三方向から@東京D(追記済)。
2007年8月25日 野球◇第78回都市対抗野球大会 第2日・1回戦◇
@東京ドーム
《第一試合》 春日井市・王子製紙 3x−2 鹿嶋市・住友金属鹿島
S 011 000 000=2 H7 E3
O 000 020 001=3x H8 E0
※6回表から観戦
《第二試合》 東京都・JR東日本 7−2 福山市/倉敷市・JFE西日本
J R 002 020 300=7 H7 E1
JFE 000 200 000=2 H6 E2
JR:斎藤貴、木城−澤 JFE:岡本、山下敬、山本、山村−谷
【HR】大?(JFE・4回2ラン)
《第三試合》 東京都・鷺宮製作所 9−4 広島市・三菱重工広島
M 200 200 000=4 H9 E6
S 100 010 16X=9 H12 E0
広製:加治屋、岡崎、岩崎、森脇−松本優 鷺宮:小高、岡崎、黒田−秋山、金本
【HR】村上(鷺宮・1回ソロ)、松本優(広製・4回2ラン)
今回東京行きを告げている主な友人には、
「東京ドームにずっと居るわけではない」と公言していまして。
まぁいろいろとお目当てはあるわけです。
第2日は両国方面を散策してからドーム入りしました。
まず入ったのは外野席、レフト側で第一試合を観戦。
記録は出場選手のメモ程度に留めておいてのんびりと。
私が入った6回表からは点がまったく入らず、
このまま延長戦のような雰囲気もありましたが、
9回裏から登板の住金鹿島・比嘉幹貴(日立製作所)が王子打線に捕まり、
渡邊悟の適時打でサヨナラゲームに。
住金鹿島は応援席でボードによる人文字を作っていました。
ちなみに青と黄色で「GO!」「カシマ」の2パターン。
外野から観ていると演奏は電子ピアノの音だけしか聞こえなかったような…?
(吹奏はちゃんと居ましたが)
王子は「O!J!I!王子レッツゴー!」のコールがいつ聞いてもハマります(笑)
ここで一旦外野席を出ようとしたものの、
外野にも溢れていた住金鹿島応援者の渦に巻き込まれ。
チアスティックを踏んづけて爆発音を鳴らす人が何人かいて、
北関東予選の殺伐とした雰囲気を一瞬感じ取った気がします(苦笑)
22番ゲート附近はJR東日本の応援の列ですごい混雑。
受付には応援用のビブスをまとったSuicaのペンギンが
「こうやって応援してね」とでも言わんばかりに立っていました(写真)
ネット裏正面もかなり人で埋まっていたので、
第二試合は一塁側ベンチ(JFE西日本)の20段ほど真上あたりで観戦。
左投手を見るにはそこそこ良いポジションだったかと。
JFE西日本は大会初のダブル都市代表(福山市・倉敷市)で、
市旗も2種類飾られていたものの横断幕は福山市だけでした。
この試合は両チームとも上段席まで入るほどの動員ぶり。
*第二試合*
3回表、JR東日本は1アウト満塁から片岡昭吾の2点適時打でまず先制。
JFE西日本も4回裏に大?有倫が左越2ランを放ち追いついたが、
その直後に失策と向後光洋(NTT東日本)の適時打でJRが再び突き放す。
向後は7回表にも満塁から走者一掃の二塁打を放つなど勝利に大きく貢献。
投げては斎藤貴志と木城寿一朗(NTT東日本)がともに要所を締める投球を見せ、
JR東日本が昨年に続いて初戦で中国地区代表を下す結果となった。
JR東日本は今年も外野で人文字を披露。
昨年は布をヒラヒラさせるだけだったような記憶がありますが、
今年は下から上へのウエーブを見せていました。
JFE西日本はおなじみの『ポパイ』のコールがこれまでと少し違っていて、
その部分だけ聞くと慶應と同じリズムのようです。
かつての“カワテツ”も遠くなりにけり・・・
社会人ではトヨタだけと思っていた『オジャパメン』や、
ガガガSPの『つなひき帝国』なども加わってイメージが変わりつつあります。
第二試合終了後の民族大移動(笑)が落ち着いてから、
ようやくネット裏へ移動、結果として3試合を3つの方向から観ることに。
年に何度も行かないところですから、色んな角度から観たいもので。
*第三試合*
三菱広島がまず初回に平岡隆裕の2点適時打で先制すれば、
鷺宮もその裏、村上純平の本塁打で1点を返し、早々に点の取り合い。
4回表、三菱広島は1アウト二塁で伊東修策が中前安打。
二塁から中野学が本塁突入を試みるもタッチアウト。
ここで鷺宮は先発の小高幸一から岡崎淳二へスイッチしたものの、
続く松本優二にライトスタンドへ運ばれリードを3点に広げられた。
三菱広島先発の加治屋守(ワイテック)は2回以降無難に抑え、
5回に失策絡みで2点目を失ったものの6回までは試合のペースを掴んでいた。
一方、岡崎も替わり端の本塁打以後は緩急自在の投球で追加点を許さず。
7回裏、鷺宮はこの回先頭の下田仁がライトへの三塁打で出塁。
三菱広島は加治屋を諦め、こちらも左腕の岡崎敦男を投入。
ここで代打・宮崎広春の遊ゴロが悪送球を誘って鷺宮に1点が入ったが、
それからが続かずその1点止まり。
しかし8回裏、1アウトから久保尚志が二塁打を放ち、暴投で三塁へ進む。
関大輔が四球で歩いた後、金本裕之の遊ゴロがまたもや悪送球となり同点に。
続く下田もセーフティーバントを成功させて満塁となったところで、
三菱広島は岩崎誠一郎をマウンドへ送ったが、
代打・芦川晃也への2球目を投げたところでボークの判定。
労せずして鷺宮に均衡を破る1点が入った。
芦川はセンターへの2点適時打で勝負あり、村上の適時打でさらにダメ押し。
最終回は岡崎から黒田信広(NTT東日本)へのリレーで三者凡退に片付け、
鷺宮が初戦を突破した。
どう表現して良いのかわかりませんが、鷺宮独自と思われる曲がありまして、
これを聴くと2年前の日本選手権でベスト4まで進んだことを思い出します。
都市対抗では長らく勝利から遠ざかっていた鷺宮、
あのとき同様に旋風を巻き起こすかも知れません。
三菱広島は今年は吹奏付きの応援。
テープ演奏の年もあったりするのでちょっとだけ驚きました。
試合は21時前に終わりましたが、帰りは今日も午前様(苦笑)
終電を気にしなくて良いからと言って(以下略
いただきモノの焼酎が美味しかったです。
しかしよう歩いたなぁー(謎)