関西地区5リーグのうち、近畿、阪神の各リーグ戦はすでに始まっているが、
残り3つは今日開幕。
今日行われる対戦をあれこれ見比べていると、身体がひとつじゃ足りない(^^;

結局、最も見どころが多そうで、パンフを早めに確保しておく必要がありそうな
関西六大学を選択。
10時30分の開始に間に合うように、南港中央球場へ。

《第一試合》 京都産業大学2−0大阪商業大学

京産大 000 011 000=2
大商大 000 000 000=0

産:平野−和田  商:金村−鎌田

京産大・平野佳寿(4・鳥羽)、大商大・金村大裕(4・上宮)のエース対決で
今季の関六が開幕。
南港のネット裏にはスカウト陣が集結している。

まずは金村。
ストライクとボールがはっきり分かれがちでも、その球威には眼を見張る。
4回まで毎回安打を1本ずつ打たれていた平野に対して、
京産大打線になかなか安打を許さなかった。
5回表、1アウトから四球、失策、四球で満塁のピンチを迎え、
風呂本拓也(3・大谷)の犠飛で1点を失う。
6回表は死球(牽制悪送球で二進)のあと和田隆司(4・洛西)に安打、
山口英真(4・大阪桐蔭)の内野安打の間に1点。
ともに失策が絡んでの痛い失点だった。

そして平野。
四球で走者を出すよりは安打を打たれたほうがマシだ、と
思えるような攻めの投球が、観ていて相変わらず気持ち良い。
照り返しのキツい中で投げているにも関わらず、最後まで冷静さを失わない。
5回以降は3人ずつで片付け、無四球完封でリーグ通算30勝目を飾った。

また、大商大のトップバッター・金子和豊(4・八尾東)が、
第二打席(3回)と第四打席(9回)に安打を放ち、リーグ通算100安打を達成。
第四打席の左前安打が実に渋い当たりで、
思わず「いかにも金子らしいなぁ」とつぶやく私。
しかし、そのあと投直併殺で試合が終わってしまうとは。

三塁側、京産大は全学應援團が三部勢揃い(一応)だったが、
6回表冒頭の『素晴らしきヒコーキ野郎』の演奏が大人しくなったと思ったら、
途中から楽器を使わない応援になった。なぜ?
(王子スタジアムのアメフット応援と分散していたかも知れないが)


《第二試合》 龍谷大学8−5大阪経済大学

龍谷大 010 303 010=8
大経大 000 400 100=5

龍:井村、竹原、河野−後藤、阪田   経:山口拓、岡村−長野

龍谷大は2回表に中野駿(2・大阪桐蔭)の適時打で先制、
4回表には岩下知永(3・大阪桐蔭)の適時打などで3点を追加した。

龍谷大の先発・井村裕介(4・興譲館)は3回までまずまずの投球だったが、
4回表先頭の山本和作(1・尼崎工業)に中越え三塁打を浴びると、
続く江幡大介(3・八尾東)の適時打で1点を返される。
なおも1アウト後4連続安打などで打者一巡、一気に同点。
5回からは竹原俊介(4・徳島北)にマウンドを譲った。

追いついてから持ちこたえていた大経大・山口拓也(2・赤穂)だったが、
6回表、古西隆志(2・上宮太子)の適時二塁打などで再びリードを奪われ、
この回限りで降板。
打線も7回裏田中宏和(4・尽誠学園)の二塁打で1点を返すにとどまり、
竹原−河野伸吾(3・平安)のリレーの前に反撃の芽を摘まれた。

龍谷大はチアが20人以上、テープの音楽に合わせての応援。
観戦に来ていた少年野球の子供たちが、
その振り付けを必死になって真似ていたのが面白かった。

9月と言えど真夏並みの暑さ。
第一試合2時間半越え、第二試合あわや3時間ゲーム。
逃げ場の少ない南港はキツいっす(苦笑)

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