本、アイランドシティから都市高速経由で天神へ行く便を発見。
一応それに乗るつもりでいましたが試合が長引いたのでパス。
雁ノ巣の駅近くまで歩いたところ、
駅前のバス停から出ている天神行きが少し待てば来るような時間帯だったので、
そのまま天神まで乗ってしまおうと。
こちらは和白経由で香椎ランプから都市高速に入ります。
以前来たときにはひたすら一般道だったものですが(今もその便はあります)。
結局渋滞に巻き込まれ、天神(3丁目)まで1時間近くかかったので
天神周辺の散策があまりできなかったのが残念。


*天神〜博多駅

一応、天神西通りにあるホークスのオフィシャルショップだけは覗いて来ました。
SoftBankの携帯ショップが店内に同居しています。
ドームにある店と比べれば(当たり前ですが)やっぱり物足りないなぁ。
そして、岩田屋の横を通って横断歩道をそのまま渡ったところで、
博多駅行きのバスが眼に止まって反射的に乗ってしまいまして。
当然のごとくまたもや渋滞・・・地下鉄にしときゃ良かったかなぁ。
博多井筒屋が今月限りで閉店と初めて知ってしばし茫然。
地下の明太子屋さんには何度かお世話になったものです。


*ラーメンを取るか、新幹線を取るか

帰りの新幹線は一応この時間にしようと決めていながら、
指定の変更が利かない切符だったので予約はせず。
いつものごとく博多駅前地下の『一蘭』に寄ったため、
決めていたはずの“のぞみ”を飛ばしました(笑)
でも、車内の快適さでは“ひかりレールスター”の指定席のほうが上ですな。


*次回の福岡遠征は?

とりあえず5月の予定。
(ただし“どんたく”の期間ではありません)
地元でVリーグ。
←八尾市立総合体育館“ウイング”

近鉄大阪線・河内山本駅、または高安駅から徒歩15分。
近鉄八尾駅から近鉄バスで青山町下車、徒歩5分。
もしくは歩いて20分強。


◇2006/07 V・プレミアリーグ女子 レギュラーラウンド◇

《第一試合》 東レ アローズ 3−0 デンソー エアリービーズ


東  レ  25 25 25
デンソー  17 22 21



この体育館、スタンド席が片面しかないので
Vリーグの会場としては正直言ってあまり好きではありません。
でも地元(自宅から一応徒歩圏内)だし。

第一試合は14時開始。
今日は都合で16時30分頃に体育館を出なければならなかったので、
実質第一試合のみの観戦。
応援団がちょっと動員をかけるとすぐに一杯になる八尾のスタンド席、
今日はデンソーの応援エリアに居ましたが・・・ストレート負け。
試合前に練習していたチアスティックを振り回す応援が披露できないまま、
あっさりと終わってしまいました。
対戦成績がこれで並んだようですが(9勝12敗)、今日の展開では・・・?


第二試合の岡山シーガルズvsトヨタ車体クインシーズは、
トヨタ車体が第1セットを25−17で取ったところで出たため最後まで観ていません。
その後はシーガルズが3セットとも取って逆転勝ちしたとのことです。
鳴尾浜から鳴尾浜へ。
←鳴尾浜臨海公園野球場(兵庫県西宮市)

阪神武庫川線・武庫川団地前駅から南へ徒歩約15分。

中堅120m、両翼91m、照明塔あり。

タイガース二軍の球場はライト側の後方にありますが、
ここからだとスコアボードが垣間見える程度です。

今朝、ネットで各地の試合日程を何気なくチェックしていたら、
鳴尾浜のウエスタン教育リーグにホークスが来ているらしい。
お天気もまぁまぁということで観に行くことにしたが・・・
阪神武庫川で武庫川線に乗り換えようとするその段階で、
試合開始に間に合わないことが確実になってしまった。
二軍の試合でも観客が多い鳴尾浜だから、
スコアは付けられなくても座って観られればそれでOK。
でもこの調子ではそれも難しいかも、と少々心配に。

武庫川団地前駅から鳴尾浜球場まで向かう間に、
鳴尾浜臨海公園の中を通って行くのだが、そこにも野球場がある。
覗いて見たら高校の練習試合をやっていた。
どうせウエスタンの試合は途中からしか観られないので、ちょっと寄り道。
臨海公園野球場のスタンドに入るのはこれが初めてだった。

◇練習試合@鳴尾浜臨海公園◇

神港学園神港高校(兵庫) 10−3 興國高校(大阪)

K 020 000 001=3
S 501 111 10X=10


6回裏途中から観戦。
興國の9回の1点は本塁打によるもの。
その瞬間、審判が打球を見失ったのかなかなか腕を回さず、
一度集まってから判定されるという苦笑モノの得点シーンだった。

     ちなみにこのカードはダブルヘッダーの第一試合だったようで、
     ウエスタンの帰りに通りがかると、先攻後攻を入れ替えて行われていた。




ウエスタン教育リーグ@阪神鳴尾浜◇

阪神タイガース 1−0 福岡ソフトバンクホークス

H 000 000 000=0
T 010 000 00X=1


H:西山、山田秋、高橋徹−中西、大野  T:小嶋、杉山−狩野、野口


4回表から観戦。座る場所は一応あった。
2回裏のタイガースの1点は、高橋光信の本塁打とのこと。
新しいユニフォームの背番号のフォントはどうも馴染めない。
ビジターユニではそれほど違和感はないが、
ストライプにはもっとしっかりしたフォントのほうが個人的には合うと思う。

タイガースの先発は小嶋達也。
4回表、金子圭輔に安打を許したが、それ以降はほぼ完璧に抑えていた。
大阪ガス時代には観たことのないような投球、と言えば言い過ぎか(笑)

5回裏、一塁走者の盗塁を刺そうとした中西健太の送球が、
避けていたはずの投手・西山道隆の身体を直撃するアクシデントがあった。
にもかかわらず西山は途中で降板することなく、この回を無失点に。

6回からタイガースは杉山直人、ホークスは山田秋親が登板。
試合に大きな動きは無し。
杉山はファンの一部から“おすぎ”と呼ばれているようで、
「今日の“おすぎ”、ええがな」などという会話が耳に入ってくる。

9回表、杉山は2アウトから連続で四球を出したが、
田上秀則を内野ゴロに打ち取ってゲームセット。

この試合、濱中治が3番ライトで出場。
途中で高橋勇丞に交替してから三塁側のスタンドに空きができた。
小嶋が降板したときも少し減ったような動きはあったが、それ以上。

     後で確かめると、濱中は甲子園に移動して代打出場。
     それも二塁打だったらしい。

タイガース戦の甲子園は個人的にあまり居心地がよろしくないので、
(特にここ数年)敢えて遠ざけている私ですが、
観客は多くても落ち着いて観られる鳴尾浜は充分に許容範囲です。
もうちょっとスタンドが広ければ・・・。
ソラミタコトカ。
←2006年3月18日のANA1603便
@高知龍馬空港

昨日から今日にかけて、
全日空機のトラブルによる胴体着陸の報道が、
かなり大きく取り上げられています。
TVの生中継もあったようで。

昨年の3月18日、私はANA1603便の乗客でした。
ボンバルディアDHC8−400型も何機かあることですから、
昨日事故を起こしたのと全く同じ機体だったかはわかりません。
でも、私が乗ったことのある便で起こったと知り、寒気がしました。

昨年は昨年で、私が乗ったのは代替機でした。
昨年3月19日の日記にも書きましたが、
本来搭乗するはずの機体に要整備箇所が見つかったとかで足止めを食らい、
出発がかなり遅れた挙句、同型の別の飛行機に乗ることになったのです。
もし仮に予定どおり出発していて、フライト中に故障が発見してしまったら・・・。
下手すればこの世からオサラバしていた可能性もあったということです。
そして、昨日の事故。

昨日の場合は、前輪が下りないトラブルで胴体着陸を余儀なくされましたが、
乗員乗客ともパニックに陥ることなく、とても冷静であったとのこと。
いざ自分がそのような状況に見舞われたとして、
果たして落ち着いた精神状態で居られるかどうか。
・・・ちょっと自信がありません。

導入以来何かとトラブル続きのボンバルディア機に巡り合うかどうかはともかく、
私は今後も多かれ少なかれ飛行機を利用する機会があるわけです。
機体のトラブルをいちいち心配することなく、安心して乗りたいものです。

センバツ2007。

2007年3月15日 野球
3月23日から始まる第79回センバツ高校野球の組合せが今日決定。
以下メモがわりに。



*第79回選抜高等学校野球大会 組合せ*

☆第1日・3月23日(金)☆

《1》10:20 佐野日本大学高校(栃木) vs 大牟田高校(福岡)
《2》12:50 大阪桐蔭高校(大阪) vs 日本文理高校(新潟)
《3》15:20 常葉学園菊川高校(静岡) vs 仙台育英学園高校(宮城)

☆第2日・3月24日(土)☆

《1》 9:00 今治西高校(愛媛) vs 都留高校(山梨)
《2》11:30 県立和歌山商業高校(和歌山) vs 熊本工業高校(熊本)
《3》14:00 中京高校(岐阜) vs 千葉経済大学附属高校(千葉)

☆第3日・3月25日(日)☆

《1》 9:00 報徳学園高校(兵庫) vs 室戸高校(高知)
《2》11:30 宇部商業高校(山口) vs 日本大学藤沢高校(神奈川)
《3》14:00 帝京高校(東京) vs 小城高校(佐賀)

☆第4日・3月26日(月)☆

《1》 9:00 聖光学院高校(福島) vs 市川高校(兵庫)
《2》11:30 広陵高校(広島) vs 成田高校(千葉)
《3》14:00 北陽高校(大阪) vs 鹿児島商業高校(鹿児島)

☆第5日・3月27日(火)☆

《1》 9:00 旭川南高校(北海道) vs 創造学園大学附属高校(長野)
《2》11:30 関西高校(岡山) vs 高知高校(高知)
《3》14:00 都城泉ヶ丘高校(宮崎) vs 桐生第一高校(群馬)

☆第6日・3月28日(水)☆

《1》 9:00 北大津高校(滋賀) vs 大垣日本大学高校(岐阜)


第2試合から2回戦へ


第3日の広陵vs成田は1回戦屈指の好カードのような気がします。
他では第1日の常葉菊川vs仙台育英、第3日の宇部商vs日大藤沢、
第5日の関西vs高知といったところでしょうか。



いつ観に行くかはこれから考えることにしまして。
とりあえず第1日の23日は通院で休暇を取っているので、
帰りに第2試合から観られれば・・・と。
大野さん@神戸サブ。
◇2007 プロ・社会人交流試合◇

@神戸総合運動公園サブ球場

サーパス 8−0 三菱重工神戸

M  000 000 000=0 
SU 112 300 01X=8


三菱:西川、渡邊、木林、赤木−唐須、石丸
サーパス:光原、ユウキ、近藤−勝(まさる)


晴れてはいても風が強く、肌寒い神戸サブ球場。
人工芝のツギハギがやたらと目立つ。
藤井寺の頃からおなじみの大野さんのアナウンスでスタメンが発表されたが、
スコアボードにはポジションだけで選手の名が出ない。
三菱神戸よりもサーパスのメンバーで名鑑を頼ることになろうとは・・・
三宮のB−WAVEでもらったカタログ巻末のメンバーズリストが役に立つ(苦笑)

サーパス先発の光原逸裕は1回先頭の石上輝幸に安打を許したが、
後続を断ってまずまずの立ち上がり。
その裏のサーパスは2アウトから連続四球を選ぶと、
牧田勝吾のレフトへの適時打でまず先制。

三菱神戸の先発は西川雅人。
2回裏に先頭の筧裕次郎の打球が直撃し、
一度ベンチへ下がって心配されたが何事もなくマウンドに戻ってきた。
筧は安打と犠打で三塁へ進み、平野恵一の右犠飛で2点目の本塁を踏んだ。
その後もサーパスは攻撃の手を緩めることなく、
3回表は1アウト一、三塁で長田昌浩に右中間三塁打が出て2点を追加、
4回表にも安打と2つの四球で満塁とし、西川をKO。
2番手渡邊一史の代わり端を吉良俊則が叩き、
ライトへの2点適時打でさらにリードを広げた。

三菱神戸も安打や失策で毎回走者を塁に出しながら、あと一本が出ない。
4回表は1アウトから連打が出てもその後が連続三振。
5回までの三菱神戸の安打は5本、なぜかすべてピッチャー返しだった。
光原はそれほど好調にも見えなかったが、7イニングを投げて無四球は立派。

サーパスは8回裏に長田の今日2本目となる適時三塁打でダメ押し。
終わってみれば、三菱神戸に三塁を踏ませぬ完封リレーを完成させていた。



この試合の4人の審判はすべてパ・リーグの審判員。
(これが当たり前なのでしょうが、3日の雁の巣はそうではなかったので)
小寺昌治球審の見逃し三振時に出る独特のアクションを、
ネット裏から2度も見ることができたのはラッキーだったと思います。
おまけに、シート変更などを放送席へ告げるたびに「大野さん!」と、
まるで会社の同僚に呼びかけるように聞こえたのも少々ツボに来ました(笑)

そして、一部のお客さんから注目の的になっていたのが、
三塁コーチャーズボックスに立つ間浦弘コーチの声。
神戸造船所の近くにある中央市場でも充分通用するのでは?と思わせるような、
エエ声が球場に響いていました。

準備中。

2007年3月21日 日常
今日は、当初の予定では西京極へ行く予定でしたが、
午後にとある荷物を受け取らなければならなくなったために出られず。
(お彼岸なのでその合間に墓参りへ行ったりしましたが)
昨日で出揃った関西地区大学野球5リーグの日程(2部、3部除く)や、
社会人野球の各大会日程、組合せなどをさらに整理し直すなどで
ほぼ半日を費やしました。
プリンタが大活躍したおかげで過去最高の仕上がりに(^^;
本格的な野球シーズン到来に向け、準備が整いつつあります。

で、荷物は届きましたが・・・
それを本格的にどうこうするのはどう考えても来週早々(の予定)。
そのときから、我が家のネット環境が少しだけ変わることになります。
説明書などに一応眼は通しましたがまだよく飲み込めていないので、
今は準備のさらに準備の段階、と言ったところかも。
ちゃんと機能してくれれば良いのですが。
サクラ色@甲子園(追記済)。
◇第79回選抜高等学校野球大会 第1日・1回戦◇       

@阪神甲子園球場


《第一試合》 佐野日本大学高校(栃木) 7−0 大牟田高校(福岡)

佐日大 000 101 005=7 H11 E0
大牟田 000 000 000=0  H4 E6


佐日大:出井−安江   大牟田:阿部、田中−山田

《第二試合》 大阪桐蔭高校 7−0 日本文理高校(新潟)

文  理 000 000 000=0 H1 E1
大桐蔭 200 131 00X=7 H6 E0


文理:栗山−戸澤   大桐蔭:中田、福島、那賀−岡田

《第三試合》 常葉学園菊川高校(静岡) 2−1 仙台育英学園高校(宮城)

菊  川 000 200 000=2 H5 E2
仙台育 000 100 000=1 H5 E1


菊川:田中、戸狩−石岡   仙台育:佐藤由−根元


まずはじめに。
以前から読んでいただいてる方にとってはご承知のことかと思いますが、
甲子園の高校野球の観戦記については、
春・夏ともに試合の詳細よりも応援に関する記述が主となっています。
念のためご了承下さい。


いつもの通院日よりも少々早めに自宅を出たからか、
診察が思いのほか早く済んだので第一試合の4回表途中に甲子園到着。
陽当たりの良い三塁特別自由席で大会初日の行方を見守りました。


*第一試合*

到着するやいなや佐野日大が先制点。
9回表は大牟田の失策が重なったのに乗じて一気に突き放した。
佐野日大の2年生エース・出井優太は安定感抜群。


大牟田の演奏は本格的なマーチングスタイル。
最下段にはマリンバもあり。
「かっとばせー○○、○○、○○」のコールのときのドラミングが非常に軽やか。
攻撃前に演奏される『パイレーツ・オブ・カリビアン』が格好良い。
『さくらんぼ』(大塚愛)は「もう1回!」と声が入るごとにテンポが速くなっていた。

青が目立つ大牟田に対して、佐野日大の応援席はサクラ色に染まっていた。
日大応援歌『花の精鋭』の大合唱はかなりの迫力。
「S!A!N!O!」という掛け声が入る曲も良かった。



*第二試合*

今大会の注目を一手に集める大阪桐蔭・中田翔が先発のマウンドに。
2回表には四球を連発するなどボール球が先攻気味ではあったが、
6回2アウトまで日本文理をノーヒットに抑えていた。
しかも5回までは外野手に全く仕事をさせず。
日本文理の安打は竹石恭介の1本だけに終わった。


昨年春夏に続いて今年の春も日本文理の応援を見ていることになる。
身体を盛んに動かしながらの演奏は、相変わらず曲のつなぎ方が実に絶妙。
選手ごとのテーマが決まっているようだが、
次の選手が出てきても曲の途中で止めることなく、流れを途切れさせない。
昨年夏は最上段だったパーカッションパートが今回は下段に。
『情熱大陸』での乱打ぶりは強烈なインパクト。
指揮者の先生がちょっとコワモテながらとても良い味を出していた。

大阪桐蔭は1イニングを基本的に1曲で通すスタイルになった。
1回=『エル・クンバンチェロ』
2回=『ドラゴンボール』(曲の終わり方が龍谷大と同じ?)
3回=『ワイワイワールド(Dr.スランプ)』
4回=『コンバットマーチ』(実は『ダッシュKEIO』とのミックス)
5回=『狙い打ち』 6回=『どうにもとまらない』(山本リンダ)
7回=『ポパイ』 8回=『紅』
中田の打席だけは『We Will Rock You』(クイーン)が演奏される。
昨夏控えめに復活した91年のチャンステーマは4回終了間際に一瞬出ただけで、
これまた実にもったいない使われ方。
攻撃前には『パイレーツ・オブ・カリビアン』またはアップテンポアレンジの校歌。
この校歌はむしろ得点時に演奏したほうが絶対ハマると思うのだが・・・。
まだまだ試行錯誤の状態かも知れない。
スーザホンがお決まりの最上段でなく下段に位置していたのは珍しいかも。
人文字は青と黄色のポンポンを使ったものはあったが、パネルは無し。



*第三試合*

仙台育英・佐藤由規の投球は以前から観てみたかった。
キレイなフォームからの伸びのある球で、奪った三振はなんと14。
常葉菊川の田中健二朗もなかなか力感溢れるサウスポーで、
1点を争う好ゲームだった。
仙台育英は9回ノーアウト一、三塁の絶好の好機を生かせず。


常葉菊川の『エル・クンバンチェロ』では、「KIKUKO」のコールに合わせて
そのアルファベットが書かれた6本の傘が開くのが見もの。
個人的にはあまり静岡っぽくない感じがしたが、
4回表得点時のファンファーレを聞いて、やっぱり静岡だなぁ・・・と。
仙台育英はバンドが10人そこそこしか居なかった。
野球部の控え部員による声援が中心で、それに演奏が付いていく感じ。
89年夏準優勝当時の応援を思えば寂しい限り。


帰途に軽い夕食のため立ち寄った梅田のうどん屋さんで、
アンジェラ・アキの『サクラ色』が流れていました。
そう言えば、今年初めて甲子園に入ってまず眼に飛び込んで来たのは、
佐野日大アルプスの実に鮮やかなサクラ色。
関西のサクラの開花はもう少し先ですが、甲子園にはもう春が来ています。
鼬も走る@甲子園(追記済)。
◇第79回選抜高等学校野球大会 第2日・1回戦◇

@阪神甲子園球場

《第一試合》 今治西高校(愛媛) 3−2 都留高校(山梨)

都  留 000 011 000=2 H7 E1
今治西 010 000 02X=3 H6 E2


都留:小林久−志村   今治西:熊代−潮

《第二試合》 熊本工業高校(熊本) 6−4 県立和歌山商業高校(和歌山)

県和商 001 110 001=4 H7 E1
熊本工 010 131 00X=6 H9 E3


県和商:吉本、坂口−福田   熊本工:隈部−藤本


朝7時前に自宅を出てちょうど1時間。
今にも泣き出しそうな曇り空の甲子園には、
入場券の発売開始を待つ人の列ができていました。
今日は雨の予報で、予定された3試合が全部消化できるかどうか微妙なところ。
とにかく屋根の下で適当な場所を選んでみました。


*第一試合*

今治西が8回裏1アウトから失策をきっかけに満塁とし、
笠原綾太の2点適時打で逆転勝ち。
2回裏に先制点を許したものの好投を続けていた都留の小林久貴だが、
最後に捕まってしまった。
しかしそのマウンドさばきは、観ていてとても気持ち良かった。

5回表に都留は橋本貴司の適時打で同点に追いついたが、
その後で甲子園のグラウンドにイタチが出現。
本塁から一塁アルプス方向へ駆け抜けて、
試合が一時中断するというハプニングがあった。
現場で観ていて一瞬「猫か?」と思ったが、夕刊でイタチだと判明。
どこから入り込んだのだろうか・・・?


都留は三塁アルプスをほぼ満員にするほどの大動員。
女子のリーダーは稽古着に袴姿だった。
チャンスになると『チャンス法政』のメロディーが演奏されるのだが、
これがもの凄い迫力で伝わってきた。

今治西は小気味良い演奏で、打順ごとにテーマ曲を固定していた様子。
そのうちの1曲で『はじめてのチュウ』があったのには苦笑。
あのテンポはオリジナルの“あんしんパパ”よりも、
むしろ日産のCMで使われている“ガガガSP”のバージョンっぽい。


*第二試合*

第一試合途中から降りだした雨が強さを増す中で、1点を争う試合になった。
1点をリードされた熊工は、5回裏に今村幸志郎の2点適時三塁打で逆転。
県和商も最後まで粘りを見せたが及ばず。
熊工の1番遊撃手・藤村大介の巧いバッティングには思わずうなった。
守備では失策もあったが、打球に対する反応の良さにも光るモノが。
そして、県和商の4番捕手・福田勇馬のパワフルなスイングもまた観てみたい。
5回表のセンターフェンス直撃の当たりは圧巻だった。


県和商の応援は1イニング1曲のパターンで、
得点機になると(おそらくオリジナルの)チャンステーマに替わる。
一昨年秋の近畿大会(舞洲)で聴いて少しハマってしまったのだが、
甲子園では一段とパワーアップしていた。
2回表の何やら単調な曲と6回表の音頭風の曲は、
どことなく数十年前の応援の雰囲気を感じさせてむしろ新鮮に思えた。

熊工のマーチングスタイルはこれまで甲子園で何度も観ているが、
今日は雨でちょっと勝手が違っていたかも知れない。
それでもお馴染みの『スーパーマン』や『スローダウン』などはさすが。
『アフリカンシンフォニー』の一節を使ったチャンステーマの前奏を耳にすると、
なぜか私は身震いするような感覚に襲われるのです(笑)


第二試合の終盤。
いつもならば次の試合に備えて応援団の一部がアルプスに入って来るはずが、
どうもそういう気配が感じられず。
バックネットに雨粒がかかっているのがわかるほどの雨、
そして捕手の後方に水が浮き出しつつある状態でした。
このまま強行してはちょっと辛いやろなぁ・・・と思っていたところ、
終了直後に第三試合の中止と、それが明日の第一試合で行われるという
場内アナウンスが。
しかも4試合開催となるとのこと。
それにしてもこの雨、明日に確実に影響しそうに思うのですが・・・。
一進一退@甲子園。
◇第79回選抜高等学校野球大会 第3日・1回戦◇

@阪神甲子園球場


(観ていない試合はイニングスコアを省略しています)

《第一試合》 千葉経済大学附属高校(千葉) 5−4 中京高校(岐阜)

《第二試合》 室戸高校(高知) 2−1 報徳学園高校(兵庫)

《第三試合》 宇部商業高校(山口) 4x−3 日本大学藤沢高校(神奈川)

日大藤 000 002 010=3  H9 E0
宇部商 000 102 001=4x H8 E1


日大藤:古谷−川辺   宇部商:高橋−原田

【HR】古谷(日・8回ソロ)、林(宇・9回ソロ=サヨナラ=)

《第四試合》 帝京高校(東京) 9−1 小城高校(佐賀)


眼が覚めたら朝8時を回っていました。
昨日からの雨は上がり、今日の甲子園は予定通り8時30分から4試合。
午後からは徐々に晴れるとの予報で、
せめて第三試合だけでも観戦するつもりで家の雑事を片付けることに。

そうこうしているうちに、何やら気持ち悪い横揺れが・・・
TVの速報では能登地方あたりで大きな地震が起きたことが報じられていましたが、
私の地元でも(気象庁の発表では)震度2だったそうです。
被害に遭われた方々にこの場を借りてお見舞い申し上げます。

甲子園には第二試合の終了間際に到着。
終了の瞬間は食堂のTVで見ました。

*第三試合*

宇部商・高橋貴洋と日大藤沢・古谷真紘の両エースの投げ合い。
ともに走者を出しながらも要所を締める粘り強い投球を見せ、
加えて堅実な守備が試合をより一層盛り立てていた。
日藤は6回表に古谷が自らの適時打で逆転すれば、
宇部商もその裏高橋の内野安打で追いつき、林裕行のスクイズで再びリード。
しかし古谷は8回表、高橋の甘い球を見逃さずライトへ本塁打を叩き込んで、
一進一退の攻防が続く。
9回裏、宇部商はこの回先頭の林が古谷の初球をレフトポール際へ。
これが本塁打になって劇的なサヨナラ勝ち。


昨年10月7日の保土ヶ谷に続いて、日藤の応援を向かい側から楽しむ。
バンドの人数が増えるなど規模が大きくなったせいか、
スピードはやや抑え気味だったような。
『タッチ』は他の高校でもよく演奏されたりするが、
日藤の場合は最初に歌詞をそのまま歌ったあとに続いて、
「イチニーサンシ、ニーニーサンシ・・・」と体操のような掛け声が入るのが楽しい。
得点時には応援歌『輝く日大』と日大校歌(高校の校歌ではない)のメドレー。
日大校歌は7回攻撃前にも歌われるが、こちらは重厚そのもの。
曲が替わる合間に選手名の3回コールが入るのだが、
主将・斎藤達也はあだ名なのか「モキチー!」と呼ばれていた(ように聞こえた)。
斎藤茂吉かよ(笑)

宇部商は選手別テーマが主で(特に前半)、チャンス用の曲も用意されている。
点が入ると『イン・ザ・ムード』の冒頭のフレーズ。
7回は『タッチ』でずっと通していたが、日藤のそれとは違ってごくノーマル。
9回は『ゲット・ワイルド』の演奏が波に乗りかけたところでサヨナラになった。



3月15日の日記でこの試合を好カードのひとつに数えましたが、
組合せを見たとき、甲子園でかつて劇的な試合を演じた経験を持つ両校だから、
きっとまた何かが起こりそうな、胸騒ぎにも似た予感があったのです。
それが的中したと言って良いのかどうかはわかりませんが、
わざわざこの試合だけを目当てに甲子園まで行ったのは、正解だったと思います。

開通。

2007年3月28日 日常
ちょうど1週間前の日記にも書きましたが、我が家のネット環境の変化について。
一昨日(26日)の夜から作業を始めてはみたものの、
説明書どおりにやっているはずなのに設定ができず。
このままだと寝られなくなりそうなので一旦中断。
これで仕事を休むわけにはいかないので元の環境に一度戻し、
最低限のwebとメールのチェックだけして作業を翌日に順延しました。

そして昨日、いろいろ当たっているうちに設定がうまくいかない原因がわかり、
(要はネットワークブリッジを無効にしていなかったということです)
それが解決できた途端に見事開通(笑)
ようやく無線LANへの切り替えが完了しました。
中途半端な機械オンチのやることなんざ、こんなもんですわ。

この時期なら、仕事中見られないセンバツの中継を適当に録画して
帰宅してから急ぎ足で見る、という生活パターンがあるのですが、
一昨日昨日とそんな余裕はまったくなく、昨夜はTVもほとんど点けませんでした。
よって今頃、プロ野球そっちのけで一昨日の第三試合を見たりしています。
都城泉ヶ丘高校、好いチームですねぇ。


新たなネットワークが開通してから最初に開いたページで、
植木等さんの訃報を知りました。
私はクレージー映画や“シャボン玉ホリデー”をリアルタイムでは知らない世代ですが、
その音楽には(友人の影響ながら)中高生ぐらいから親しんでいたものです。
ご冥福をお祈りします。
オヤジの粘り@甲子園→京滋開幕@西京極。
◇第79回選抜高等学校野球大会 第9日・準々決勝◇

@阪神甲子園球場


《第一試合》 常葉学園菊川高校(静岡) 2−1 大阪桐蔭高校(大阪)

菊  川 000 000 011=2 H7 E1
大桐蔭 000 001 000=1 H5 E2


菊川:田中−石岡   大桐蔭:中田−岡田

《第二試合》 熊本工業高校(熊本) 5−3 室戸高校(高知)


今日はセンバツの準々決勝、しかも第一試合は大阪桐蔭。
そして、関西の大学野球5連盟(1部)のトップを切って、
京滋大学リーグの開幕。
駅で“スルッとKANSAI・3daysチケット”を買ってハシゴしようと決めたのは、
今朝のことでした。

昨夜は職場の送別会でけっこう呑んでいたせいでもないでしょうが、
ICOCAやPiTaPaなどのカードが入った定期入れを自宅へ忘れてきたのに、
駅に着くまで気が付かなかった、という波乱の出発でして(汗)
(おまけにデジカメも持っていかなかったし)
JRの区間は財布にSuicaを入れていたので事無きを得ましたが。
甲子園に10時過ぎに着くと、係員が中央特別自由席の売り切れを告げていました。
今日は一塁特別自由席の最もアルプス寄りを選択して、
観戦と同時に大阪桐蔭の応援ぶりを観察。


5回までお互い三塁まで走者を進めながら、攻撃に決め手を欠いて無得点。
大阪桐蔭は走者が牽制球に誘い出されたり、
スクイズを失敗して併殺に倒れるなどどこか落ち着かない攻撃。
常葉菊川・田中健二朗の術中にはまりつつあるようにも見えた。

大阪桐蔭は6回裏2アウト二塁、堀拓真のライト線への安打でようやく均衡を破った。
先発の中田翔も5回から7回までは三者凡退に抑えていて、
試合の流れは大阪桐蔭に傾きつつあったはずなのだが・・・
7回裏、大阪桐蔭はこの試合初めての三者凡退を喫する。

8回表、常葉菊川が反撃に出る。
1アウトから田中が右中間への三塁打。
トップに戻り高野敬介が四球を選ぶと、
町田友潤が一塁手の右を抜ける適時打で追いついた。
しかし、その後なおも続くピンチを三塁手の山口祥継の好プレーが救う。

その裏の大阪桐蔭は2アウト二塁で中田を迎える。
中田は田中の4球目をレフト方向へ運び、場内が大歓声に包まれたが
打球はフェンスの手前で失速、中川雅也のグラブに納まった。

その中川が9回表1アウトから内野ゴロ失策で出塁。
2アウト後、前田隆一の安打で一、二塁とすると、
石岡諒哉は三塁線を抜ける長打コースの当たりを放って中川が生還、
常葉菊川が土壇場で勝ち越した。
田中は9回裏を簡単に三人で終わらせて、ベスト4一番乗りを決めた。


常葉菊川の一番打者・高野が打席のときには、
アルプスから「かっとばせー!オヤジ!オヤジ!オヤジ!」というコールが起こる。
8回の四球も粘って選んだものだが、
最初の打席は三塁ゴロに倒れるも中田にいきなり9球を投げさせた。
良い雰囲気を持った選手だと思う。



これは大阪桐蔭の演出なのかどうかは定かでないが、
一塁スタンド下から選手が出てくるときに『パイレーツ・オブ・カリビアン』の演奏が。
これがもの凄く合っていた。
ノックの最中には(これまで日記で何度か紹介した)91年のチャンステーマ。
前の試合との入れ替えが無いということで余裕があったのだろうか。
イニングごとの曲は3月23日と同じで、9回は『キューティーハニー』。
5回裏終了後のグラウンドの間は『宙船』を演奏していた。
1回戦では出塁すれば安打でも四球でも同じファンファーレだったのが、
2回戦(vs佐野日大高校)からは四球用で『風になりたい』を使うようになった。
打者が代わるたびにあった妙な間もあまり感じさせなくなるなど、
やはり試合を重ねるごとに進化しているようで。
肝心のチャンステーマが試合中に一度も聴けなかったのは残念だった。


試合終了は13時05分。
なんだかんだあって阪急梅田14時発の特急河原町行きに乗り、
西京極に着いたときには第二試合の5回表途中でした。

◇京滋大学野球 春季1部リーグ第1節・1回戦◇

@西京極球場

《第一試合》 佛教大学 6−1 びわこ成蹊スポーツ大学

《第二試合》 京都学園大学 9−6 大谷大学

大谷大 100 220 001=6 H9 E2
京園大 020 520 00X=9 H8 E3


(↓5回到着時からのバッテリー)
大谷:池村、稲葉尚、竹林−香川、藤川  学園:宮内、近藤、濱崎−植村


5回表一旦2点差まで迫られた京都学園大だが、
その裏に大河内祥宗(4・三重海星)と畑祐介(2・東山)の連続適時打で
再び突き放す。
スコアボードからうかがえる中盤までの乱戦模様がそれ以後に一転、
お互いに満塁の好機をモノにできないなど膠着状態に。
大谷大は9回に相手失策で1点を返すにとどまった。

8回裏の1イニングだけ登板した大谷大の竹林廣喜(3・乙訓)は、
“44番”というおよそ投手らしくない背番号を付けていた。
小柄な右のオーバースローだが球の出所が見にくい感じのフォーム。
昨季は登板無しとのことだが、なかなか面白そうな投手に思えた。

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