日本選手権のごとく@スカイ。
◇関西学生野球 2007秋季リーグ戦 第5節・1回戦◇


@スカイマークスタジアム

《第一試合》 同志社大学 8−1 京都大学

同 大 013 220 000=8 H9 E1
京 大 000 000 001=1 H5 E4


同大:佐川、宝田、佐々木−磯部、佐谷  京大:尾藤、天満、西本−吉村、森勇


《第二試合》 関西学院大学 4−2 関西大学

関 学 020 000 002=4 H7 E1
関 大 000 000 020=2 H3 E1


関学:宮西、坂戸−久恵  関大:武内、藤澤、渡部、岡本、伊勢−田辺


この秋から甲子園球場が改修工事に入るため、
今季の関関戦はスカイマークで行われます。
素晴らしい球場で観戦するぶんには申し分ないのですが、
やはりちょっと遠く感じます。
第一試合が10時30分開始でしかも同志社vs京大ですから、
この両校にとってはちょっとシンドイ気がします。
西京極、皇子山と同様11時開始で良いと思うんですけどねぇ。

*第一試合*

同志社は佐川仁崇(3・大阪桐蔭)が先発。
1回裏、水木康介(2・北野)に安打を打たれたほかは非常にテンポよく打ち取り、
3回裏には三者連続三振を奪うなど京大打線に付け入る隙を与えない。

京大の先発は今日も尾藤陽介(4・新居浜西)。
前節の近大戦も3試合とも先発しており、この1週間の間に4度の先発登板になる。
その疲れがあったのかはわからないが、
2回表2アウト一、二塁から佐川の右前適時打で先制点を奪われ、
3回表には1アウトから荒川智則(4・智辯学園)、吉川春樹(3・智辯学園)、
土井一也(4・徳島商業)の三連打で1点を失ったあとも続けて四球を与える乱調。
波に乗り切れないまま3イニング4失点で交替した。

同志社は4回、5回も相手守備の乱れに乗じるなどして得点を重ね、
5回を終わって8点の大量リード。

一矢を報いたい京大は、9回表に同志社3人目の佐々木知広(3・大府)を攻め、
失策と四球で1アウト一、二塁としたところで藤田和也(2・兵庫)に
左越二塁打が出てようやく1点を返したが時すでに遅し。
今季無敗の同志社が連勝を5に伸ばした。


京大はいつものとおりの三部応援でしたが、
同志社は吹奏が欠席、テープ演奏による応援でした。
ここで同志社のテープ応援を耳にすると、
GS神戸時代の社会人野球日本選手権での日本新薬を思い出します。

第一試合の後半から雨が降り出し、傘を差しながらの観戦。
どうにか雨は上がってくれたもののまだまだ不安定な空模様。
屋根の下への移動も考えましたが、
激しい降りはないと見込んで一応同じ位置で観ることにしました。
結果的にはそれで良かった気がします。


*第二試合*

関大は今季ここまで全試合先発の武内宏樹(2・大体大浪商)が今日も先発。
2回表、関学はその武内から2つの四球を選んだ後、
久恵将之(2・高岡商業)が中前へ適時打でまず先制。
続く宮西尚生(4・市立尼崎)もきっちりと左犠飛で2点目を得た。

関学先発の宮西は初回こそ2アウトから連続四球を与えたものの、
その後はほぼ完璧に関大打線を抑えていた。
6回まで被安打1、奪三振10と完封ペース。

関大は武内を3回途中であきらめ、
あとはおなじみの投手リレーで関学の追加点を阻止する。

8回裏、関大は1アウトから木村達也(4・倉敷)がこの日2本目となる安打をセンターへ。
ここから代打攻勢をかける関大、まず野口大輔(4・佐賀東)が四球を選ぶと、
続く平井裕也(2・関西)が右中間への三塁打で一挙に同点とした。
ここで関学は宮西から坂戸圭介(3・関学高等部)にスイッチ、
後続を断って9回へ。

9回表から関大は伊勢慎也(1・明徳義塾)が登板。
先頭打者の荻野貴司(4・郡山)がセーフティーバントを成功させ、
浜田翔吾(4・関学高等部)の犠打で三塁へ進むと、
宮崎翔(3・報徳学園)の二遊間を抜く適時打で均衡を破る。
外野からの送球の間に宮崎は二塁へ到達。
続く河野公輔(4・報徳学園)の三塁前へのバントが安打となり、一、三塁。
そして東田浩平(4・川西緑台)がスクイズを決め、
徹底して関大守備陣を揺さぶる形で再び2点をリード。
坂戸もその裏を3人で締めて、関学が終盤の接戦を制した。


いつもの関関戦に比べると少し寂しいスタンド風景でした。
というのも、スタメン発表前に両校の吹奏が10人ぐらいネット裏に集まって
ファンファーレを吹くのが恒例なのですが、今日は関大の吹奏のみ。
関学の吹奏は欠席で、試合中はスピーカーからテープ演奏を流していました。
それが関大の応援に負けじとボリュームが大きいものですから、
(日本選手権でのテープ応援みたいで)
聴いていてちょっと疲れてしまいました。
やはり生演奏が良いです。
いかなる事情があったのかは知りませんが、
関関戦ぐらいは優先させても良いものを・・・と思います。

いっぽう、スカイマークで聴く関大の応援は、
甲子園のときよりも幾分か重厚に聴こえて迫力がありました。
今季からコンバットに新曲が増えたのですが、
それが以前友人に聞いた“連盟コンバット”なのかどうかはわかりません。

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