南港中央球場で、関西学生野球を観戦。

昨日4−1と1回戦をモノにした近畿大学は今日勝てば、
関西学院大学は今日と3回戦で連勝すればリーグ優勝とまさに天王山の一戦。
開始予定の20分ぐらい前に南港に到着すると、
私の定位置附近は完全に埋まっていたので、やや三塁側に腰を下ろす。
一塁側に近畿大学応援部。
三塁側に関西学院大学應援團総部が揃う。
気が付けばネット裏通路下の席も、上から見ると6〜7割は入っている。
関学はチアが“KGブルー”の紙メガホンを配っていて、
まるで関関戦かアメリカンフットボールの試合のよう。
近大も負けじとメガホン(プラスチック。試合後返却要)を配ったりして
応援を呼びかけていたが、野球場での近大応援部にしては珍しい光景。
優勝のかかった試合らしい、好い雰囲気である。

《第一試合》 

関学 000 000 000=0 H4 E2
近大 000 000 20X=2 H5 E0

関学:宮西、重野、池田、加藤学−清水   近大:甲藤−倉重

1回裏近大、2回表関学ともに走者を三塁まで進めたが得点ならず。
関学・宮西尚生(2・市立尼崎)、近大・甲藤啓介(4・高知)の投手戦に。
甲藤は4回〜5回の5者連続など5回ですでに10個の三振を奪う。
宮西も6回まで被安打2、落ち着いた絶妙な投球で近大打線を打ち取り、
これで今季46イニング、昨年から通算すると48イニング無失点となった。

7回裏、先頭の森川欽太(4・大阪産大附)が左中間への二塁打。
北野誠之(3・智辯和歌山)が四球、宮城一丸(4・柳川)が送って二、三塁。
続く中東信二(3・広陵)が粘りを見せ、レフトへ2点適時打を放つ。
宮西の無失点は48イニング1/3で途絶えてしまった。

関学も8回表1アウトから渡邊祥一郎(4・報徳学園)が三塁打で出塁。
2アウト後、増田崇彦(3・三田学園)が代打で出て期待を持たせたが、
増田のバットは折れて敢え無くセンターフライに終わった。

甲藤は関学最後の打者を遊ゴロに打ち取り、近大の4季ぶり37回目の優勝が決定。
最も素早くガッツポーズを見せたのは決勝打の一塁手・中東だった。


《第二試合》 

京大 000 000 000=0 H3 E1
関大 300 000 01X=4 H9 E0

京大:濱田、江藤、尾藤、土屋−岡田   関大:伊藤維、常藤、植西−乙須

関大は、京大の先発・濱田晋介(4・茨木)の立ち上がりを攻め、
先頭の三浦泰揮(4・酒田南)の三塁打を皮切りに5安打で3点を先制。
しかし、2回に京大が江藤雄一(2・大阪星光学院)にスイッチしてからは
安打が出ず、尾藤陽介(2・新居浜西)からも1安打のみ。
四球などで走者を出しても点に結びつかず、
8回裏に木下賢治(3・報徳学園)の適時打で1点を追加したにとどまった。

関大先発の伊藤維志(4・西大寺)は6イニングを投げて被安打2。
常藤勇城(4・米子西)から植西祐希(3・関大一)へつなぐ完封リレーで勝利。
投手のメンバーに植西の名がないので、よく見たら内野手だった。

今日は、長居球技場では“FLASH BOWL DAYS”の2日目。
第二試合で立命館と関大が対戦しているので、
関大応援団は南港には来ないかも知れない、と思ったら・・・来た(笑)
リーダーもチアも少なめ。吹奏は6人。団旗は無し。
しかも、学歌とエールは吹奏でトランペットを担当する女子の団員が行った。
これがけっこうキチンとできてるんだ。

試合終了間際から雨が降りだしてきた。
船出橋を歩いているうちに本降りになり、慌ててバス停の屋根の下へ。
弁天町行きのバスで咲洲トンネルを出たら晴れていた。
その車中、「相模原球場で雹(ひょう)のあと大雨が降った」とメールが来た。
おかしな天気である。

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