なんか、もうね。

2006年9月1日
昨日の日本生命に続いて、今日の新日鐵広畑。
都市対抗に出場した近畿の6チームが、今年も2回戦までに全滅。

この調子だと枠を削られても文句は言えないよなぁ。

はっきり言って、阪和、兵庫、京滋奈で6チームは多い。
せいぜい4チームが妥当、いやそれでも多いか?

勝った負けたは結果だから仕方ないにしても、
その結果を残さなければ話にならない。
コールドで負けようが延長戦の僅差で負けようが、負けは負け。
まさか地元の選手権だけで勝てれば良いとは思ってないだろうけど。

なんか情けないですわ、ホンマ。



こんなことを考えるのも、やっぱり疲れてるからかな・・・。
最近いろいろあったし。

竜巻@西京極。

2006年9月2日 野球
関西学生野球の秋季リーグ戦が今日開幕。
ちょっとした都合で第二試合の開始に間に合えば・・・という状況だったが、
公園内に入ってみれば、三塁側内野席の上に近畿大学応援部の旗が2本。
第一試合がまだ終わっていないようだった。

◇関西学生野球2006年秋季リーグ戦 第1節1回戦◇

《第一試合》 近畿大学 9−2 京都大学

近 大 101 103 012=9 H12 E0
京 大 001 000 010=2  H6 E2


ほとんど観ていないので結果のみ。
近大、京大ともリーダー・チア・吹奏の三部が揃って応援。
近大の『ゲット・バック』は春季リーグ戦で演奏していたかどうか、定かでない。

《第二試合》 立命館大学 10−4 関西大学

立 命 230 022 100=10 H14 E0
関 大 001 012 000= 4 H13 E2


立命:金刃、山田、大島一−西川、乗替  関大:新田、植西、渡部、浦−田辺真

関大の先発は新田友哉(1・関大一)。
春には2勝を挙げているルーキーだが、
1回表、先頭の長谷川大樹(2・東筑)にいきなりセンターの頭上を抜かれる。
日岡拓也(3・立命館宇治)の内野ゴロ野選と、
西村裕治(4・智辯和歌山)の適時打で立命がまず2点を先制。

立命は2回表にも先頭の金刃憲人(4・市立尼崎)がライトへの二塁打で出塁、
失策と四球でさらにチャンスを拡大すると、日岡の適時打で2点を追加、
籾山幸徳(3・天理)の犠飛もあり序盤から大量リードする。
新田は2回で降板、植西祐希(4・関大一)にマウンドを譲った。

立命はエースの金刃が先発。
1回裏からストライクをどんどん先行させる上々の立ち上がり。
3回裏は1アウト一、三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、
2回、4回は安打の走者を出しながらここぞの場面で三振を奪い、
スタンドの観客をうならせていた。

その金刃が自らのバットで2点をたたき出したその裏、
つまり5回裏・関大の攻撃中、西京極に突風が吹き荒れて試合が一時中断。
ホームから三塁ファウルグラウンドにかけて土煙が起こるほど。
レフト後方ではその風が竜巻状になり、
フェンス前のアンツーカーがグルグルと舞っていた。
この回は黒田雅和(4・広陵)の適時打で関大が2点目を奪う。
5イニングで80球以上を投げていた金刃は、5回終了とともに交替。

金刃から替わった山田貴史(4・酒田南)だが、
関大は1アウトから4連打で1点を奪い、大島一修(2・京都成章)に交替。
松田康平(1・福知山成美)の犠飛で追加点を挙げたが、それ以後の反撃はならず。

3時間という長い試合、安打数で言えばわずか1本の差。
走者を置いた場面で効果的な攻撃ができていたかどうかの違いが、
6点という点差に出ていたように思う。

立命、関大とも三部合同応援。
吹奏の人数では立命が関大を少しだけ上回っていた。
デジャ・ヴュ?
←EXPO FLASH FIELD(大阪府吹田市)

大阪モノレール・万博記念公園駅から徒歩15分。

今年6月にオープンしたばかりの球技場です。


【注】この日記は9月2日の出来事です

西京極へ行く前にファミリーマートで関西学生野球の前売券を買い、
ついでに阪急梅田駅の売店で関西学生アメフトの前売券も買った。
今シーズンはアメフトのシーズンパス(5,000円)がなくなり、
10枚綴り+えびすボウル入場券の回数券(8,000円)になってしまった。
どう考えても10回も行けるとは思えないので、数年ぶりに単券買いを復活(苦笑)
しかし、購入した段階で西京極の帰りに行くことは考えていなかったのだが。

“エキスポ・フラッシュフィールド”はその名のとおり、万博公園の中にある。
阪急南茨木からモノレールに乗り換えたが、詳しい場所がわからない。
万博球場の近くだということは一応聞いていたので、
エキスポランド横の道をずっと球場方向へ歩いていると、
照明塔が煌々と輝いているのが見えた。
球場の近く、と言うよりもほぼ隣のようだ。

スタンドはどう見ても王子スタジアムのような仮設っぽい作り。
レフェリーの「クオータータイム。」と言っているのが聞こえ、
京大の吹奏が『パンドラ』を演奏していることを思えば、
第1クオーターが終わったばかりのようだ。
昼間、灼熱の西京極で応援していた京大応援団にとっては、
今日はダブルヘッダーである(笑)

残念ながら日程表もメンバー表も今日は在庫無し。
スタンドはほぼ満員に近い。
とりあえずバックスタンド(京大側)、得点板から遠いほうの20ヤード附近で観戦。

得点板はとてもコンパクトにできている。
チーム名が出ない代わりにメインスタンド側が“HOME”、
バックスタンド側が“VISITOR”で表記が固定されている。
一瞬わからなかったが、見慣れればどうってことはない。

そして、観客席とフィールドの距離がとても近く感じる。
さらに言えば、バックスタンドから見ていると初めて来たという気がしない。
どことなくかつての西宮球技場に似ているのである。
西宮球技場に新品の人工芝を貼って千里へ持って来たような。
そう考えると結構良い感じだなぁ。
フィールドは新品でも25秒計は故障しがちだったが(苦笑)

◇関西学生アメリカンフットボールリーグ Div.? 第1節◇

《第二試合》 
京都大学ギャングスターズ 20−17 同志社大学ワイルドローバー

同志社  0 10  0  7=17
京  大  3  7 10  0=20


試合の観戦よりもスタジアムの観察に重きを置いていたようではあるが(笑)
京大にとっては今年初めての公式戦を勝利で飾ることができた。
前半終了時点で10−10の同点、
最後もヒヤヒヤする場面が何度かあったが、なんとか逃げ切った。
RB#39高松智久(2・旭丘)の走りっぷりは今後も注目。
試合終了後のエール交換では、学歌が静かに流れる中で
フィールドとスタンドのそれぞれに万感こもるものがあったように感じた。
あの独特の空気はどう表現すれば良いものか・・・。

ずっと懐かしの西宮球技場とオーバーラップしながら観ていたが、
いざその外へ出てみるとやっぱりここは万博公園。
野球場の横から歩道橋までの道が本当に真っ暗!
ナイトゲームには懐中電灯持参で行ったほうが良いかも知れない(笑)
失礼な話を承知で。

社会人野球に興味を持っていなければ、
“仁賀保(にかほ)”という地名はまず知らないままだったろう、と思う。

私は1997年の都市対抗で初めて“仁賀保町・TDK”というチームを観た。
と言っても対戦相手の三菱重工神戸の応援席からだが(汗)
仁賀保町の存在を知ったのは都市対抗がきっかけだったことは、
ほぼ間違いない。
そのときを含めて3回、東京ドームでTDKの試合を観ているがすべて敗戦。
昨年10月の市制施行によって“にかほ市”の代表として初めて挑む今大会も、
「悲願の初戦突破」などと書かれていたが・・・。

フタを開けてみれば、初戦突破の勢いで快進撃を続けるTDK。
昨日の準決勝、日本通運戦などは、TVで観た限りだが、
「このチームには絶対何かがツイている!」としか思えないような。
それほどの勢いを感じた。
一部慶應が入っているようだが、JTで使われていた『ロンドン橋』や
TDKのオリジナルと思われる応援曲にもハマってしまった。
以前からTDKの応援で知っている曲も当然ある中で、
或る曲のちょっとマイナーがかったメロディーが智辯和歌山っぽく聞こえたのは
私だけだろうか(笑)

そして今日の決勝戦。
どちらに転んでもおかしくないような試合で、
TDK・野田正義の投球はあくまでも冷静だったと思う。
日産自動車の打者がことごとくタイミングを外され、焦っていたように見えた。
野田は無四球で完投、東北に初の黒獅子旗をもたらした。

TDKに気持ちが傾く一方で、
日産の先発・石畝卓也のことも気になっていた。
少しだけだが大商大時代の投球も観たことがある者としては、
まさか都市対抗の決勝の先発を任されるまでになろうとは、という思いが。
吉浦貴志の本塁打で追いついたあと7回表の途中で交替したが、
もう少し投げさせていれば、と言ってもあとの祭りではあるが。

ともあれ、にかほ市・TDKの皆さん、おめでとうごさいました。

11月の大阪ドームでもあの応援が楽しめれば・・・
なまはげ&スギッチ、大歓迎です。
突然ですが。
クイズです。

第77回都市対抗野球大会の入場券には、
前年の都市対抗の写真が印刷されています。
しかも、券種によって違う試合の写真が使われています。
どの券にどの試合の写真が使われていたでしょうか?
「A−1」「B−2」のようにお答え下さい。

A.特別席券
B.特別席券JABA
C.特別席招待券
D.バルコニー席JABA
E.チーム券(第1試合)
F.チーム券(第2試合)
G.チーム券(第3試合)
H.外野席券


1.JR東日本−NOMOクラブ
2.三菱重工長崎−NTT西日本
3.ミキハウス−東芝
4.JR四国−日本生命
5.日本新薬−西濃運輸
6.三菱自動車岡崎−ホンダ
7.住友金属鹿島−日本新薬
8.NTT東日本−住友金属鹿島



【注1】正解はそのうち発表します。
ただし、単なるお遊びですので、
全問正解しても賞品は何もありません。
あしからず。

【注2】JABAでないほうのバルコニー席券を買わなかったことに、
帰ってから気がつきました(^^;
どの試合の写真が使われていたか、教えていただければ幸いです。
◇阪神大学野球秋季リーグ戦(1部) 第3節・1回戦@南港◇

《第一試合》 大阪産業大学 2−0 天理大学

天理大 000 000 000=0
大産大 200 000 00X=2


天理:牛島−大久保   大産:吉元−豊岡

1回表途中から観戦。

1回裏、大産大は2アウト一、三塁で籾山裕輔(2・福知山成美)の適時打で先制。
次の表純也(3・大産大附属)の打席のとき、籾山が二塁へ盗塁。
送球が逸れる間に三塁走者の竹谷真也(4・津田学園)も還り2点めを拾った。
2回裏にも2アウトから2本の安打で追加点の好機を得たが、
天理大の先発・牛島明彦(3・斑鳩)が後続を経ち、その後は投手戦に。

大産大は吉元一彦(2・汎愛)がテンポ良く打たせて取る投球で完封。
ただし、天理大の9番打者・森田勇人(2・天理)には少し手を焼いていたような。
森田は3回表の最初の打席、2ストライクと追い込まれてから
ボール3つを挟んでファールを9本という粘りよう。
3度目の打席でも粘りに粘って吉元に13球を投げさせた。
その粘った2度の打席はいずれも三振に終わったが、
バットをふた握りほど短く持ったこの小柄な左打者、なかなか面白い存在である。
(高校時代も観てはいるけれども)


大産大は控えの部員がメガホンを持っておなじみの?アカペラ応援。
ニック・ウッドの『パッション』(キリンビールのCM曲)に合わせて、
「♪振ったらええよ、振ったらえ〜よ〜え〜よ〜、振ったらええよ〜」
のように歌っていた。
最初は何を言っているのかわからなかったが、よう思いついたなぁ(笑) 



このあと長居へ移動のため、第一試合のみで南港を出た。
続きは別の日記にて。
×7@長居。
←大阪市長居球技場

絵に描いたような入道雲の下で、
Xリーグウエストの開幕シリーズ。

・・・まだ夏みたいやなぁ。



◇日本社会人アメリカンフットボール・X LEAGUE  WEST Div. 第1節◇

アサヒ飲料チャレンジャーズ 42−6 SRC神戸ファイニーズ

アサヒ飲料
 7  21   0  14=42
 0   0   0   6= 6
SRC神戸


ファイニーズは、今季からSRCグループとスポンサー契約を結んだことによって
“SRC神戸ファイニーズ”という名前でXリーグに参加することになった。
場内放送が妙に言いにくそうだったが(笑)
ちょっとだけお金持ちになったからか?
今年のイヤーブックは例年にくらべてかなり豪華!
選手・スタッフ紹介のページで、
“「神戸」と聞いて連想するのは?”
という問いへの回答が各人各様で結構オモロイです。


結果としてはダブルスコアどころか、7倍。
昨年は55−0での完敗だったことを思えば・・・だが。
第4Qの1分過ぎ、チャレンジャーズがエンドゾーンまで約20ヤードの地点で
4thダウンギャンブルを簡単に決められてタッチダウンを取られたときには
思わず天を仰いでしまった。

タッチダウンを賭けたパスもインターセプトされ、
このまま完封で終わるのか・・・と諦めかけていた終了間際の残り4秒。
この試合最後のパスプレーが決まったかと思えば、
QB佐藤正治がハードヒットを受けて負傷。
すでに残り時間はゼロだったが、チャレンジャーズの反則なのでもう1プレー。
ここでQB荒木紀仁が短いパスを通して見事タッチダウン。
キックは不成功だったが、本当に最後の最後で盛り上がることができた。
完封で負けるよりは多少気分良く帰れるというもの(苦笑)
次の試合(9月24日)につながるタッチダウン、と思いたい。
風雲急を告げる@舞洲。
←大阪市・舞洲ベースボールスタジアム

照明塔に灯りが点っても良さそうな暗い空模様の5回表、
京産大・市来の打席。
これを撮った直後、土砂降りに・・・

休養がてらいつもよりも少しだけ長く寝て、
雑事を済ませてから舞洲の第二試合に間に合うように出発。
今のところ晴れてはいるが、夕方まで持つかどうか。

野田阪神前から大阪市バスで舞洲へ。
今日は舞洲アリーナでマーチングバンドの大会があるせいか、
かなり混雑していた。
(せめて西九条からでも、ええ加減増発してくれんかなぁ)
京産大のシートノックが行われている中で球場入り。
応援団が来ていないので、
アリーナ附近で練習しているマーチングの音がスタンドまで聞こえてくる。

よくよく考えてみれば、舞洲での観戦は今年初めてだ(^^;


◇関西六大学野球秋季リーグ戦 第2節・2回戦◇

《第一試合》 大阪経済大学 1−0 大阪学院大学

《第二試合》 京都産業大学 − 大阪商業大学
        (5回表降雨のためノーゲーム)

京産大 211 01     =5 H8 E2
大商大 010 0      =1 H2 E3


京産:宇田川−野地   大商:中尾、塩田−山村

どこも紹介しないと思うので(笑)今日の出場選手。
【京産大】
[左]加納啓伍(3・星稜)
[二]坂本光隆(4・高知商業)
[三]岸田文宏(2・天理)
[一]市来悟(4・平安)
[右]炭山和輝(2・如水館)
[指]池田睦士(3・京都外大西)
[捕]野地博俊(3・浪速)
[中]仲村和也(4・金光大阪)
[遊]稲村昂士(2・北陽)

[投]宇田川雄一郎(2・大谷)

【大商大】
[左]徳永広行(4・大商大堺)
[遊]武田雅嗣(4・桜宮)
[三]中村晃宏(2・明徳義塾)
[右]吉田哲也(4・静岡学園)
[指]西嶋久(3・滋賀学園)
[中]木村豪宏(2・松山商業)
[一]河合拓郎(4・大淀)
[捕]山村裕也(1・八木学園)
[二]今西慶輔(2・西城陽)

[投]中尾有宏(1・柏原)
   塩田雅幸(3・西城陽)=3回から


1回表、2アウトから京産大は四球を2つ選んだあと、
炭山、池田の連続適時打で2点を先制。
2回表は坂本の適時打で追加点を挙げた。

大商大は2回裏に河合の二塁打で1点を返したが、
その直後に失策で再び3点差に。

最初は晴れていた空も見る見るうちに厚く黒い雲が幅をきかせ、
3回裏途中には一瞬だけ雨が本降りになった。
試合を中断させるほどでもなくとりあえず止んだが、
「照明点けようや。」と思うぐらい、14時30分にしてはありえない暗さ。

再び雨が落ち始めた5回表の京産大の攻撃。
岸田が内野安打+野手の悪送球で二塁へ。
続く市来の打席のときにバッテリーミスで岸田が三塁へ進むと、
強く降りしきる雨の中を市来はライトへ適時打。
ここで審判団協議の結果、中断。
手元の時計では14時44分だった。

傘を持っていたとは言え、じっと座っていてもびしょ濡れになるほどの雨。
スタンド下へしばらく避難していたが、雨の勢いはなかなか衰えない。
20分ほど経ってもう一度スタンドからグラウンドの様子を見に行くと、
試合再開はちょっと難しそうなぐらい水がたまっている。
野田阪神前行きのバスがそろそろやって来る頃でもあったので、退却を決意。
ノーゲームになったことは帰宅してわかったが、あれでは当然やろなぁ。

バスが此花大橋を渡り切ったころには、雨は止んでいた。
まさに局地的な集中豪雨。
それも舞洲に集中せんでもよかろうものを。
また来年@大阪D。
大阪ドームでの今季Bs最終戦。

いつもは音声だけのビジターチームのヒーローインタビューが、
今日は映像付きの大サービス(笑)
(画面はフリオ・ズレータ)

このカードは福岡ドームでの試合が残されているものの、
関西では最終戦ということで、
試合終了後は恒例のエール交換も。

9月にして「また来年!」という挨拶をしてしまうのも、
ちょっと変かも知れないけれど。
顔なじみの方々と再会するのはおそらく来年になるのは間違いないだろうし。

ともあれ、良い終わりかたでした(嬉)
8月5日の日記で、皇子山球場のリニューアルオープンについて
少しだけ触れたのだが。
そのオープニングゲームは、どうやら9月16日らしい。

今朝のスポーツニッポン(大阪本社版)に、
“天皇賜杯第61回全日本軟式野球大会”の組合せが出ていた。
毎年各都道府県持ち回りで開催しているこの大会は、
今年は滋賀県で行われ、皇子山がメインの球場となっている。
56チームが参加して15日午後4時から皇子山で開会式、
翌16日から滋賀県内の8つの球場で試合が行われるとのこと。

実はこの全日本軟式野球大会、日本の野球史上例を見ない記録が残っている。
野球体育博物館の展示にもあったと思うが、
1983年、茨城県で行われた第38回大会の決勝戦がそれ。
東京・ライト工業と宮崎・田中病院の対戦で行われた試合は、
実に延長45回。
8時間を超える熱戦は2−1でライト工業が勝ち、3度目の天皇賜杯を手にした。
新聞はもちろんのこと、なぜか高校野球の雑誌にも紹介されたので、
当時高校生だった私もわずかながら覚えている。

ちなみに、ライト工業で優勝のマウンドに立っていた大塚投手は桐蔭学園出身。
1971年夏の甲子園で優勝、社会人の三協精機でも活躍したアンダースロー。
田中病院の池内投手は(甲子園経験はないものの)PL学園出身で、
45イニングをひとりで投げ抜いている。

まさかその延長45回の例があったせいではないだろうが、
20日に予定されている決勝戦の試合開始時刻は午前8時である。
大阪ガス今津グラウンドの8時30分開始よりもまだ早い(笑)

なかなか関西には回ってこない大会でもあるし、
機会があれば観に行きたいが、今週末の天気が・・・。

良い裏切り。

2006年9月15日 野球
仕事から帰宅して、夕食の準備をしていたら、
NHKのローカルニュースでOBC高島の話題が紹介されていた。
少々うろ覚えではあるが、そこで思ったことをつらつらと。



簡単に言ってしまえば、
“社会人クラブチームによる町おこし”のような取り上げられ方だったが、
地元である滋賀県高島市がPRをしているわりには、
まだまだ知名度が足りない、という面も挙げられていた。
高島市役所としては、税金を使っての支援はしない、という方針があるとのこと。
市役所の職員有志がカンパしあって垂れ幕を作ったり、
手弁当でチームをサポートしているらしい。

クラブチームの中では恵まれた練習環境を持つOBC高島だが、
野球だけではもちろん生活ができない。
選手の多くが滋賀県以外から集まるクラブチームゆえ、
その就職先として協力してくれる企業を探すのもひと仕事である。

今のところ、チームとしてはまだ1年目とは言えども、
都市対抗予選などの大会で目立った成績は残せなかった。
今後、地元でより大きな支援を集めるためにはやはり強くならなければ。
そして強いだけではなく、愛されるチームにならなければ。

チームが強くなって、有名になれば町おこしにもつながるという利点?もあれば、
有名になることで、選手がより野球に専念するのに良い環境のチームへ
移ってしまいかねない、という懸念もある。

好きな野球を続けることができる、
そんな環境を作ってくれている地元の人々への感謝の気持ちがある。
例えば、プロ野球へ行きたいという夢があったとして、
それを中途半端に投げ出してチームを出て行ってしまうのは、
その人々を裏切ることになる。

そんな意味を込めてか、柿見信太郎主将がインタビューでこのように答えていた。

「OBCからプロへ行く、という“良い裏切り”をしたい。」

ちょっと変わっていてなかなか面白い表現だったが、
それは裏切りなんかじゃなく、地元への大きな恩返しになるんだと思うよ。
アイランドリーグ初観戦@オリーブ。
←香川県営野球場・オリーブスタジアム

試合前のセレモニーにて。

ライト側の照明塔を使わない(最後までこのまま)のは
四国アイランドリーグ仕様?

台風13号の接近で予断を許さない状況の中、
四国アイランドリーグと社会人野球日本選手権四国予選の観戦目当てで
高松へ行くことを正式に確定させたのは今日(16日)の朝だった(苦笑)
宿泊先だけは、或る友人が「泊まるだけならこの値段はオイシイ」と言っていた
某ホテルのチェーン店が数日前に見つかったのでネットで確保。
高速バスを近くのコンビニで予約して1時間もしないうちに出発するという、
行き当たりバッタリに近いスタートだった。

高松・丸亀行きのバスは淡路島で一度休憩するのだが、
台風や秋雨などどこへやら、と思うほどの晴れ模様。
前回高速バスで高松入りしたときと同様、県庁通りで下車。
琴電瓦町駅近くのホテルにチェックインしてから、いざオリーブスタジアム。
今季からアイランドリーグ開催日にシャトルバスが運行されるようになり、
少しだけ便利になった。

《香川県営球場・オリーブスタジアムへの道》
ことでんバスが走っています。
JR高松駅、琴電高松築港駅からは11番、13番の“弓弦羽(ゆづりは)”行きで
“小坂・総合運動公園”下車。500円。
1時間に1〜2本程度。
瓦町駅(天満屋)からは23番の“弓弦羽”行きが出ていますが、
2〜3時間に1本。こちらは510円。

アイランドリーグ開催日のシャトルバスは、300円とお得。
県庁通り中央公園前(菊池寛の銅像があります)から高松駅経由で
試合開始2時間前から30分後まで30分毎に運行。
帰りの便は7回終了の20分後と試合終了の30分後にあります。
詳しくは“ことでんバス”のHPで。



◇四国アイランドリーグ 2006コカ・コーラ杯公式戦◇

香川オリーブガイナーズ 7x−6 高知ファイティングドッグス

高 知 030 002 010=6 H11 E1
香 川 000 050 011=7x H11 E3


高知:沢西、上里田−宮本  香川:松尾、金城、橋本−堂上

【HR】堂上(香川・5回満塁)


この試合は“JALシリーズ”と名付けられていて、
抽選で高松〜東京の往復航空券が当たったりするらしい。
試合前、来場者の中から10人ぐらい?がスピードガンコンテストに挑戦していたが、
肝心のスピードガン表示が不調でなんとも言えない空気が(苦笑)
それにしても、かなり暗くなってきたにもかかわらずライト側の照明が点灯しない。
半分しか点灯していないものもあり、
こんなナイトゲームは初めてなので少々戸惑いつつ試合開始の瞬間を迎えた。

香川の先発・松尾晃雅は以前から観たかった投手。
大阪教育大学時代の奮闘ならぬ“奮投”を観たことがある者としては、
今日の先発と知ってそれだけでも「来て良かった〜!」と思えるもの。

その松尾が2回表に捕まり、杭田(クエダ)考平の三塁打と
國信貴裕の2点適時打で高知にリードを許してしまう。
しかし3回までのほとんどのアウトを三振で取ったのは、さすが松尾。
6回を終えて交替するまでに9つの三振を奪っている。

5回裏の香川の攻撃、これまで高知の沢西康明の前に打ち取られていたのが、
井吉(イヨシ)信也の適時二塁打で1点を返すと、その後2つの四球で満塁に。
ここで3番の堂上隼人がレフトスタンドへ、
打った瞬間にそれとわかるようなグランドスラムを叩き込んだ。

高知も負けじと6回表、國信、山伸(ヤマシン=山本伸一の登録名)の
連続適時打で同点。
8回表裏もそれぞれ1点ずつで面白い展開になってきた。

高知は6回から二人目の上里田(アガリタ)光正が投げていた。
9回裏、1アウト一、二塁で打席には近藤智勝。
この次に堂上が控える場面でどう勝負するかが注目されたが、
近藤はレフト前へ安打を放つ。
レフトがその処理を誤る間に二塁走者の八木裕章が三塁を回り、
送球が捕手のミットからこぼれて香川が劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

今日の観衆は1339人。
応援の鳴り物はメガホンだけで、
香川の攻撃中はそこそこ組織だった応援が見られる。
高知もリーダーひとりがアカペラで応援歌を歌ったりしていたが、
あの兄ちゃんはきっとドラゴンズファンなんだろうな、と感じるところが少々。
かつての藤井寺球場のナイトゲームを思い出して、どこか懐かしくなった。
香川のクリーンアップを打つ某選手が好機に凡退すると、
「お前明日からアークバリア行け!羽田(智弘)と交替じゃ!」
というヤジが飛んだのには笑った。
良い意味で非常に牧歌的な雰囲気で、思っていた以上に楽しかった。


今夜は泊まりなおかげで、
古馬場町“鶴丸”のカレーうどんをやっとこさ食べることができた。
絶品です。
(今度は近所の“おかむら”とセットだな、うん)
風雨の中の乱戦@オリーブ。
←香川県営球場・オリーブスタジアム

(一塁側)松山フェニックス

(三塁側)アークバリアドリームクラブ


最近は高松へ行っても日帰りばかりで、泊りがけは思い起こせば8年ぶり。
今回、琴電の瓦町駅近くに宿を構えたのは、
(高松駅からではなく)瓦町からオリーブスタジアム方面へ行くバスで、
10時30分開始の試合を最初から観るのにちょうど良い便があった、
というのがひとつの理由である。
安い宿泊料金で温泉にも入れるのも魅力だったが。

瓦町からバスに乗ること30数分、
10時に球場に着いたらもう1回表が終わっていた。
午後からの雨を想定して試合開始を早めたのだろうか。


◇第33回社会人野球日本選手権大会 四国一次予選リーグ・第5日◇

《第一試合》 JR四国 16−2 徳島野球倶楽部

徳島倶 0 0 0  0 0  2  0= 2  H2 E4
J R 四 4 0 1  0 0 11  X=16 H16 E0


徳島:吉井、宮繁−西村   JR:岩井、上田、中郷−松谷、光中

【HR】西山(徳島・6回2ラン)

JR四国が1回裏から武市誉史の三塁打などで4点を先制、
6回裏には三塁打3本を含む10安打を集め、大量11点を挙げて圧倒。
徳島倶楽部は西山の2ランで反撃するにとどまった。


第一試合と第二試合のインターバルがなぜか1時間以上。
どこかへ買い物に出かけられるような立地でもないので、球場内を探索。
(本部まで行ったが予選のパンフレットはもらえず。どうなってるの?)
その間、場内では『熱闘甲子園』の過去のテーマ曲を集めたオムニバスCDが
流されていて、歩きながら心の中で盛り上がっていた(笑)


《第二試合》 松山フェニックス 9x−8 アークバリアドリームクラブ

アーク 123 010 001 0=8  H13 E3
松 山 005 001 110 1=9x H13 E1


アーク:古田−米田  松山:中谷、兼頭−早野、幸田

【HR】今村(アーク・2回2ラン)、米田(アーク・3回2ラン)、羽田(アーク・5回ソロ)

1回表は大西正剛の適時二塁打、
2回表は今村遼太の2ラン、
3回表は大西の適時三塁打に続いて米田司の2ランと、
アークバリアが長打攻勢でだんだんリードを広げて行く。
フェニックスの先発・中谷淳が3回途中でKOされる形で降板。

アークバリアは古田浩司がリズミカルな投球で2回まで的を絞らせなかったが、
3回裏、1アウトから連続四球を与えたのをきっかけに単調になったのか、
粟田達也、惣田紳嗣(二塁打)、渡部真一郎、村田佳久(二塁打)と
4人連続の適時打でフェニックスが一気に1点差まで迫った。

フェニックス二番手の兼頭俊介は、替わった直後に米田に2ランを浴びたが
4回表は無難に3人で抑えた。
しかし5回表、2アウトから羽田智弘にライトスタンドへ運ばれて再び差が広がる。

6回裏、フェニックスは2アウト一、二塁で星加逸人が適時打。
7回裏には先頭の惣田が二塁打、外野フライの間に三塁へ進むと
村田が適時打で還して同点。
8回裏はノーアウト一、二塁の場面で星加の三塁ゴロが失策を誘い、
球がレフトへ転がる間に二塁から幸田祐博が逆転の本塁へ達し、
この試合初めてリードを奪って9回表へ。

しかし、アークバリアは2アウト一、二塁と一打同点の好機を迎え、
ここで米田がライト前へ。
二塁走者の菅生将則が還り同点となったが、
ライトを守る野沢浩和の三塁への送球が良く一塁走者の大西はタッチアウト。
フェニックスにとってはまさに命拾いのシーンだった。

台風の影響か、風がかなり強くなった延長10回裏。
1アウト後、壽崎のレフトへの当たりが風に押し戻されるようにして安打となると、
続く幸田の打球はレフトの頭上を越える二塁打となってサヨナラ勝ち。
途中雨が激しく降ったりする中の乱戦をフェニックスが制した。

アークバリアの試合を観るのは4月の高砂市長杯大会(広畑)以来だが、
そのときに比べると格段に打撃の力が上がっているように見えた。
多少大振りと感じるところはあるがバットを振り切っている選手が多く、
それだけでも相手に威圧感を与えるような雰囲気になりつつあると思う。
投手と守備の充実しだいでは、四国の新しい旋風となる可能性は大である。
ミツタケハシゴ。
←滋賀県大津市・皇子山球場

新装の内野スタンドはこんな感じ。

新品の香りがプンプンします。


皇子山球場は、JR湖西線の西大津駅の近くにある。
我が家を起点で考えれば確かに遠いのだが、
タイミングが良ければ大阪駅から新快速でそのまま行ける点では、
感覚的にはスカイマークスタジアムよりも近いと思える。

とりあえず、新しくなった球場のスタンドを確かめるのと、
全日本軟式野球大会の雰囲気を味わいに、
大阪駅10時15分発(実は6分遅れ)の近江今津行き新快速で西大津へ。


◇天皇賜杯・第61回全日本軟式野球大会 第3日・準々決勝◇

《第二試合》
富山県(武内プレス工業) 1−0 岐阜県(東海自動車学校)

富 山 000 000 010=1 H4 E0
岐 阜 000 000 000=0 H2 E0


富山:松下−三木   岐阜:名嘉真、本田、井上−原

6回裏に球場入り。
8回表1アウト満塁、富山・川上大輔の高いバウンドがショートゴロとなる間に
1点が入り、これが決勝点になった。
数は少ないながらも、三塁側の富山応援席は笛やタンバリンを打ち鳴らして
大層盛り上がっていた。

参考までに、岐阜の4番ファーストは昭和コンクリートに居た光武敬史だった。
東海自動車学校の主将でもある。
プログラム(1,200円)を見ると、かつて硬式で見たことのある名前が
チラホラと出てくるのが興味深い。


外野スタンドがひと足先に改装されていて、
しばらくはその“格差”がある中で観ていたこともあり、
ネット裏から見たグラウンドの風景は以前と大差ない。
しかし、ネット裏上の屋根といい、大きくなった一、三塁のスタンドといい、
そこだけ見るとまるで違う球場に思えてしまう。
今回はこの大会のセレモニー用と思われる囲いがネット裏下にあったので、
今月末の関西学生野球開催日には少々違う感じになるはず。


この試合は12時20分に終わったが、
そのまま帰らずに阪神電車に乗り換えて大阪ガス今津グラウンドへ移動。
遅くとも第三試合だけは観られるだろうと。

◇第33回社会人野球日本選手権大会 大阪・和歌山第一次予選 第3日◇

《第一試合》 NTT西日本 15−0 泉州大阪野球団

《第二試合》 NOMOベースボールクラブ 14−1 大阪ウイング硬式野球クラブ

《第三試合》 デュプロ 9x−2 中山硬式野球クラブ

中  山 100 000 1=2
デュプロ 230 210 1=9x


中山:小野、山下−梅田  デュプロ:矢田、松本、米澤−味園

4回裏から観戦。

8−1で迎えた7回表、
中山クラブはノーアウト満塁で併殺の間に1点を取りコールドを一旦阻止。
しかしその裏、二塁打で出た今村和貴を味園博和が犠打で三塁へ進めると、
森伯輔がライトへの適時打で再び7点差となりデュプロが7回コールド勝ち。


参考までに(笑)中山クラブの9番・レフトは光武孝悦。
皇子山で見た光武敬史とは従兄弟だったと思うのだが・・・?
三菱重工神戸の光武徳起は孝悦の弟だったっけ・・・??
9月16日〜17日の高松遠征の後日談。


*旅のお供に

高速バスで四国へ行くときには難波のOCATから乗ることが多い。
今回も同様で、その前にOCAT5階の“丸善”で手頃な本を物色していたら、
渡辺俊介・著『アンダースロー論』(光文社新書)を見つけたので購入。
面白さのあまり、大鳴門橋を渡る直前までにひと通り読んでしまった。



*ホテル

私が泊まった部屋は、変則2段ベッドとも言うべきベッドのある部屋だった。
横になると頭の上を横切る形で簡易なベッドが。
一応2人部屋にもなって、2人で泊まるともっと安くなるらしい。
こんな配置は初めて見た。
ちなみに私は上のベッドを荷物置き場として使用。普通か?
狭いながらも温泉付き、朝食バイキングは無料なのがありがたい。



*球場内のうどん

アイランドリーグの試合ではかけうどんが300円。
“めりけんや”のうどんである。
滞在中に食べたうどんはこれと夜の“鶴丸”のみ。
ホテルの目の前に“はなまるうどん”があったけれども行かず。
今回は野球メインとは言えもったいないなぁ。



*お土産

高松駅構内で、

♪かーまーどー、かーまーど、まーるいこころはかまどのおーかーしー

というCMソングを聞いたせいでもないが、“名物かまど”。
だいたい“かまど”か“灸まん”のどちらかを買って帰るのが恒例。
あとはおつまみとして“揚げぴっぴ”のミニを買った。
うどんを揚げて味付けしたお菓子で、こりゃあやめられんわー(笑)



*台風の影響

帰りはマリンライナーと新幹線を乗り継ぐことにした。
(岡山〜新大阪の新幹線自由席は大阪を出発する直前に購入済み。)
そのマリンライナーが、これから瀬戸大橋へ差しかかろうとするときにストップ。
25m以上の強風が吹くと10分間列車を止めねばならないとのこと。
「この前は30分ぐらい待ったなぁー」
「待てば待つほど風が強うなるでー」
などとという声がそこらのオッちゃん連中からあがる。
なんとか出発して事無きを得たが、
今度は新幹線が広島以西運休のためダイヤが乱れがち。
遅れて到着したひかりレールスターの自由席にどうにか飛び込んで、ひと安心。
これが福岡遠征だったら・・・と思えば背筋が寒くなる。
あとから知ったのだが、マリンライナーは私が乗った数本後の便から運休したとか。
高松で呑気に過ごしていたらその日のうちには帰れないところだった。



*UDON

映画『UDON』に関係する物をよく目にしたのだが、
いつ見に行こうかな・・・。
◇関西学生野球秋季リーグ戦 第4節1回戦◇

関西大学 7−3 関西学院大学

関 学 000 030 000=3  H6 E0
関 大 302 200 00X=7 H13 E1


関学:宮西、岸、尾堂、池田、宮崎啓−清水  関大:田辺佑、新田、澤田−田辺真

【HR】山地(関大・3回2ラン)

春は体調を崩すなどして観に行けなかった関関戦。
秋はその分も観てやろう、と1回戦から観戦。
先月予約した診察日にたまたま関関戦が入ってくれたのがラッキーだった。
関学の新しいセカンドユニフォームも見たかったし。
胸番号はあったほうが良いと思うなぁ、関学の場合は。
(ここに載せようと思って試合前の練習に撮ったけど、失敗・・・)

関大・田辺佑介(4・明徳義塾)が今季初先発。
初回から攻めの投球を見せる。

関学の先発は宮西尚生(3・市立尼崎)だったが、
1回裏1アウト二、三塁で田辺真悟(2・明徳義塾)に右越三塁打を許し、
いきなり2点を失う苦しい立ち上がり。
3回裏には山地大輔(2・大阪桐蔭)に2ランを浴び、その裏を終えて降板。
4回裏は岸敬祐(2・関学高等部)から田辺真の2点適時二塁打で7点差に。
開幕戦を落として以後4連勝の関大が、4回までに10本の安打を集めた。
走者を置いた場面で長打が出るところは勢いを感じる。

田辺佑に4回まで1安打に抑えられていた関学は、
5回表1アウト二、三塁で宮西の代打・浜田翔吾(3・関学高等部)が適時打。
荻野貴司(3・郡山)も適時打で続くと、黒川栄次(4・広陵)が失策で出て満塁に。
千藏翔太郎(4・尼崎産業)の犠飛で3点目を挙げたが、その後が続かず。

その裏から登板した尾堂望夢(2・神戸西)は、
アンダースローから緩い球を駆使して2イニングを3人ずつ。
あとは池田弘(4・浪速)、宮崎啓佑(1・三本松)が走者を出しながらも
それぞれ1イニングを無失点で抑えた。

関大は6回表2アウトから新田友哉(1・関大一)が登板。
7、8回も無難な投球を見せる。
(新田のワインドアップモーションはなかなかカッコ良いと思います)
9回表は四死球で自ら満塁のピンチを作ってしまったが、
最後は明日の先発かと思われた澤田大志(2・土佐)が締めて関大が先勝。
関西学生野球連盟発足後のリーグ戦での対戦成績が、
これで65勝65敗(2引き分け)のタイになった。
伝統の一戦がさらに面白くなりそうだ。

試合の前半、何気なく一塁側応援席の方向に目を移したところ、
タイガースの平田勝男コーチがユニフォーム姿で試合を見守っているのが見えた。
入口附近でほんの一瞬だったと思うが、どれだけの観客が気付いたことやら。


===================================

帰り道、梅田で“TJ Sanuki(タウン情報さぬき)”を入手しました(笑)

感想はもうちょっとあとで書かせてもらうきん、こらえていたー。
(あんまり詳しいに書いたらネタバレになってまうでー)
自宅から二番目に近い野球場。
←東大阪市・花園中央公園野球場
(花園セントラルスタジアム)

近鉄奈良線・東花園駅から徒歩約15分。
一塁後方には近鉄花園ラグビー場。
中堅120m、両翼97m、内野も天然芝。

6月21日の日記でも触れた、花園セントラルスタジアム。
高校野球大阪府秋季大会の3回戦が今日ここで行われることを知って、
甲子園へ行くまでに1時間ほど寄り道。
我が家から二番目に近い(硬式野球のできる)野球場である。

まさか大阪に内野まで天然芝の球場ができるとは思いも寄らなかった。
スコアボード後方から三塁側にかけては生駒連峰も望め、
ロケーションとしては良いほうだと思う。
しかし、ネット裏からの視界ははっきり言って良くない。
寝屋川、久宝寺と同じように柱が邪魔をしている(久宝寺ほど太くはないが)。
ネット裏は独立シート、あとは長椅子。
グラウンドのパッと見は「おおっ」と思ったりするものの、
開場から5ヶ月近く経って芝生があちこちはがれ始めたりしているのが目に見える。
普通の土のグラウンド以上に整備には配慮が要ると思うのだが・・・。

そして、当然のごとくネット裏には屋根が無い。
一応スタンド最上段には日よけ付きのベンチがあるが、
いかにも取って付けたような感じ。
新しく球場を作っても、ネット裏に屋根を付けようという発想が
大阪の球場には相変わらず無いらしい。
少々大袈裟だが、滋賀県のそれとは雲泥の差だと思う。

学校のグラウンドで観るよりはまだマシなのは当然のこととして、
個人的には中途半端な印象しか持てないなぁ…。
芝生が美しいうちに行ってみることをお薦めします。

一応、ここで観た試合(5回終了まで)。

汎 愛 001 02
成 美 000 00


結果、7−0で汎愛(はんあい)が勝ったとのこと。
汎愛高校は大阪市鶴見区にある大阪市立の高校。
近年実力をつけて来た印象がある。
成美(せいび)高校は堺市南区にあり、
上神谷(にわだに)、美木多(みきた)の2校の統合によってできた府立高校。
京都の福知山成美高校(私立)とは何の関係も無い。
あっさり@甲子園〜今津。
←秋晴れの阪神甲子園球場

今日はこの位置で観ていました。

どちらかと言えば三塁(関学)寄り・・・?



◇関西学生野球秋季リーグ戦 第4節2回戦◇

関西大学 3−2 関西学院大学

関 大 000 003 000=3 H9 E2
関 学 020 000 000=2 H5 E0


関大:澤田、新田、植西−田辺真   関学:道下、池田、尾堂、宮西−清水


関大の先発は、昨日最後の1/3イニングを投げた澤田大志(2・土佐)。
2回裏2アウトを取ったあと江崎亮(1・報徳学園)が失策で出塁すると、
続く松野悠大(4・三重)の安打を野手が逸らす間に江崎が生還、松野も三塁へ。
さらに新田慎也(4・岡山城東)が適時打を放ち、今日は関学が先に優位に立つ。

関学の先発・道下静磨(3・長良)は打たせて取る投球で、
5回まで被安打4ながらも四死球ゼロの無失点。
しかし6回表、山田裕貴(4・明徳義塾)に初めての四球を許すと、
黒田雅和(4・広陵)にレフト線を破られる二塁打でまず1点。
田辺真悟(2・明徳義塾)も安打で続き、暴投で二、三塁となると
山地大輔(2・大阪桐蔭)の左越二塁打で関大がついに逆転した。

関大は3回途中から新田友哉(1・関大一)がこれまた昨日に続いて登板。
1回生とは思えぬ落ち着いたマウンドさばきで、
8回まで散発の2安打に抑えていた。
関学も8回から昨日先発の宮西尚生(3・市立尼崎)が登板、反撃を期したが、
9回は植西祐希(4・関大一)の前に三者連続三振で終わった。


私としては今日は関学に勝ってもらって、
明日も甲子園で関関戦が観られることを期待していたのだが(苦笑)
あっさりと2日間で終わってしまった。

昨日は2時間21分、今日は2時間7分というスピーディーなゲーム。
関関戦目的で遠路やって来た友人がどこか物足りなさそうだったので、
大阪ガス今津グラウンドへ行く話を持ちかけたところ・・・

甲子園からタクシーで900円でした(^^;

◇第33回社会人野球日本選手権大会 大阪・和歌山第一次予選 第8日(最終日)◇

《第一試合 5位・6位決定戦》 NTT西日本 7−0 NOMOベースボールクラブ

《第二試合 3位・4位決定戦》 デュプロ 2−1 大阪ガス

《第三試合 1位・2位決定戦》 松下電器 5−1 日本生命

松 下 040 010 000=5
日 生 100 000 000=1


松下:小川−大久保   日生:下野輝、新家、山脇、竹中−佐久間、藤田

5回表の途中に到着。
その前から今津に居た友人とも合流して話をしながら観ていたので、
試合内容はほとんど覚えていません(汗)
ただ、松下のメンバーで、小川仁が投げていて(しかも先発、完投とのこと)、
倉田大祐が4番に座っていて、後界昭一がショートで軽快な動きを見せていたのは
観ていてとても新鮮に映った。

しかし、この試合の終了は15時54分。
社会人の試合が3試合行われたとは思えない終了時刻である(笑)
◇関西六大学野球秋季リーグ戦 第4節2回戦◇

《第一試合》 京都産業大学 2−1 大阪経済大学

《第二試合》 龍谷大学 2−1 大阪商業大学

龍谷大 000 010 100=2 H5 E0
大商大 000 010 000=1 H5 E3


龍谷:河野−後藤   大商:中尾、四本木−山村、中嶋


第二試合のみ観戦。
今日はこのあと長居へ移動する予定だったので、
試合が長引いてもすぐに出られるようにいつもより低い位置で観ていた。
三塁側・龍谷大応援席からの音楽テープのボリュームが、
少し大きめに聞こえて来る。

1回表裏とも先頭打者が安打で出塁したが、得点には結びつかず。
お互いに走者を出しても、投手に要所を締められる展開でイニングが進み、
5回表の龍谷大の攻撃。
先頭の坂本健児(2・香川西)が右中間を破る三塁打で出ると、
続く1番藤本智志(4・登美ヶ丘)の遊ゴロの間に先制のホームイン。

大商大はその裏、山村裕也(1・八木学園)の四球と
今西慶輔(3・西城陽)の二塁打で1アウト二、三塁にすれば、
木村豪(3・筑陽学園)が一塁前へスクイズを成功させて、すぐに追いついた。

7回表、龍谷大は2アウト一、三塁で明神宏文(4・高知)の内野ゴロが失策を誘い、
思わぬ形で均衡が破れてこれが決勝点に。
大商大も9回裏に2安打で長打が出ればサヨナラの場面を作る粘りを見せたが、
最後は河野伸吾(4・平安)の巧みな投球の前に抑えられた。
敗れはしたが、大商大の左腕・中尾有宏(1・柏原)もよく投げていた。


結果として大商大に3個の失策が付き、そのうちの1個が試合を決めたのだが、
この試合を通じては両校ともファインプレーが目立った。
4回表、久堀哲平(3・南部)の長打性の当たりをフェンスにぶつかりながらも
好捕した大商大のライト・吉田哲也(4・静岡学園)の気迫のプレー、
そして、難しいゴロを2度に渡っていとも簡単に処理した、
龍谷大のショート・岩下知永(4・大阪桐蔭)の軽快な守備。
これらを観ただけでも今日の試合は値打ちがあった、と思う。
FINIES 6−16 MARV!ES@長居。
←夕暮れの長居球技場にて

今日はナイトゲーム。
長袖のシャツを着ていてちょうど良かったぐらい。


◇日本社会人アメリカンフットボール・X LEAGUE WEST Div. 第2節◇

内外電機マーヴィーズ 16−6 SRC神戸ファイニーズ

内外電機
  2  14   0   0=16
  0   0   6   0= 6
SRC神戸


第1Qだけで2度のインターセプトを決めて、
勢いに乗りたかったファイニーズなのだが。

2度目のインターセプトが自陣のエンドゾーンギリギリ(のように見えた)。
下手したらセーフティ(いわゆる自殺点)になるんちゃうか?と思ったら案の定。
第1Q終了まで残り約1分にセーフティで2点を取られた。
第2Qにも7分と10分にタッチダウンを決められて前半終了。
前節に続いて前半無得点に終わってしまった。

後半になってやっとエンジンが掛かってきたのか、
第3Qの5分、タッチダウンまで残りわずかのところで
QB#18佐藤正治からWR#5寒川陽介への短いパスが決まった。
2ポイントコンバージョンは失敗したが、逆転への望みをつないだ。
しかし第4Qでかなり攻め込みながらパスインターセプトされたのが・・・。
勝てない相手じゃないと思ったんだけどなぁ。



私が長居球技場に到着する直前、NFL・ダラスカウボーイズのチアリーダーで
ファイニーズチアリーダーOGの檀上欣子さんが出演するイベントがあった。
試合中はファイニーズ応援席でファンにサインを求められたりしていたのだが、
そこに居るだけでオーラが有るというか・・・とてもカッコ良かったです。

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