竜巻@西京極。

2006年9月2日 野球
関西学生野球の秋季リーグ戦が今日開幕。
ちょっとした都合で第二試合の開始に間に合えば・・・という状況だったが、
公園内に入ってみれば、三塁側内野席の上に近畿大学応援部の旗が2本。
第一試合がまだ終わっていないようだった。

◇関西学生野球2006年秋季リーグ戦 第1節1回戦◇

《第一試合》 近畿大学 9−2 京都大学

近 大 101 103 012=9 H12 E0
京 大 001 000 010=2  H6 E2


ほとんど観ていないので結果のみ。
近大、京大ともリーダー・チア・吹奏の三部が揃って応援。
近大の『ゲット・バック』は春季リーグ戦で演奏していたかどうか、定かでない。

《第二試合》 立命館大学 10−4 関西大学

立 命 230 022 100=10 H14 E0
関 大 001 012 000= 4 H13 E2


立命:金刃、山田、大島一−西川、乗替  関大:新田、植西、渡部、浦−田辺真

関大の先発は新田友哉(1・関大一)。
春には2勝を挙げているルーキーだが、
1回表、先頭の長谷川大樹(2・東筑)にいきなりセンターの頭上を抜かれる。
日岡拓也(3・立命館宇治)の内野ゴロ野選と、
西村裕治(4・智辯和歌山)の適時打で立命がまず2点を先制。

立命は2回表にも先頭の金刃憲人(4・市立尼崎)がライトへの二塁打で出塁、
失策と四球でさらにチャンスを拡大すると、日岡の適時打で2点を追加、
籾山幸徳(3・天理)の犠飛もあり序盤から大量リードする。
新田は2回で降板、植西祐希(4・関大一)にマウンドを譲った。

立命はエースの金刃が先発。
1回裏からストライクをどんどん先行させる上々の立ち上がり。
3回裏は1アウト一、三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、
2回、4回は安打の走者を出しながらここぞの場面で三振を奪い、
スタンドの観客をうならせていた。

その金刃が自らのバットで2点をたたき出したその裏、
つまり5回裏・関大の攻撃中、西京極に突風が吹き荒れて試合が一時中断。
ホームから三塁ファウルグラウンドにかけて土煙が起こるほど。
レフト後方ではその風が竜巻状になり、
フェンス前のアンツーカーがグルグルと舞っていた。
この回は黒田雅和(4・広陵)の適時打で関大が2点目を奪う。
5イニングで80球以上を投げていた金刃は、5回終了とともに交替。

金刃から替わった山田貴史(4・酒田南)だが、
関大は1アウトから4連打で1点を奪い、大島一修(2・京都成章)に交替。
松田康平(1・福知山成美)の犠飛で追加点を挙げたが、それ以後の反撃はならず。

3時間という長い試合、安打数で言えばわずか1本の差。
走者を置いた場面で効果的な攻撃ができていたかどうかの違いが、
6点という点差に出ていたように思う。

立命、関大とも三部合同応援。
吹奏の人数では立命が関大を少しだけ上回っていた。

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