ギッシリ。

2004年8月14日 野球
今日の甲子園。
ひとりで観に行くんだったら第三試合だけでいいや、と思っていたが。
前日に或る友人(以下、T)から
「第二試合から観ようと思ってるのですが」
というメールが来たので、第一試合の途中に家を出た。
Tは、甲子園の高校野球は主に外野席かアルプスで観るタイプなので
早く着いたなら席番を連絡してくれるように頼んでおく。

甲子園に着くと、全ての入場券が売り切れなので必然的に外野へ。
Tはレフトスタンドに居るらしい。
第二試合・横浜(神奈川)vs京都外大西(京都)のイニングが進むにつれ
外野席はほんとにギッシリ満員になり、入口附近も観客が固まってきた。
満員のレフトスタンドに居ると、昨年の日本シリーズを思い出す。

9回を終わっても0−0になるとは全く予想していなかった展開。
中盤ぐらいから
「延長になるかもよ」
と言っていたのが本当になってしまった。
横浜・涌井秀章は9回になっても140km/h台の球をビシビシ。
外大西・大谷侑もリズムを崩すことなくサイドからの丁寧な投球を続ける。
双方の守りも堅く、イージーミスは殆んど見られぬ締まった試合になった。
「凄ぇなぁ〜」
と何度洩らしたことか。
延長11回、橋本達也の二塁打で横浜がサヨナラ勝ちとなったが、
0−0のままで迎える延長戦独特の緊張感。身震いするほどだった。
そう言えば、昨年の平安も延長11回0−1で東北に負けたんだったな・・・。
あの試合のときは病院のベッドの上で手に汗握ってたわけで。

あわよくば第三試合・熊本工業(熊本)vs明徳義塾(高知)は
一塁側アルプスの熊工応援席で観よう、と思っていたが、
ちょっと身動きができない状態だったので、引き続きレフトスタンド。
熊工は先制されるも中盤で逆転、勝利が見えてきた8回裏。
四球と失策をきっかけで同点に追いつかれた。
同点打を打ったのは田辺真悟。
田辺の時はいつも外野手が定位置よりかなり深く守っていたが、
それをあざ笑うかのような見事なセンター返しだった。
同点にはなったが、第二試合とは違って延長になりそうな予感はなかった。
案の定、明徳は9回に松原史典が一塁線への適時打でサヨナラ。
我々はこの時点で甲子園から出ることを決めた。
3回戦は横浜vs明徳義塾か…。

素晴らしい演奏を披露していた熊工の吹奏楽部は、コスチュームもかなり本格的。
試合が終わって外に出ると、頭に羽根のついた帽子を着たそのままの姿で
売店を物色しているものだからよく目立つ。
マーチングの演奏のように小刻みに左右に揺れながら演奏したり、
コールに合わせて楽器を上下に振ってみたりと、視覚的な演出も。
打者が替わるごとに音の流れが途切れてしまうのは少し残念だが。

観戦中、昨日も甲子園に来ていたTから、昨日入手した旭川北高校の
“甲子園野球応援マニュアル”という手作りの冊子を見せてもらった。
その中には、選手ごとのテーマソングについても書かれていたが、
昨日の日記で触れた『道』はそのラインアップには無かった(汗)
曲目はレギュラー選手のものしか載っていなかったのだが。
じゃ、私が『道』だと思っていた曲はいったい何だったの・・・?

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