2年ぶり。

2004年5月21日 野球
都市対抗兵庫二次予選の組み合わせが発表された。
昨年は京都・滋賀・奈良も合わせた4府県での予選だったが、
再び兵庫単独の二次予選となる。
6月26日〜29日は姫路球場、7月3、4日はヤフーBBスタジアムで行われ、
代表決定戦は7月3日17時からのナイトゲームである。
近畿予選への進出を賭けた4日の最終戦も同じく17時から。

兵庫予選のナイトゲームは2年ぶり。
2年前は三菱重工神戸とその年限りで休部が決まっていた神戸製鋼で
代表決定戦が行われた。
しかし、その前の試合の敗者復活戦・新日鐵広畑vs全播磨硬式野球団が
延長14回、4時間20分に及ぶ大熱戦で(1−0で広畑サヨナラ勝ち)、
代表決定戦は予定よりも2時間遅れの19時開始になった。

第一試合の14回表から照明塔に灯が入り、決定戦は最初から点灯試合。
神鋼、三菱とも大応援団がスタンドを埋めていた。
ブラスバンドもフルボリュームだが、ドームと違って響きが良い。
カクテル光線に照らされた美しい天然芝の上での熱戦と、
それを盛り上げる応援席の熱のこもった大声援。
ブルーウエーブの試合とはまた違った、この球場でのナイトゲームが
私は非常に好きである。

西京極で行われる京都・滋賀・奈良二次予選の代表決定戦も
兵庫同様ナイトゲームが復活。
三菱自動車京都vs日本新薬の代表決定戦なんて応援を見ているだけで
楽しかったもの。

大阪・和歌山二次予選の代表決定戦はずっとナイトゲームだが、
現在の大阪ドームよりも、日生球場で行われていた頃のほうが
(球場が狭かった分だけ?)盛り上がっていたような気がする。

いずれも代表決定戦はこれから1ヶ月以上先のことだけど、
その日が待ち遠しくてしかたがない。

明日は太陽が丘で京滋リーグ観戦の予定。
第一試合(佛教大vs京都学園大)の開始には間に合わないだろうが。
1年ぶりの宇治市・太陽が丘球場。
幸い、京阪宇治10時発の太陽が丘行きバスに間に合った。
開始前には球場に到着できるかな、と思ったが、
満員に近い乗客がほとんど太陽が丘のゲート前で下車し、
しかも何人も両替をするものだからやけに時間がかかった。
(高校ラグビーの会場はゲート前のほうが近いらしい。)
試合開始も予定より10分早かったので、
スタンド入りしたのは先頭打者が凡退した直後だった。

《第一試合》佛教大学vs京都学園大学

学園大 000 100 000=1 H6 E0
佛教大 100 300 00X=4 H6 E0

学:梅原−和田  佛:横地−井上

昨年春にここで観たときも同じ対戦、しかも同じ先発投手だった。
佛大・横地孝之(4・県和歌山商)のマウンド捌きが私は好きである。
小気味良い投球のテンポもあるが、投げる際に頭があまりブレることなく、
投げた後も自らが“5人目の内野手”であることを意識しているように見える。
抜群の安定感で、集中打を許さず6安打無四球完投。
ついでに、ライトには1度もフェアの打球を処理させなかった。

学園大・梅原伸亮(3・金光大阪)は昨年観たときに比べて
フォームがおとなしくなったような気がするが、速球の威力は充分。
真上から投げ下ろすだけに、時折ワンバウンドもあって冷や冷やさせる。

佛大の3点は、1アウト1・2塁から西浦和弘(3・高田商)の2点適時二塁打と
小森康平(4・PL学園)の右中間適時打によるもの。
学園大は、山出芳敬(3・星稜)が二塁打2本を含む3安打と当たっていたが、
早いカウントのストライクに手を出して凡退するケースが多かったような・・・。

一塁側のスタンドには佛大応援団の吹奏楽部とチアリーダー。
懐かしい三菱自動車京都の応援曲も聴けるのが楽しい。
大太鼓が吹奏だけで、応援団旗がなかったので男子リーダーは不在のよう。
以前と比べて「かっとばせ〜」のコールが変わっていたし、
7回に『月影』を演奏しなくなった。
佛大のユニフォームから紫が消えたように、これも時代の流れか?

《第二試合》京都教育大学vs滋賀大学

滋賀大 000 012 000=3 H5 E0
京教大 000 300 20X=5 H9 E2

滋:板谷、石原、西山−古橋  教:末長−松木

【本塁打】登内(滋・6回ソロ)

滋賀大・板谷圭人(3・桃山学院)は私の後輩でもあり、見たかった投手。
はっきりした記憶はないものの、板谷の高校時代を見ているはずで、
一応スコアが残っている。
(2000年7月20日・住之江球場  桃山学院6−9柏原)
手元の記録では9回完投172球。とにかく球数の多い投手だった。
で、今日4年ぶりに観た板谷は、6回で81球。
ボール3には何度かなるものの、与えた四球は3と意外に少なく思える。
ツボにはまれば打てそうで打てないタイプのような印象。
4回裏、安打で出た走者を牽制しようとしてボークを取られ、
それが結果として京教大の先制点に結びついてしまったのが惜しい。
開猛雄(4・高岡)にセンターオーバーの2点適時二塁打を許し、
これまでか、と思ったが、堅い守備にも助けられ6回を投げきる。

滋賀大は5回、谷地和仁(4・久慈)が絶妙のスクイズバント。
6回は登内真平(3・豊田西)の本塁打、尾崎光雄(4・福井商)の適時打で同点。
板谷の負けがなくなってホッとした。

京教大の決勝点は市川靖久(4・鳥羽)の三塁打。市川自身も捕逸で生還。
先発の末長浩一(3・岡山城東)は5回以降何度かピンチを迎えたが
滋賀大の反撃をうまく切り抜けて完投勝ち。
フォームがどことなく上原浩司(ジャイアンツ)に似ていると思う。

球場を出て帰りのバス停に向かって歩いていると、
数メートル先に停まっていたはずのバスが出てしまった。
ここから出る宇治方面行きの次のバスまでは30分もあるので、
少しだけ本数の増えるゲート前の停留所まで公園内を歩くことに。
10分ほどだったが、途中で行く方向を間違えていないか不安になった。

帰りの電車の中で、神宮で東京六大学を観戦している友人から
「松家(卓弘・高松高→東大)完投2勝目」
というメールが来た。思わず心の中でガッツポーズ。
春はもう無理だが、秋こそ神宮で松家の投球を見たい。

熱闘西京極。

2004年5月23日 野球
本来なら、関西学生野球の最終節は同立戦(立同戦)単独で行われる。
しかし、雨の影響で試合日程がずれ込んで、
近大vs関大の3回戦が同立1回戦の前に行われることになった。
偶然の産物ながらちょっと得した気分だが、
ちょっとどころか、ここ数年の同立戦では記憶に無いほどの大観衆が醸し出す
非常に濃密な空気の中で2試合を楽しんだ。

《第一試合》近畿大学vs関西大学

近大 000 200 001 000=3 H9 E2
関大 000 300 000 001=4 H13 E1

近大:三木田、大隣−佐久間  関大:黒川、田辺佑、増田−乙須

延長12回、3時間を超える大熱戦となった。
近大は4回に牽制悪送球と寺坂知哉(4・大院大高)の適時打で先制。
その裏関大は4安打を集中し、南尚幸(4・大阪桐蔭)の犠飛で3−2と逆転し、
そこから試合は膠着状態に。
9回表、1アウト2塁で寺坂の打球はショートのグラブをかすめるように
センター方向へ抜けて行き、走者藤田一也(4・鳴門一)が生還で同点になった。
試合は延長戦に突入。
関大の12回裏、先頭の山田裕貴(2・明徳義塾)が安打で出塁すると、
坂口直樹(3・尽誠学園)の犠打、森田光昭(4・関大一)の四球で好機を広げる。
2アウト後、途中から出場の光岡達郎(4・生駒)がセンターへ弾き返し、
2塁から山田が生還してサヨナラ勝ち。
5回から登板した近大・大隣憲司(2・京都学園)の100球を越す力投は実らなかった。

この試合の途中から、明日の同立戦中継のためか、
ネット裏最上段中央で放送席の設営がされていた。
今日は朝10時から試合があることが伝わっていなかったのだろうか。
最初からずっとその場で観ているお客さんを追い出すことになったのは
ちょっとまずかったのでは、と思うのだが。

《第二試合》立命館大学vs同志社大学

同大 000 000 000=0 H5 E1
立命 000 100 00X=1 H2 E1

同大:染田−桑原  立命:金刃−中井純

第一試合が延長戦になったので、予定より約1時間10分遅れての開始。
立命・金刃憲人(2・市立尼崎)の立ち上がりがどうも今ひとつで、
気のせいかも知れないがどことなく疲れているように見えた。
自らのミスでピンチを迎えることもあったが、
そこはきちんと切り抜けているのはさすがである。
4回裏、後界昭一(3・神港学園)がセーフティーバントで立命初安打。
犠打で1アウト2塁の場面、中村真崇(3・東筑)の適時三塁打が出て
立命が1点を先制、これが決勝点となった。
同志社・染田賢作(4・郡山)は立ち上がりから好調で、
被安打も4回の2本のみだから、打線の援護が無かったのが痛い。
金刃は中盤から調子を取り戻し、最後は2者連続三振で締めくくった。

立命は明日勝てば優勝決定、2001年以来の大学選手権となるが、
同志社も連勝でプレーオフという芽が残っており、このまま終わるとは思えない。

一塁側の立命応援席はエンジ色でぎっしり。
三塁側同志社は数では及ばないが、ともに応援のボリュームでは
このまま神宮へ持って行っても充分通用するな、思うほどだった。
ただ、同立戦特有の応援合戦でたいそう盛り上がっていたのは良いが、
7回表開始とともににジェット風船を飛ばすところでタイミングを失ったのか、
同志社の攻撃の途中(しかも1アウト1塁)で一斉に飛ばしたのはちょっとなぁ・・・。

イーブン。

2004年5月24日 野球
仕事から帰って真っ先にTVのスイッチを入れ、
KBS京都の同立戦中継を観る。
試合は0−0のまま7回表まで進んでいた。

途端に、立命館・西岡克真(2・貴志川)が先制2点適時打で
昨日に続いて立命がリードした。
同志社のマウンドには田林正行(2・智辯和歌山)。
立命館の先発は谷川和司(4・神戸弘陵)だった。

2−1で迎えた同志社9回裏の攻撃から、
昨日完封勝ちした金刃憲人(2・市立尼崎)が登板。
ところが、先頭の後藤仁(4・智辯和歌山)にボール3つを続けたあと、
見事に左中間へ弾き返される本塁打で同点になった。

延長10回表から同志社もエース染田賢作(4・郡山)をマウンドへ送る。
同志社は11回裏に無死満塁の好機を掴み、打者は染田。
染田の当たりはショートへ転がったが、
藤崎康司(4・久留米商)が併殺を焦る間に代走で出ていた
岸勇太(1・岡山城東)が生還して同志社がサヨナラ勝ち。
1勝1敗のイーブンで3回戦へ突入することになった。

立命 000 000 200 00=2
同大 000 000 011 01=3x

立命:谷川、山田、黒田、金刃   同大:田林、森中、染田

速いペースで試合が進んでいて、このまま立命が行くのか?
と思ったがそこは同立戦、簡単に終わるはずはない。
さあ、どうなる。

夕食もそこそこにTVの前であちこち叩きまくっては
手に汗を握っていたので、今夜は何を食べたのか思い出せないが・・・(^^;
今日の熱戦を無事見届けて、心置きなく洗い物をした次第である。
今日の同立3回戦は、TV中継無し。
携帯の速報を時々確認していたが、立命館大学放送局(RBC)が
音声のみだがインターネット中継をしているのを思い出した。
その頃には9回表が終わろうとしていた。

携帯の速報では7回で4−0で立命がリードしていたので、
あぁ、これで決まりか・・・と思っていたが。
なんと、同志社が9回表に一挙5点で逆転しているではないか。すげぇ!
RBCのHPではBBS形式で各打者の結果が更新されていて、
9回表からだけでも、と急いでメモを取った。
逆転したのは阿部文哉(4・杵築)、2点適時二塁打だった。

2点を追う9回裏の立命館は1アウトから内野安打、死球、失策で満塁。
一打同点、そして逆転サヨナラのチャンスである。
代打・松井慶太(2・立命館宇治)の適時打でまず1点。
西岡克真(2・貴志川)の内野ゴロの間に同点に追いついた。
2アウト2、3塁で打席には4番の西村裕治(2・智辯和歌山)。
同志社の投手は田林正行(2・智辯和歌山)。
西村はこの同級生対決を、センターへのサヨナラ適時打で制して
立命館大学が28回目の優勝を劇的な形で飾った。

一昨日は西京極で、昨日はTVで、そして今日はネット中継で
3試合を堪能したことになる。
できれば3試合とも西京極で観たかったのだがそれも叶わず、
昨日今日は非常に歯痒い思いだった。

それにしても、

23日 立命館1−0同志社
24日 同志社3−2立命館(延長11回サヨナラ)
25日 立命館7−6同志社(サヨナラ)

この壮絶な戦いぶり。さすが関西の大学野球を代表する一戦である。
昨年は大学選手権で5校とも初戦で敗れた関西勢。
今年こそはその汚名をそそがねばならない。
神宮の空に『グレーター立命』が何度も高らかに響いてくれることを願っている。
23日、同立1回戦を終えての帰り。
時間に余裕のある時は、

西京極→桂→(特急)→茨木市→(急行)→淡路→天六→・・・

というルートで、梅田もしくは大阪駅の混雑を避けて帰ることにしている。

この日は高槻市で下車する友人と一緒だったこともあり、
ただでさえ混む特急に乗り換えることなくそのまま乗っていた。
阪急京都線の梅田行き急行は、高槻市まで各駅停車である。
自分が乗っている電車は急行ではなく普通だと思ってしまったのか、
大ボケをかましてなぜか友人と一緒に高槻市のホームに立ってしまっていた。
出発したのが急行だとわかったのは、電車が動き出した直後。

まぁええわ、特急すぐ来るやろし。
どうせ茨木市でさっきの急行が待ってるわいな。

でも、特急に乗った私は茨木市で降りることなく、梅田まで乗っていたのだった。
ついでに前々から探していたCDを求めてその方面の店をハシゴすることにした。
インディーズレーベルだから?これまでなかなか見当たらなかったのだが、
4軒目でようやく見つけた(タワレコさん、アンタは偉い!)。
まわり道はけっこうキツイぜよ(^^;

今回のお目当てのCDは、yumirose『道』。
4月からNHK『みんなのうた』で流れていて、
たまたま見てアニメとメロディーの両方が気に入ってしまった。
オンエア終了まであとわずか、多分31日夜が最後なので
興味のある方はどうぞ。

見える?

2004年5月27日 ラグビー
ラグビーのスーパーパワーズカップの中継を後半途中から何気なく見ていた。
日本代表が29−12でロシア代表に勝ち、萩本光威監督が初勝利。
4チームによるトーナメントなので、1つ勝てば決勝。
30日にカナダ代表と対戦する。

現在の日本代表のジャージ、色としては悪くないのだが、
遠くからだと背番号が非常に見辛い。
濃いめの赤に白の2本線、その上に白い縁取り付きの黒のナンバー。
高校ラグビーみたいに、白いゼッケンのような背番号ならばもっとわかりやすいのに。
それもあまりカッコ良くないか。

ニュージーランドの黒や、スコットランドの紺のような
シンプルな色使いのジャージが私は好きである。
スコットランドなんて、背番号は小ぶりなのにはっきりわかる。
自分が見にくいと思うから言うのではないが、
現在の日本代表のジャージには“観客席からの視点”という要素が
あまり入っていないように思う。
一国の代表なのだから、多くの観客に観られてしかるべき。

そのわりには(TVで見る限り)あまり入ってなかったなぁ。

勝った、のか。

2004年5月28日 野球
仕事を定時に終えて、今日はヤフーBBスタジアムへ直行。
会社から電車を乗り継ぐこと4回、所要時間およそ2時間。
5回表終了間際に到着した時点でホークスが6−0でリード。
ホークスの得点の場面は見ていない。
結果、和田毅が完投して6−1で勝利。
しかし、私がヤフーに着いてからはブルーウエーブの得点しか見ていないわけで・・・。

三塁側下段内野自由席は、平日夜のわりにはよく入っていた。
ヤフーでホークス戦を観るときはだいたいこのあたり、と決めている位置にも
お客さんがかたまっていたので、いつもより前方に座った。
ブルペンの山田秋親や三瀬幸司を間近に見ることができるのは良いが、
ちょっと勝手が違う。
ま、たまにはいいか。

ドーム球場では滅多にビールを飲むことは無いが、
ヤフーのような屋外の球場のナイトゲームだとつい一杯。
つまみは“上海焼きそば”。
天然芝もキレイだし、すっかり御機嫌で踏ん反りかえっていた。

観戦時間はおよそ100分。
往路に120分、復路に120分。
これも金曜日だからできること、である。

神戸の楽しみ。

2004年5月29日 野球
昨日からヤフーで行われているブルーウェーブvsホークス三連戦。
これが、下手したらヤフーで観られるホークス戦のデーゲームは
このシリーズが今季では最初で最後かも知れない。
あとは9月までナイトゲームばかりである。

三宮で友人と待ち合わせて、12時頃ヤフーに付くと小雨が降っていた。
前日からお天気が心配だったが、出掛けの時点では晴れていたので
大丈夫やろな、と思っていたのに。
でも、わずかに青空は見える。試合には影響なさそうだ。
観客も(特に三塁〜レフト側)よく入っている。

今日のヤフー観戦のテーマ(笑)。
・今季からオープンしたセルフのうどんを食べる
・今季からヤフーでも流れるようになったパ・リーグ連盟歌『白いボールのファンタジー』を歌う
その成果。
ぶっかけうどん+トッピングちくわの天ぷら=500円、
麺は冷凍モノだが、野球場のうどんとしては出色である。
連盟歌はビジョンに“観戦のルール”のテロップが流れるときのBGM。
気分よく歌ってるのに2番の途中で切るなよ。

試合途中、会社の友人(バファローズファン)から
“松山遠征”
のタイトルで写メールが送られてきた。
あとで電話で聞いたところ、
「ものすごいキレイな球場なんやけど、客層は大阪ドームと一緒やわ」
とのこと。なんとなく想像がつく。

こちらの試合は、途中で雨が本降りとなって相合傘で観戦することもあったが、
8回にバルデス、松中信彦の連続本塁打などで5−1とホークスが連勝。
新垣渚は7回途中で山田秋親のリリーフを仰ぐも4勝目。
三塁側で顔馴染みの方々と勝利の喜びを分かち合う。
先発の新垣、本柳和也ともに妙に球数が多かったのだが、
試合のほうは意外に早く終わった。

終わってからは友人と南京町で夕食&三宮でお茶、と
いかにも神戸らしい?アフターを楽しむ。
元町〜三宮のアーケードを散歩しつつ、ウインドーショッピングにも付き合うが
男ひとりではとても入れないような店が多い。
嫌ではないんだけれど、ちと恥ずかしい(^^;
ともあれ、一緒に居ることでより充実した神戸の一日だったことは確か。
この場を借りて感謝(って、読んでくれてるんか?)。

決戦は月曜日。

2004年5月30日 野球
関西六大学の看板カード・龍産戦(もしくは産龍戦)。
勝ち点を挙げたほうが優勝、そして神宮行きを決める大一番になった。
昨日の1回戦は京都産業大学が1−0で先勝。
連勝を9に伸ばして、昨年春以来の優勝に王手をかけている。
今日はそんな中での2回戦を西京極で観戦。
5月とは思えない暑さだったが、日陰に入ると風がたまに心地よく感じる。
それにしても風が強く、砂ぼこりもよく舞っていた。

龍谷大学vs京都産業大学

京産 001 101 200=5 H10 E3
龍谷 104 220 01X=10 H12 E1

京産:中嶋、嶋、村上−北村   龍谷:向江、井村−大志万

【本塁打】政田(京産・3回ソロ)

龍谷は先発全員の12安打、2ケタ得点で2回戦をモノにしたが、
それほど打っていたようには思えない。
長打は3本の二塁打があるが、四球や失策がほとんど得点に絡んでいる。
1回の先制点も四球、失策、犠飛とノーヒットで挙げたもの。
安打数ではさほど開きがなかっただけに、
京産のミスが試合を大きく左右する形となった。
これで1勝1敗、明日の3回戦ですべてが決まる。

龍谷では4番の山口慶彦(4・岡山商大附)が2安打含めて4度出塁し、
その4回とも本塁を踏んでいた。今日のラッキーボーイかも知れない。
京産は3番の政田義範(3・北嵯峨)が3回にライトスタンドへ本塁打を放つ。
7回には1アウト2塁でレフト前への当たりが、ダイレクトで処理しようとした
レフトが後逸する間に走者だけでなく政田も生還、
ランニングホームランか?と思われたが、記録は1安打1失策。
記録員がかなり迷っていたのか、スコアボードのランプが点くまで間があった。
今日は5番の市来悟(2・平安)も3安打と当たっていた。
それも外野3方向へ飛ばす器用さである。

優勝のかかったライバル対決でもあり、龍谷・京産ともに
チアリーダーとブラスバンドを仕立てての応援を繰り広げていた。
試合前には同立戦と同じように両校チアリーダーが外野で演技を披露。
ただ、観客がもっと多ければ・・・。
しばらく龍産戦を球場で観ていなかったので、
京産の男子リーダー付きの応援を実際に見るのはほんとに久しぶり。
「♪さんだい、さんだい、きょーとーさんだい」の第一応援歌も
耳にして思い出したほどだが、メロディーには不思議とついて行ける。

今日はネット裏中央にKBS京都の放送席があり、夜に録画中継を放送。
明日の3回戦も放送してもらえんやろか?
ついでながら、お昼にはNHK教育で早慶戦の中継があり留守録しておいた。
一応余裕をみて放送終了予定時刻より長めの時間で設定したが、
それよりも試合が長びいたらしく、
9回早稲田の攻撃開始あたりで画面が砂嵐になっていたのだった・・・。

お知らせ。

2004年5月31日
以前の日記にも書きましたが、
昨年患った怪我の“後始末”(固定具除去)の為、
明日より病院へ入院の運びと相成りました。
当『球虹日記』も暫くお休みを頂戴致します。
退院出来次第復活を予定して居ります故、
何卒御了承下さいませ。

福岡屋あるじ 敬白

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