サギノミヤッ!

2004年9月1日 野球
【8月29日の日記】

朝から雨の東京上空。。
壱岐坂下側からドームへの階段を上がるや、
どこまでも果てしなく続いているかのような富士重工応援の列が。
雨の中ご苦労なことです。

《第一試合》太田市・富士重工業8−2大阪市・大阪ガス

なんてったって大阪のチームなので、大阪ガス応援席の近くで観戦。
応援歌や通常の応援パターンはすべて掌握済みでもあり、
友人2名も巻き込んで久々に都市対抗で弾けてきた(笑)
今日は先日のオープン戦で見たブルーのユニフォーム。
あれはやっぱりビジター用のニューモードだったんだ。

1回表から林稔幸に2ランを浴びるなど、山田幸二郎は不安な立ち上がり。
小野和隆、澤多弘也の2本のソロアーチで一度は1点差に詰め寄るが
その後はただ離されて行くばかり。終わってみれば完敗。
小出琢磨、阿部次男から打った安打はわずか5本だった。

《第二試合》北九州市・JR九州5−1東京都・鷺宮製作所

JR九州は樋口龍美、鷺宮は岡崎淳二とともに左腕の好投手が先発。
サウスポーを観るなら、ということで前半は一塁側で観ることにした。
鷺宮の試合を観る機会にはこれまでなかなか恵まれなかったし。
流れるような、とは言えないが、岡崎のフォームは個性的で好きだ。
投げる直前に一瞬“見得を切る”とでも言えそうなポーズがあって、
歌舞伎のごとく「○○屋!」と声を掛けたくなる、とはちと大袈裟か。
あっ、岡崎は屋号を付けなくても“サギノミヤ”だからいいか(笑)
4回途中、3失点で降板したのは残念。もう少し観たかった。

九州に縁のある身の上だからJR九州側で観てもおかしくないのだが、
結果的に鷺宮寄りの席で観始めていたわけで。
鷺宮の応援(特に『レッツゴー鷺宮』)を間近で聴きたかったこともある。
しかし、JR九州の“制服応援”も楽しかった。
応援の持ちネタがかなり多そうだ。

ホンダ熊本から補強の草野大輔が2本のホームラン、
最後は三菱重工長崎から補強の後藤隆之が好リリーフと
JR九州は補強組がよく活躍して1958年“門鉄”以来の初戦突破。

《第三試合》倉敷市・倉敷オーシャンズ5−2高知市・四国銀行

三菱自動車水島が倉敷オーシャンズに名称を変更してから、
そのユニフォームのデザインがどうなるのか興味があった。
おっ、NYメッツスタイルかぁ。ちょっと東京ガスにも似てるか?
胸のマークはボルティモアオリオールズみたい。
ペットマークの“カワセミ”はユニフォームには付いていなかった。
一旦外出していた友人が“カワセミ”のうちわをもらってきてくれたので
へぇ〜、とか言いながらしばし眺める。

都市対抗でなかなか勝てない四国銀行は、
JR四国から補強の中郷大樹を先発に送ったのでちょっと期待。
いい球は投げているのだが、どうもボールが先行気味なのが惜しい。
オーシャンズ先発は三谷大介。
1回〜4回まで毎回2個ずつ三振を奪うハイペースにただ驚き。
6回裏、田中祥映にライトへ安打を打たれるまで、
外野手には一度も球の処理をさせなかったのが凄い。
後半は少しバテてきたのか、9回裏内田大輔に適時打を許したところで
ベテランの岡政裕にマウンドを譲ったが、アピール度は充分だったと思う。
岡といい、田頭欣士といい、私が社会人野球を球場で観始めた頃に
バリバリ活躍していた選手が今でも一線に居るのがどこか嬉しい。

両チーム合わせて長打はオーシャンズ鈴木貴英の二塁打だけ。
オーシャンズがジワジワとリードを広げる様は、真綿で首を絞めるがごとく。

オーシャンズの応援席には横幕は飾られていなかったが、
三菱水島の頃を思い出させるような曲目が次々に登場し面白かった。
ハチマキを締めたマイクのお姉さんの
「く・ら・し・き・くらしきGOGOGO!」
の絶叫は一度は聴く価値有り(笑)

オーシャンズベンチに居たマスコットは、来年開催される岡山国体の
キャラクターで“ももっちくん”と言うらしい。
ファウルグラウンドを一緒に走るなど選手といろいろ絡んでいた。
マスコットガールでは無いどころかそれ以上にユニークなマスコットだった。

2泊3日なので、今夜が東京最後の夜。
「福岡屋さん(仮名)は明日帰るんだし、一緒に行きますよ」
と家が遠いにも関わらず一緒にラーメンを食いに行ったK君、サンキュー。
そんな中、台風が九州に上陸しようとしていた。
明日の気象情報次第で早めに帰るかどうか考えることにして、
とりあえず寝る。

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