市和商。

2004年8月4日 野球
今年の和歌山代表は“市和商(しわしょう)”こと市立和歌山商業高校。
10年ぶりの甲子園である。
その10年前は小谷直稔(亜細亜大→住友金属)という好投手が居たが、
2回戦で双葉高校(福島)に0−1で敗れている。
この年の和歌山大会、市和商の試合をたまたまラジオで耳にして、
今までに聞いたことの無い曲を使って応援しているのが気になった。
それが気が付けば甲子園出場。
その日はどうしても仕事で甲子園には行けず留守録に頼ったが、
マイクがあまり大きく拾ってくれなかったものの、
和歌山大会と同じ曲で応援していたことが確認できた。
あれは市和商のオリジナル曲だったのだろうか。

田村領平(タイガース)がエースだった2年前の夏、
市和商の試合を紀三井寺で観たことがある(市和商6−1粉河)。
やっぱりあの曲だ、おまけに新曲まで増えてるぞ、と
終盤までノーヒットピッチングを続けていた田村の投球とともに
強風吹き付けるコンクリートむき出しのスタンドで応援を楽しんでいた。
今日の夜、スカイAで和歌山大会決勝を観ていたが、
市和商の応援、相変わらず独特でなんかえー感じ。
ある曲のコールなんか、
「ライト前!レフト前!おまけにバッター男前!○○かっとばせー!」
って、面白すぎる(よく聞き取れなかったのでちょっと違うかも)。

アイボリーのユニフォーム、胸に緑で“SHISHO”、左袖に“W”。
袖の“W”は桐蔭高校も同じ、というか桐蔭のほうが古いのだが、
(なんてったって旧制和歌山中学以来の伝統だし)
アルファベット1文字で地名(県名)まで表してしまうわけだ。
このユニはぜひとも変えないで欲しいと思う。

その和歌山大会のパンフレット。
紀三井寺球場の入口からスタンドへ続く階段の途中に、
「ご自由に」とばかりにドンと積んであった。
1ページに1校、ベンチ入りメンバーの氏名、身長、体重、学年。
学校創立年と校訓、簡単ながら記録集もある。
52ページのシンプルな造りで、写真が無いのが残念。
無料配布のものにそこまで求めるのも欲張りなのだが。

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