【9月20日の観戦記】

*関西六大学野球秋季リーグ戦・第4節1回戦(舞洲)*

《第一試合》 京都産業大学4−1大阪経済大学

京産大・平野佳寿(3・鳥羽)の投球は安心して観ていられる。
6回に辻浩二(4・報徳学園)、田中宏和(3・尽誠学園)の
2本の二塁打で1点を失うが連打を許すことが無く、
走者を置いた場面でも三振が取れるのが心強い。
与えた四球もわずか1つ。
トップバッターの安井亮太(3・大阪桐蔭)が3安打。
2回盗塁を試みて2回とも阻止されたけれども、
相手にしてみればイヤラシイ選手だろうと思う。

大経大で私の目を引いたのが、3番手で登板した山口拓也(1・赤穂)。
1回生ながら堂々としたピッチングで、3回を奪三振4。
兵庫で高校野球を観ていそうな友人にメールで尋ねてみたが、
「前田(周児。この日は2番手)なら記憶があるけど・・・」
という答えが返ってきた。
将来掘り出しモノになるかも知れない。

関六は春秋ともにいつも2〜3試合ぐらいしか観ていないのだが、
大経大の試合を観戦に行けば必ず見ているような気がするのが
マウンド上で孤軍奮闘する増田雄紀(4・上宮太子)と、
ベイスターズの帽子をかぶって旗を振って応援するオッちゃん。
増田は今日の登板はなかったが、オッちゃんはいつものとおり(笑)

《第二試合》 神戸学院大学3−2龍谷大学(延長10回)

神院大・小椋誠士(4・明石南)のフォームを見ていると、
バファローズの加藤伸一がどうしてもダブって見える。
加藤よりは少し横手気味だが、右打者へのアウトコースの球が
絶妙な感じがする。この日のように決まっていればそうは打たれないはず。
被安打7の失点2だが、長打は1本も無し。
粘り強い投球で10イニングを投げきり、龍谷の連勝をストップさせた。
延長戦を決着させたのは須江洋太(4・長崎日大)の適時打。
3回にも犠牲フライを打つなど、4番の仕事を果たしていた。

神院大の応援にブラスバンドが来ているのを見たのはいつ以来だろう?
ちょっと思い出せない。
まだ兵庫の社会人野球で阿部企業が存在していた頃だったと思うが。
以下、打順ごとの曲目(なんでそこまでメモするか(笑))

1=坪井智哉(F・タイガースバージョン)
2=山?武司(BW・ドラゴンズバージョン)
3=松井秀喜(NYY・ジャイアンツバージョン)
4=金本知憲(T・カープバージョン)
5=田中秀太(T)←もとTの中野佐資でもある
6=緒方孝市(C)
7=石井琢朗(YB)
8=T汎用テーマ(原曲:セントポール)
9=古田敦也(S)

9回表には選手テーマとは関係無しでディズニーの『南部の歌』を演奏。
音が良かっただけにこんな“余興”ももっとして欲しかった。

祈り。

2004年9月22日
病の苦しみやつらさは、それを患った本人しかわからない。

ただ「頑張って」と言うのは、それを思えば無責任な励ましかも知れないが
その言葉でしか表せないことだってある。

周りに居る者としては、祈る以外に術が見つからないこともある。
祈ったところでその病が完全に癒えることはないとはわかっていても、
祈らずにはいられない。

側に居てあげることはできないけれど、
きっと良い方向に向かうはずだ、と信じるほかはない。

非常に抽象的な内容になったが、
今日の私にはこれしか書くことが出来ない。
まず冒頭で言っておきたかったこと。

吉田豊彦投手、1000奪三振おめでとうございます。

今日は秋分の日で祝日。
朝の間に家で雑事を済ませて、おもむろに外出。
昨日の新聞に秋季近畿高校野球大阪府予選3回戦の組合せが出ていた。
この段階の試合だと高校のグラウンドを使う場合が多いのだが、
今日は寝屋川と萩谷の2球場でも行われるとのこと。
どうせならあまり行けそうにないところへ行こうと思い、萩谷を選択した。
19日に続いて“球場へ行くこと”だけが目的の観戦。

萩谷総合公園野球場は、高槻市にある。
たまに“荻谷”と書かれたりするが、“萩谷(はぎたに)”が正解。
2002年の11月にオープンした新しい球場で、
日本生命と松下電器による記念試合を観に行ったことがある。
それ以来萩谷へは行っていなかった。
阪神大学リーグの2部の試合が行われたりするが、いずれも平日開催。
高校野球では夏の大会では使われることはない。
住之江公園球場や久宝寺球場よりもずっと広いグラウンドなのだが、
とにかく不便なのである。

JR富田駅(一部はJR高槻駅)から萩谷へ行く高槻市バスが、
平均1時間に1本しかない。
以前から不便やなぁ、と思っている舞洲でももうちょっと多い。
関大の高槻キャンパスでも山の中だと思うのに、さらにその奥。
狭隘な道路を走る山間路線である。
辺鄙さでは岡崎市民球場といい勝負かも知れない。
(いや、岡崎は道路が広いだけまだマシか?)

12時過ぎに球場に到着。第二試合の3回裏まで進んでいた。
スコアボードにはチーム名と得点は出ているが、選手名は表示されず。
場内放送無し、おまけに安打、失策数はいつまでたっても“0”のまま。

《第二試合》
刀根山 412 100 0=8
盾  津 000 010 0=1
(7回コールド)

刀根山高校は豊中市にある。大阪の高校では珍しい縦縞のユニ。
背番号1はエースで4番。
(失礼ながら)投手らしからぬ体型だが、バッティングが良い。
盾津(たてつ)高校は東大阪市。
“かわち野高校”という総合学科の高校に衣替えし、
今年度入学生は“かわち野”の生徒、ということになる。 

《第三試合》*6回表まで観戦
天王寺 000 120 ・・・
北  野 021 10・ ・・・

萩谷へ行こう、と思い立った要因のひとつが、
伝統校マニアの心をくすぐるこの対戦(笑)
定期戦も行われている大阪屈指の公立名門校同士。
ともに野球部は甲子園経験(北野は選抜優勝あり)を持ち、
ラグビー部もかつては強豪として全国にその名を誇っていた。
スタンドにもOBらしきオールドファンの姿が目立つ。

天王寺はアイボリー、北野は純白のユニフォームだが、
左胸に校章のみをあしらったデザインは共通している。
特に北野は上から下まで非常にクラシカルで、それがむしろ絵になる。

北野の背番号1はきれいなフォームのサウスポーで、腕の振りが良い。
少々荒れ球なところが、同じ北野OBで昨年まで京大のエースだった
河村浩輔と重なって見えた。

夕方に所用があったので、試合途中で出ねばならなかったのが残念。
試合開始も予定よりも遅く、試合もスローペースだったので
途中から内野のボール回しをしないように審判から声がかかった。
結果、7−5で北野が勝ったそうだから、日没までには終わったようだ。

詳細後日。

2004年9月24日
何せ午前様なもので。眼、真っ赤ですわ。

〜詳細後日・その1〜

鈴木友子は絶対B型だと思う。
キャラ的には関口香織(伊織じゃないよ)のほうが私は好きだが。


〜詳細後日・その2〜

17時30分で早々と泣いてどないすんねん、自分。
泣き所を完全に間違ってるやんか。



今宵はここまでに致しとうござりまする。
大阪近鉄バファローズの試合を、
本拠地・大阪ドームで観られるのもこれで最後。
9月24日のライオンズ戦はどうしても行きたかった。
どうしても最初から最後まで見届けたかった。

月例の通院は、8月の段階で次回の診察が24日と決まっていたので
その日にうまく最終戦の日程が入ってくれた。
おかげで16時45分にドームへ行くことができた。
一応平日の夕方だし、三塁側には下段にもまだ余裕がある。
ホークス戦のときに座っている自由席の“定位置”で観ることに。

17時30分頃、
ドームビジョンに『白いボールのファンタジー』の歌詞が映し出される。
いつものごとく私も小さな声ながら歌う。
2番の歌詞を歌っているうちに、熱いものがこみ上げてきて
マジで涙が出てきた。
泣くのはまだ早い、と思っていても。

最終戦ということもあり、内野・外野とも自由席は無料開放されている。
三塁側にもお客さんが回を追うごとにどんどん増えて来る。
上段席、本来入れないドームビジョンの下も人で埋まってきた。
ドームの係員が空いている席を目ざとく見つけ、
立ち見のお客さんに座ってもらえるように協力を求めることもたびたび。
だからと言って、松坂大輔と中村紀洋の対決の最中に声をかけてくれるな。

赤堀元之の最後の登板を観に静岡から来た友人が居る。
この日のために指定席を取り、関関戦とハシゴで駆けつけた同僚が居る。
花園で会うことのほうが多い知人が、仕事帰りの姿で外野席に居る。
ひょんなことで知り合って10年以上になる学校の先輩も、
お馴染みの赤いハッピを着て悠々と大きな旗を振っている。
日生、藤井寺の頃から聞きなれていた大野さんの
「ピッチャー、**に替わりまして、○○が入ります」
という独特の場内アナウンスも今日でたぶん最後。

延長に入ると、インターバルでお客さんを映していたドームビジョンが、
一塁側ベンチのバファローズの選手らの姿を映しだした。
気が付いた選手が手を振ったりしてそれに応えている。
熾烈なペナントレースの最中では有り得ないことだが、
それが楽しく、しかし寂しく、そしてつらい。
普段はホークスを応援している立場なのに、なぜ眼が潤んでくるのか・・・。

『白いボールのファンタジー』選手会バージョンをバックに、場内一周。
(だから、1番の“セントラル”は違うんだって!!)
三塁側にさしかかると、ライオンズ伊東勤監督や選手達が握手で迎える。
ライトスタンドをバックに記念撮影。
しかし、最後まで梨田昌孝監督の挨拶は聞かれなかったのが残念。
マスコットのバフィ、ファルルがライトからの声援に深々と礼をしている。
その姿を見てまた・・・。

ライトスタンドの二次会を観に外野席へ移動したが、
終電が気になり23時頃出たので最後までは居られなかった。

プロ野球の試合を初めて球場で観てから、およそ30年。
その中で、リーグ優勝の瞬間を観たのは2回。
1989年の藤井寺、2001年の大阪ドーム、いずれもバファローズ。
思い入れが無いはずがない。
南海ホークスの本拠地最終戦は観に行けなかった。
それだけに、どうしても観ておきたかった・・・。
泣いている姿を他人には見せたくなかったけれど。
【9月25日の日記】

関西学生野球秋季リーグ戦・第4節2回戦“関関戦”

関西大学4−3関西学院大学

関学 000 100 002=3 H8 E2
関大 100 010 011=4 H11 E3

関学:重野、折田、加藤学−清水誉   関大:黒川、増田−乙須

今季の関関戦の節は久々に1試合開催で12時開始。
一塁側の関学応援席は、吹奏楽部が70人を越える編成を組んでいた。
関大はいつもよりやや少なめ?それでも吹奏は50人近く居る。
おまけにいつの間にかエレキベースまで加わっている。
同立戦と違って、一般学生の姿があまり見られないのは寂しい。

1回裏の関大の先制点は、4番光岡達郎(4・生駒)の適時二塁打だったが
それ以降はことごとく失策が得点に結びついていた。
4回表、この回先頭の相原一紀(4・今治西)が三失で出塁。
これが関学が同点に追いつくきっかけとなり、
荻野貴司(1・郡山)の適時打で相原が生還。
5回裏は坂口直樹(3・尽誠学園)の三塁打のあと
南尚幸(4・大阪桐蔭)が三塁ゴロ、本塁封殺を狙うが球が逸れて
記録は三塁のエラーに。
9回表関学の同点劇も黒川栄次(2・広陵)が打った遊失から。
そしてその裏、2アウト二塁で森田光昭(4・関大一)の打球は二塁へ。
二塁手の悪送球で二塁走者だった坂口が決勝の本塁を踏んだ。

関学先発の重野豊(2・観音寺一)は6回を投げ失点2。
崩れそうでなかなか崩れなかった。
6回裏、点は取られなかったものの3連打を浴びてしまったが、
先発してゲームをつくることは出来そうな印象でこれからに期待。
関大は黒川隆年(4・郡山)が先発。
被安打4だが、シングルヒットながら二度連打を浴びたのが気になる。

密かに3回戦を期待していたが、関大の連勝で今年の関関戦は終わった。
関関戦最終戦のセレモニーの逍遥歌が甲子園の銀屋根に響く。
それぞれの逍遥歌を味わいたいので、同時に歌われるのは好きではない。
そのあたりは何らかの事情があるのだろうが。
夕暮れ時に似合うようなメロディー、15時前ではまだ明るすぎる。
関大逍遥歌は3番まで歌詞を観なくても歌える。
関学逍遥歌『弦月高く』は歌うのが非常に難しいメロディーだが、
どちらも好きな歌である。

36、11、21。

2004年9月27日
昨日(26日)は、

・南港中央球場で関西六大学野球1試合(神院大vs大院大)

のあと、

・長居球技場でXリーグ1試合(ファイニーズvsアズワン)

という行動を取っていたのでそれをネタに書こうと思ったが。
今は書く気になれません。

ヤフーでのブルーウエーブとバファローズの最終戦をCSでTV観戦。
やっぱり地上波では中継しないんやね。

吉井理人が、BWの帽子に猛牛マークと、
“36.11.21”と自分がつけていた背番号を書いている。
大島公一が涙を浮かべている。
吉井、大島とも以前はバファローズで活躍した選手。
試合後の梨田監督の胴上げにも加わった。
そんな光景を見てると…アカン、また泣きそう…。
【9月26日の日記・前編】

この日の行動は、
“17時頃までに長居球技場に到着する”
ことだけが決まっていて、あとは未定だった。
結局、長居への移動が最も楽な南港中央球場を選択。
関西六大学野球の第5節2回戦を第二試合だけ観戦した。
朝から出かけるのがなぜか億劫だったので(汗)

神戸学院大学9−3大阪学院大学

大院大 000 030 000=3 
神院大 501 000 30X=9 

大院:坂田−柿元   神院:上野−樋口

大院大先発の坂田晋一(4・平安)がいきなりの乱調。
先頭の吉川紘提(3・玉野光南)が三塁打のあと、
四球で出塁した平尾真嗣(3・関西)が盗塁、
池田直樹(2・長崎日大)の適時打で二者とも生還。
その後も樋口亮介(2・光星学院)が適時打、
暴投と犠飛も加わって神院大は初回から大量をリード。
これが最後まで響いた。
神院大は上野隆博(1・廿日市)が先発。
5回に3安打と失策で3点を失うが、それ以外は危なげなかった。

この試合では、大院大の1番・松山祐二(3・神戸弘陵学園)の足に注目。
第二打席では安打で出塁、すぐさま盗塁を試みるが失敗。
第三打席は死球、安打と失策で3点目のホームを踏む。
第三打席は投手前にセーフティーバント、これが安打となり、盗塁も成功。
盗塁をするためにはまず塁に出なければならないが、
5回の打席でしっかり3回出塁。
それだけでも楽しみにさせてくれる選手であると思う。

大院大は応援団がリーダー2名、チア2名で応援。
音楽はテープで流し、鳴り物は太鼓1つ。
関西六大学でリーダー・チア・吹奏の“3部構成”の応援が
可能なのはいまや京産大と大院大だけになったと思われるが、
大院大に関しては私はしばらくその現場を目撃していない。
久々に聴いた応援歌も色々ある中で、『異国の丘』と『若鷲の歌』を
ミックスさせたような応援歌の題が気になる。

電池切れ・・・?

2004年9月28日
【9月26日の日記・後編】

南港中央球場で関西六大学を観戦してから、
先々週に続いてニュートラムと市バスで長居へ移動。

アズワン ブラックイーグルス
  7   7   0  23=37
  0   7   7   0=14
ファイニーズフットボールクラブ

同点で迎えた第4クオーター。流れはファイニーズに傾きつつあった・・・はず。
4分過ぎ、アズワンに3つめのタッチダウンを取られたが、
まだ行ける、と思っていた。
アズワンのキックで試合再開。
リターンのボールの処理に戸惑う間に相手にボールを奪われ、
そのまま持ち込まれて呆気なくタッチダウン。
さっきのタッチダウンから1分も経たない間にもう1本取られるとは。
これで電池が切れたようになってしまった。
獲得ヤードではファイニーズが100ヤード以上上回っていたのだが・・・。
先週の試合に比べ、反則も多かった。

ナイトゲームの長居球技場のバックスタンドに座っていると、
メインスタンドの屋根の上に明々と月が輝いていた。
灯りに照らされたファイニーズチアリーダーがとても絵になる。
クオータータイムのダンスはスタンドでも踊っている人が居るが、
私はまだ覚えられない。
覚えた頃にはシーズンが終わっている状態が毎年続いている。
というか、覚えてどないすんねん(笑)

共通点。

2004年9月29日
24日、病院から大阪ドームへ行くまでの間に
映画『スウィングガールズ』を観てきた。
大ヒット上映中につきストーリーのネタバレは避けるが、
私の大好きな『青春デンデケデケデケ』との共通点だけでも。

・高校生バンドの物語である
・登場人物のセリフが“方言”である
・吹奏楽部の野球応援(に関係する)シーンがある
・アルバイトのシーンが楽しそうに?描かれている
・いいキャラクターのばーちゃんが居る
・チョイ役で意外な人物が出ている
・“THE BEATLES”が隠し味になっている
・ドラムスは美形ではないがなかなかカッコいい
・脇役が将来大ブレイクする(かも知れない)
・選曲が非常に私好みである(笑)

私としては非常に面白かったと思う。もう一度観に行きたいぐらい。

しかし、米沢市営球場(上杉スタジアム)は
山形鉄道の沿線ではないはずなんだけど…
行ってみたい球場がまたひとつ増えた。

私としたことが。

2004年9月30日
風邪ひいちまいまして。
近所の医院へ行った以外は一日ずっと寝ていたわけで。
家に居たにもかかわらず藤井寺のウエスタン優勝決定戦のスカイAの中継も
ほとんど見られなかったわけで。
そういえば、夕方のニュースで“清水屋”のおっちゃんが映ってたなぁ。
今週末はNTT淀グラウンド行きを考えていたのだが、
無理かも知れないなぁ…。

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