帰宅してから『笑ってコラえて!吹奏楽の旅SP』(YTV)を見たりしていたのだが、
これを見ていると明日は木曜日のような気がする。
しかし今日は土曜日。

今日から10月。
10月の幕開けは、甲子園での“関関戦”第2回戦である。
今季の“関関戦”は1日1試合で12時開始。
少しだけのんびりと家を出られるのでありがたい。

甲子園は、一昨日の狂騒がまだ微かに残っているような空気だった。

◇関西学生野球秋季リーグ戦・第5節2回戦◇

関大 100 201 000=4 H10 E1
関学 000 000 100=1 H7 E2

関大:田辺佑−田辺真   関学:岸、出原、池田、金子、坂戸−清水

【本塁打】森田(関大・1回ソロ)

昨日の1回戦は関学が6−5で延長10回を制している。
10回裏終了時、マウンドに立っていた岸敬祐(1・関西学院)が今日の先発。
関大は昨日に続いて田辺佑介(3・明徳義塾)が先発。
弟の田辺真悟(1・明徳義塾)とバッテリーを組む田辺佑は、
これまでの7試合すべてに登板。
先発・リリーフとフル回転の活躍を見せている。

1回表2アウト、3番森田康之(4・履正社)の当たりがレフトへ飛ぶ。
それはまるでスタンドに吸い込まれて行くような本塁打となって、
関大が先制。

4回表は2アウト二塁から橋本拓也(1・岡山理科大附属)が三塁前に転がし、
これが内野安打、一塁の処理がもたつく間に二塁走者の森田が生還。
橋本も二塁に進むと、続く廣末慎(4・北嵯峨)が適時打。

関学は5回から出原雅浩(1・岡山城東)、6回から池田弘(3・浪速)の投手リレー。
その6回表、三塁打の橋本を田辺佑が自らの適時打で還し、
さらにリードを広げた。
田辺佑は6回まで被安打2と無難な投球。
球数は多いようだったが、投球間隔が短いのであまりそれを感じない。

7回裏、関学は2アウトから浜田翔吾(2・関西学院)が内野安打で出塁。
坂口正太郎(4・明石南)も安打で続き、
さらに渡邉祥一郎(4・報徳学園)も続いてようやく1点を返した。
なお走者を二人置いての好機だったが後続無し。
8回、9回とも走者は出したが得点にはつながらず、関大が逃げ切った。

個人的には1勝1敗になって何より。
だって、明日も観られるから(嬉)

で、この試合ではキツネにつままれたような一瞬が。
9回表、関大の攻撃。
ちなみに関学は8回から坂戸圭介(1・関西学院)が投げていた。
先頭の苅谷遼治(2・北嵯峨)、続く山田裕貴(3・明徳義塾)が連続安打のあと、
坂口直樹(4・尽誠学園)が打席に立つ。
坂口の当たりは小飛球となり、捕手の清水誉(3・小野)が処理しようとした。
一瞬、清水が直接取ったかのように見えたが、実はワンバウンドだったらしく、
三塁→二塁→一塁と球が送られて“三重殺(トリプルプレイ)”の出来上がり。
私は「え?何が起こったんや?」と眼が点に。
この出来事を理解するまでに少しばかり時間を要してしまった。

私のスコアメモの場合、併殺ならその対象の打者走者を中カッコで結ぶのだが、
今日のこのシーンはどうしたら良いか解らず、
9回表の終了時刻の下に“※三重殺”と書いたわけで。

野球を初めて球場で観戦して以来20年以上を経過している私ではあるが、
TV桟敷でならともかく、間近で“三重殺”を目撃した記憶はおそらく無い。

余談。
帰途、近鉄難波駅のコンコースで何故か三重県の観光キャンペーンが。
法被を着た方々がキャンペーングッズの絆創膏などを配っていたが、
法被の背中には大きく“三重”の文字が・・・これ以上は言うまい(^^;

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