七大戦@西京極(追記済)。
2007年8月13日 野球◇第46回全国七大学総合体育大会 硬式野球の部 第1日・1回戦◇
@西京極野球場
《第一試合》 京都大学 6−4 東北大学
京 都 031 100 001=6 H15 E3
東 北 010 000 300=4 H10 E3
京都:尾藤、山下、水木−吉村 東北:阿部圭、千葉、遠藤、藤原−鈴木
《第二試合》 大阪大学 9−3 東京大学
東 京 010 001 001=3 H7 E2
大 阪 212 112 00X=9 H14 E1
東京:濱田圭、山地−陶山 大阪:渡部、大平−有馬、村上
北から順に、
・北海道大学
・東北大学
・東京大学
・名古屋大学
・京都大学
・大阪大学
・九州大学
の7つの国立大学によって毎年開催されている『全国七大学総合体育大会』。
「七大戦」「七帝戦」とも呼ばれるこの大会、
今年は京都大学が主管となって行われています。
その硬式野球の部は西京極で13日から3日間の日程で開催。
初日の2試合を観てきました。
東大目当てで東京の“師匠”もお連れの方とともに第一試合途中から来場。
その熱心さたるや頭が下がる思いです(^^;
*第一試合*
京大は尾藤陽介(4・新居浜西)、東北大は阿部圭章(3・大館鳳鳴)が先発。
2回表、京大は江藤雄一(4・大阪星光学院)、森紀之(4・明石北)、北村誠之(4・明星)の
3連続安打を皮切りに水木康介(2・北野)の適時打などで3点を先制。
その裏知見寺(チケンジ)学(2・桐蔭学園)、早坂憲人(4・仙台一)の連続二塁打で
東北大に1点を返されるも、その後も宗平雅己(2・立命館)の適時二塁打などで
着実に追加点を奪いリードを広げた。
尾藤は6イニングを投げ7安打を打たれたものの7三振を奪う力投。
東北大は7回裏、2安打に相手失策が重なりノーアウト満塁の好機を迎えると、
ここで管野英志(1・米沢興譲館)がライトへ2点適時打。
続く渡邉智史(3・会津)の中犠飛で差を1点に詰めた。
中盤以降は走者を毎回得点圏に進めながら京大はあと一本が出ず、
試合が東北大のペースになりつつあるような雰囲気だったが、
9回表2アウト二塁で藤田和也(2・兵庫)が内野安打。
その送球が逸れる間に二塁走者の森が生還して効果的な6点目を得た。
この試合指名打者で先発出場、7回途中から登板した水木が最後は抑えて
3時間を越える試合は京大の逃げ切り勝ち。
この試合では一塁側に京大応援団が陣取り、
灼熱の中リーグ戦さながらの賑やかな応援を繰り広げていました。
第二試合では阪大応援団も見られるかと思ったものの期待はずれ。
ちょっとスタンドが寂しくなりました。
*第二試合*
師匠によれば、東大は主力メンバーが山形県鶴岡市で合宿中とのことで、
12人のみの参加といささか寂しい陣容。
東大は濱田圭佑(3・攻玉社)、阪大は渡部理央(3・松江北)の先発で
予定よりも1時間以上遅れて開始。
阪大は1回表に先頭の佐藤豪真(1・岡山)が左越三塁打で出塁。
続く野口剛志(3・國學院大久我山)が四球で歩くと、
野津浩史(3・修猷館)のスクイズでまず1点。
野口は2つの暴投で2点目の本塁を難なく踏んだ。
2回表に東大は1アウト三塁から濱田の左犠飛で1点。
しかし阪大もその裏に佐藤の右犠飛で再び差を2点とすると、
3回裏に有馬徹(2・鶴丸)の適時二塁打などで2点を加え、
そこから6回まで容赦なく毎回得点を積み重ねる。
阪大の猛攻の前に、東大は6回表と9回表に1点ずつ奪うのがやっとだった。
阪大はこの試合で20人が出場、
終盤の選手交替ではスコアボードの表示がなかなか追いつかないほどでした。
「この夏一番の暑さ」とも呼べる天候の中で皆反応が鈍かったようです(苦笑)