ピッカピッカの一年生@紀三井寺。
←和歌山・紀三井寺球場

ネット裏はコンクリ。

応援席は長椅子。

午前中に月例の診察で病院へ行ってから、
地下鉄と南海電車を乗り継いで和歌山市へ。
そこからバスに乗って紀三井寺球場に着けば、13時を回っていた。
高校野球和歌山大会は3回戦に入っている。
一塁側スタンドの上に市立和歌山商業高校の緑の旗が靡いている。

第二試合は6回裏まで進んでいた。
とりあえずネット裏の席に腰を下ろすや否や、
市和商の4番・伊藤翔が左中間へ2ランを打った。
7回表は田島康平が無難に抑えてコールド勝ち。

《第二試合》 市立和歌山商業高校11−3耐久高校(7回コールド)

耐  久 001 002 0=3 
市和商 430 022 X=11

第三試合では、部員全員が1年生で今大会初参加の近大附属新宮高校が登場。
大学と同じ薄青地のユニの胸には、白く縁取られた“近大新宮”の黒い文字。
帽子は黒で、近大附属(大阪)と同じKとHの組合せ文字。
黒い帽子から白髪を覗かせて元気にノックバットを振るうのは豊田義夫監督。
近大附属の監督でセンバツ出場経験を持つベテランである。

対するのは海南高校。
戦前から何度も甲子園に出場して来た古豪だ。
数年前に観たときは白ユニに紫の文字で帽子も紫だったが、
今日は白い帽子、鮮やかな緑の文字のユニ。
いつの間に変わったのだろうか。

《第三試合》 近畿大学附属新宮高校6−5海南高校(延長11回)

海   南 201 001 100 00=5
近大新宮 011 000 030 01=6x

海南:鳥松、庄司−川端   近大:太田、橘?−和田

1回表に海南が3安打で2点を先制すると、
2回裏近大新宮は1アウト三塁から犠打野選で1点を返す。
3回にもお互い1点を入れ、序盤から接戦となった。

海南は6回表は失策、7回表は内野安打で1点を奪って突き放そうとする。
近大新宮は毎回のように走者を出しながら打線が繋がらなかったが、
8回裏先頭の大橋優が安打で出塁すると、
4番に座る主将・和田啓介の鋭い当たりが左中間スタンドに飛び込み、
1発で1点差に迫った。
その後も安打と失策でさらに好機を掴み、北本浩一朗のスクイズでついに同点。
何とも言えないようなどよめきが紀三井寺球場を包む。

9回裏は1アウト二塁で大橋が左前安打。
三塁コーチャーの腕がぐるぐる回り、二塁走者は本塁へ突っ込んだがタッチアウト。
続く和田は敬遠、代打森井等は遊ゴロに倒れ試合は延長戦へ。

近大新宮は11回裏にも1アウト二塁の場面を迎えた。
そして大橋がまたもや左前安打、二塁走者の井上義崇が再び本塁へ突入する。
しかし今度はレフトの送球が遅れて生還。
ベスト8進出をサヨナラ勝ちで決めた。

近大新宮は1年生ばかりのチームゆえの“若さ”も随所に見られたが、
守備についてはひとつひとつのプレーがよく鍛えられているように思えた。
先発の太田直斗は右腕から角度のある球を投げ、
二番手の橘?隼人は来年以降の成長が恐ろしくさえ思えるような球が
時々見られた大型左腕。
8回に2ランを打った和田も堂々とした体躯でパワフルな振りが魅力的。

海南の鳥松建斗もサイドスローからよく球を散らしていたが、
守りのミスが続いたりしたのが痛かった。

市和商の「ライト前、レフト前、おまけにバッター男前!」は有名になった(笑)が、
今日の海南には「かっとばせー○○、みんなのハートを狙い打ち!」というコールが。
いろいろ考えてくるなぁ。
近大新宮は鳴り物無しの応援だったが、
父兄の話によると2回戦では大学の吹奏のメンバーが来ていたらしい。
どんな応援をしていたんだろうか、気になる。

再挑戦@湖東S。

2005年7月23日 野球
再挑戦@湖東S。
←東近江市・湖東(ことう)スタジアム

“孤島スタジアム”ではありません(笑)

が、車以外で行くのは無謀に近いです。

今年の高校野球滋賀大会は、彦根球場と湖東スタジアムで行われている。
彦根の場合は2年連続で滋賀の決勝を観に行ったりでまぁ馴染みはあるが、
湖東は4年前の10月にびわこ杯争奪大会で行ったその1回きり。
その1回を振りかえってみれば。

近江鉄道の八日市駅からバス(僧坊行き)で行けるのはわかっていたが、
1時間に1本ぐらいはあるだろうとタカをくくっていた。
そしていざ八日市に着いてみれば、次のバスまで1時間以上の待ち時間が。
1時間に1本どころか1日に10本も無かったのである。
行くだけ行ったとしても、帰りでミスればえらいことになる。
おまけに「どこへ連れて行かれるんや?」と思わせるような車窓からの風景。
そして循環バスなので降りるバス停と乗るバス停が全然違う。
その日は2試合を半分ずつ観て帰ったのだった。

前回の教訓?をもとに、あらかじめリサーチしてもう一度湖東を目指す。
当時と違っているのは、市町合併の影響で降りるバス停の名前が
“湖東町役場前”から“湖東支所前”に変わったこと。
本数は1日8本。昼間は1本逃せば次は3時間後である。
八日市駅から乗ったのは私ひとり。
湖東支所前で降りたのも私ひとり。

湖東スタジアムは、ひばり公園の中にある。
中堅122m、両翼98mの広々としたグラウンド。照明塔付き。
スタンドは小さめですぐに埋まりそうだが、ネット裏には屋根がある。
試合は6回裏を終わったところだった。
大会パンフレットは売り切れ。彦根ならまだあったのか?

《第一試合・三回戦》 石山高校5−0長浜北星高校

北 星 000 000 000=0
石 山 000 000 41X=5

7回裏、1アウト一、三塁から大熊のスクイズで石山が先制。
2本の適時打でさらに3点を追加し、8回も適時打で駄目押し。

第二試合(彦根東高校vs堅田高校)は最後まで観ていると、
よほどの長い試合にでもならない限り待ちぼうけを喰らいそうなので
2回裏まで観て残念ながら引き上げることにした。

ひばり公園の前には待合所付きのバス停があり、ここから八日市まで戻る。
行く時に乗っていたのと同じ車種で同じ運転手さんだった。
ひばり公園から乗ったのは私ひとり。
ここまでバスで高校野球を観に来る客ってやっぱり珍しいのか。

余談ではあるが。
8月20日、21日にウエスタンリーグのタイガースvsサーパスが
この湖東スタジアムで行われるそうで、球場内にポスターが貼ってあった。
もしバスで行くことを考えている方が居られるなら、
八日市駅10時35分発でないと試合開始には間に合わないのでご注意。
(次は12時28分までありません)

帰り道、京都駅で友人から都市対抗の組合せのメールが。
NBCは開幕戦でJR東日本か・・・。
しかしN西は三菱長崎とよく当たるなぁ。
とりあえず、8月27日〜28日は東京滞在で仮決定。
あとはもうちょっと考えよう。

彦根&西京極。

2005年7月24日 野球
彦根&西京極。
←彦根球場

彦根駅から徒歩20分。

一塁側スタンドの後ろに彦根城。

昨日湖東へ行ったときに乗ったのと同じ時間の新快速で、
今日は彦根まで足を伸ばしてしまった。
京都駅から1,110円。
昨日のうちにICOCAにチャージしておいて正解。

彦根駅から彦根球場までは、散歩するのには丁度良い距離。
初めて行ったときは場所がわからずにタクシーを使ったものだが。
汗を拭いつつ、彦根城の姿を見ながら球場へ向かう。
10時から始まった第一試合が3回裏に入っていた。
高校野球選手権滋賀大会は、今日準々決勝。
彦根と湖東で2試合ずつ行われている。
パンフは彦根でも売り切れていた。

《第一試合》 光泉高校4−3綾羽高校

綾 羽 010 011 000=3
光 泉 002 002 00X=4

綾羽:米倉、舌間−饗庭  光泉:西−音野

【本塁打】青山(綾羽・6回ソロ)

草津市にある私学同士の対戦。
2回に先制を許した光泉は、3回裏2本の適時打で逆転。
綾羽も5回に同点に追いつき、
6回には4番青山の左中間へのソロ本塁打で勝ち越した。
その裏光泉は山下の2点適時二塁打で再びリードし、
エース西が最後を締めくくった。

昨年の大会パンフを参考に見てみたら、
今日の綾羽のメンバーは2年生中心だったらしい。 
センスのありそうな選手も何人か居るし、新チームが楽しみだ。

滋賀大会はこれまで何度か観てきたが、
演奏付きの応援にはあまり遭遇していない。
今日は珍しく?綾羽が4人ぐらいで懸命に演奏。
コンバットマーチの導入部分が佛教大学のそれとよく似ていた。

で、1試合だけ観てから今度は西京極へ移動。
今日はパンフ購入目的なので第三試合の途中入りでも可だったが、
なぜか開始に間に合ってしまった(^^;
予定よりも45分遅れだったのが幸い。
京都は4回戦である。

《第三試合》 久御山高校7−0桃山高校(7回コールド)

久御山 102 301 0=7
桃  山 000 000 0=0

久御山:宮本−朝野   桃山:戸田、樋口、佐々木−伴

3回表は吉岡の三塁打、4回表は谷川、朝野の連続適時打。
相手守備の乱れも突いて効果的に点を重ね、久御山がコールド勝ち。
投げては2年生の宮本(背番号18)が9個の三振を奪い、
桃山を散発3安打無失点に抑えた。

桃山を応援していた吹奏楽部がマーチングバンドっぽい編成で、
非常に迫力のある演奏をしていた。
高校野球の応援としては無難な選曲ではあったが、
1番椹木のテーマで使われていた『宇宙戦艦ヤマト』は特に出色。

西京極へは決勝までに(休みを取って)もう1日行く予定。
観ておきたいチーム(選手)も残っているし。
大阪、兵庫もあるんだけど屋根が無いからなぁ…

京都のウチワ。

2005年7月25日
京都のウチワ。
←JR西大路駅ホームから

ちなみにこれは昨年の7月撮影。
今年も同じデザイン(たぶん)。
大阪から新快速で京都方面に向かうと、
やっぱり気になるこの幕。

高校野球京都大会を観に行っていつも思うのが、校名入りウチワの多さ。
それも各高校ごとに用意してあるんじゃないか?と思うぐらい。
表に“必勝”、裏に学校名のようなオーソドックスなものから、
校歌の歌詞が書かれているものまで。
多種多様なデザインが見られる。

都市対抗のチーム応援受付でもらえたりするウチワをコレクションしている人は
私の周囲にも居るわけだが、高校野球の場合もやはり居るのだろうか。
京都は集め甲斐があるやろなぁ・・・とつい思ってしまう。
今、すぐそばにあるのは平安高校のウチワ(校歌歌詞入り)だが。

そんな中で日本新薬のウチワを持っている人が、
昨日は少なくとも3人は居たと思う。
いかにも京都の野球が好きでここ(西京極)に居る、
そんな感じがしてどこか嬉しい気持ちになる。

予定は未定。

2005年7月26日
先々週ぐらいの話。

明日(27日)午後から休みを取って、大阪ドームのホークス戦へ
開始前から行くつもりだったのだが。
午後からも抜けられない仕事ができてしまったので休みは取り消し。
そのかわりに明後日(28日)を1日休みにした。

で、京都の準決勝を観に行ければ・・・と思っていたら、
今日の準々決勝が雨天順延のため、準決勝は29日に。
ならば28日は大阪準決勝か、兵庫決勝か、和歌山決勝か?
30日は京都決勝だな、おそらく。

とりあえず、明日は仕事が終わってから大阪ドーム。
探さないでください(笑)

Bu2−0H@大阪D。

2005年7月27日 読書
今日は安打3本しか打たれていないのだが。

犠飛とスクイズの2失点、で、負け投手。
味方が点を取ってくれなきゃどうしようもない。

7月16日の福岡に続いて、
和田毅の負け試合を現場で観ることになろうとは。

大阪ドームの“いつもの席”が満員だったので、
自由席エリアで空いていそうなライト側外野上段で仕方なく。
しかし人多すぎ。
11年ぶりの夏@明石。
←明石公園第一野球場

グラウンドだけなら甲子園よりも広い。

兵庫の高校野球、
そして軟式高校野球のメッカ。

夏期休暇2日目。
大阪大会準決勝の舞洲も一応考えたが、
10時開始のうえ炎天下で2試合観るのは少々辛いものがあったので、
同じ炎天下でも決勝戦1試合だけの明石を選択。
(こっちのほうが賑やかでもあるし。)
明石には11時30分頃到着、駅前のダイエーで水分と食糧を調達。
そう言えばダイエー明石店は来月末で閉店するんだったっけ。
5階と6階のジュンク堂書店はどうなるのだろう。

何せ決勝戦だから、開始の1時間前にはスタンド入りしておきたかった。
案の定、続々とお客さんが詰めかけてきて開始直前には内野席が満員に。
外野席へ回るように促すアナウンスがしきりに流れるようになった。

《決勝戦》 姫路工業高校3−2神戸国際大学附属高校

神国附 020 000 000=2 H9 E1
姫路工 120 000 000=3 H6 E1

国際:大西、有元−櫻井   姫工:畑井−澤山

※姫路工業は11年ぶり2度目の出場

1回表、国際が2アウト一、三塁の好機に得点できなかったのに対し、
その裏姫工は1アウト二、三塁で4番の澤山翔太に適時打が出て先制。
国際も2回表に櫻井雅也の二塁打と前田佑介の適時打で逆転したが、
姫工はまたもやその裏に濱野雅也の2点適時打、再びリードした。
打撃戦か?と思われたがあとはゼロ行進。

国際の先発・大西正樹はボール球が先行しがちで、
ストライクゾーンの球もかなり粘られ苦しそうな投球に見えた。
3、4、5回と打たれた安打は内野安打の1本だけだったが、
リズムに乗れないまま6回からマウンドを有元一真に譲り、センターへ回った。

一方の姫工先発・畑井宏之は右のサイドスローで、打たせて取るタイプ。
こちらも毎回のように走者は出していたが、
国際の打者が早いカウントから打ちに行っていたのにも助けられたか、
最後までペースを崩すことはなかった。
与えた四球はわずかに1。巧い投手である。

姫工はノーシードから勝ちあがってきて、11年ぶりの夏の甲子園をもぎ取った。
姫工OBで母校の野球部をずっと応援してきた友人によれば、
ここ(決勝戦)まで来たのは奇跡みたいなものだったとか。
ただし、長打力よりもつなぐバッティングができるチームだし、
実力はともかく勢いだけやったら国際にも勝てる、と試合前に言っていた。
それが本当になった。
表彰式が終わって三塁側の応援席へお祝いを言いに行くと、
彼は日焼けした顔に満面の笑みを湛えて、
いつものように(いや、いつも以上に?)早口の播州弁でまくしたてるのだった。

母校が甲子園に出られるって、いいよなぁ。
高校野球京都大会決勝(今日は写真無し)。
11時頃に西京極駅のホームに降りると、
改札へ向かう階段に人垣ができていた。

決勝を戦う2校のうち、乙訓高校は長岡天神が最寄り駅。
京都外大西高校は西京極と西院の中間あたり、と言うよりも、
その2つの駅を底辺とした二等辺三角形の頂点ぐらいに位置する。
阪急京都線沿線の高校どうしによる決勝戦。
駅が混雑するわけだ。

《決勝戦》 京都外国語大学西高校3−2乙訓高校

京外西 001 000 200=3 H5 E0
乙  訓 020 000 000=2 H6 E2

京西:北岡、本田−南本   乙訓:峯−家垣

※京都外大西は2年連続7度目の出場

正直に言えば。
8強が揃った段階では、末田勇樹(京都成章)や炭谷銀仁朗(平安)を観たい、
と思っていたのだが。
準々決勝第一試合(乙訓vs京都成章)のKBS京都の中継を少しだけ録画して
後で見てみたら、乙訓の峯研人っていい左投手だなぁ・・・と思ったのである。
その乙訓が準決勝で京都学園に勝ち、初の決勝進出。
新たな観戦の目的ができた。

峯は1回からいきなり満塁のピンチを迎えたが先制点は許さず。
先制したのは乙訓。
2回裏1アウト二、三塁から内野ゴロの間の1点と、菅野浩平の中前適時打で
2点をもぎ取った。
京都外大西も3回表に寺本一貴の適時打で1点を返す。

5回裏、先頭の菅野が内野安打で出塁したところで、
京都外大西は2年生エースの北岡繁和から1年生の本田拓人にスイッチ。
それから乙訓の打球があまり前に飛ばなくなった。
伊良部秀輝を思わせるようなフォームからの球がいかにも重そうだ。

7回表の京都外大西は、2アウト後に失策、四球、死球で満塁の好機を迎えた。
ここで6番南本裕文の打球が三塁線を襲い、二者を還す適時二塁打。
京都外大西は初めてのリードを奪った。
その裏から本田は乙訓に安打を許さず、9回裏は三者連続三振で締めくくって
京都外大西が2年連続で京都の夏を制した。

試合が進むにつれて、一塁側のスタンドがだんだん満員になってきた。
峯がストライクを取ったり、アウトを奪うその度に大きな拍手が沸き起こる。
京都外大西もお馴染みのオリジナルテーマで華やかな応援だったが、
場内の雰囲気は完全に乙訓のホームゲームのようだった。
スタンドからの大声援の中、あと一歩で力尽きた乙訓。
試合後の表彰式などを見た限り、試合に敗れた悔しさよりも
決勝戦まで勝ち残って来れたことへの満足感が表れていた気がする。
一塁ベンチ前で峯を胴上げしている乙訓ナインを見て、
そう思えた。
公式戦か?@堺浜。
←堺市・堺浜野球場
 (旧・新日鐵堺球場)

今年の春にちょっとだけリニューアル。

照明塔も設置されました。

◇全日本クラブ野球選手権 大阪・和歌山一次予選 第二日◇

《第一試合・準決勝》

大阪ペーシェンスクラブ
000 000 0=0
232 023 X=12
NOMO BASEBALL CLUB

(7回コールド=NBCのHPにて確認)

P:長、菱川、西辻−大塚   NBC:大矢、寺地−天満

大阪市バスの浅香山通から歩いて新日鐵堺製鐵所の敷地内に入り、
レフトポール横の細い通路をネット裏へ向かううちにNBCが得点。
10時10分過ぎだったから1回の攻撃には違いないだろうが、
スコアボードにチーム名、得点がまったく出ていない。
選手名も無く、ボールカウントと打順のランプだけが点いていた。
次のペーシェンスの攻撃が4番の高田智樹から始まったので、
どうやらペーシェンスが先攻らしい。

2回は塩田の二塁打などで3点。
この時に私の近くのお客さんが「これで5−0か。」と言っていたことで
1回の得点は2点だったことがわかった(苦笑)
3回は押し出しと天満克之の犠飛で2点、
5回は澤田泰匡と天満に外野手の頭を越える連続長打が出てさらに大量リード。
7回はノーアウト満塁から押し出しと2つの内野ゴロの間の生還で二ケタ得点に。

NBCの先発大矢真史は3回、4回とアウトをすべて三振で奪っていた。

3回裏のNBCの攻撃前、ペーシェンスは二番手の投手を登板させるつもりで
マウンドに送り、投球練習を始めていた。
しかし、球審が何かに気付いたのか、ペーシェンスの西尾監督を呼ぶと
やがて監督はその投手を呼び戻して別の投手(菱川庄一)に登板を命じた。
事前登録していなかった選手だったのか?

一般の観客向けの選手名簿等のパンフレットもなく、
スコアボードに選手名が出ず、場内アナウンスも無いのは
企業チームのグラウンドで行われる都市対抗阪和一次予選と同じ。
それにしても、得点すら出ないのはどういう理由だったのだろう。
他の誰かに聞かなければ現状の得点がわからない。
これでも一応全国大会へつながる公式戦か?

ポツリポツリと降り始めた雨が、6回裏攻撃中には本降りになってきた。
この球場で雨の中観戦するのはかなり辛いものがあるので、
第二試合は観ずに堺浜を出た。

その帰り、久しぶりに難波で書店巡りができ、
それはそれで良かったのだが。

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